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YouTubeに大地舜チャネルが完全削除されました。それも理由がWHOの言っていることと違う意見を表明しているからです。

いつからWHOが絶対になったのだろう?

誰がWHOの見解の正しさを保証しているのだろう?

WHOの見解が変わったら、Youtubeの基準も変わるそうです。

誰がいちいちWHOの見解を調べるだろう?

WHOを絶対者にしたのは誰だろう。

WHOに莫大な支援をしているビル・ゲイツでしょうか?

YouTubeはGoogleが所有しているし、ビル・ゲイツと同じで製薬会社に大投資をしているので、金儲けのためなのだろうか?

これは昔、流行った魔女狩りと似ているようです。

WHOと違う意見を持つ人は、魔女として殺されるようです。

欧米人のエリートの発想法は、中世から進歩していないようです。

魔女狩りは、偏見から生まれました。

カソリック教会の権威を保つために行われました。

現代の魔女狩りは、世界の1極支配を継続したいスーパーリッチたちによって行われているようです。

2023年12月11日 (月)

グレーテス国連事務総長は、イスラエルよりも、米国に対して怒っている。12月11日

ミリタリーサマリー:このままの勢いだとロシア軍はドニエプル川にすぐに到達しそうだ。ウクライナ軍は敗北を続けている。過去24時間ではバフムート北部でロシア軍が大進撃した。ヘルソン州のクリンケ拠点も、終わりに近い。アブディエフカでもロシア軍が東部と南部から橋頭堡を拡大。ウクライナでは兵隊になる人がいない。リクルートする人々は嫌われ、一般市民から襲われている。

The Duran:ベネズエラとガイアナの問題に関して、マドゥロ大統領の立場は難しい。BRICS諸国と対応を相談している。ベネズエラ国民はガイアナのエセキボ地区はベネズエラの土地だと考えている。ガイアナは元大英帝国の植民地。マドゥロ大統領は国民の意思に従えば、エセキボ地区を占領することになる。ガイアナは米国に助けを求めるだろう。エセキボ地区を米国のエクソン石油が採掘したいと思っている。この権利をブラジルの石油会社に譲るなどの解決策が考えられる。

マーキュリス:ウクライナのテレビにウクライナ軍の中堅幹部が登場して、「ウクライナはウクライナ東部から大撤退することになる」という見通しを述べた。こんな時に、ゼレンスキーはアルゼンチンを訪問。バイデンの演説に怒った米国の共和党員の態度が硬化しており、米国からの支援は12月で終わりそう。そうなると米国議会が予算の検討をするのは2024年2月となる。それまでウクライナは持ち堪えられそうもない。現在のウクライナの状態はベトナム戦争末期の南ベトナムとそっくり。当時のニクソン政権も、議会の承認がおりず、南ベトナム政権への資金援助ができなくなった。南ベトナムでは兵士の成り手がいなくなり、士気も下がり、サイゴンが崩壊した。英国のメディアもウクライナ戦争がNATOの大失敗であったことを認めるようになった。プーチンは軍事面でも外交面でも欧米に勝ったという記事を、著名な英国のネオコンがガーディアン紙に書いた。「ロシアを分割して支配するという構想は失敗に終わった」という。原因はロシアの能力をあまりにも低く評価し過ぎたためだそうだ。国連職員を130名も殺されたグレーテス国連事務総長は、イスラエルよりも、米国に対して怒っている。

大地舜:今日のアマゾン・ランキングを見たら、「欧米の敗北」の順位は全体の18000位から2490位に躍進していた。ノンフィクション部門でも200位台になった。あとは書評が出るかどうかですね。

2023年12月10日 (日)

「ハマスよりもイスラエル軍の方が残酷で怖い」と語る元人質。HAARETS紙 12月10日

ミリタリーサマリー:ゼレンスキーは奥方を次期大統領にしたいようだ。ゼレンスキー夫人のマスコミでの活躍が目立つ。ウクライナ北部のスミー(Sumy)地方の国境にロシア軍が集結しているという噂が強い。ここからウクライナが攻められたら、ウクライナ軍は崩壊する。ヘルソンでもラボチナ村でもドンバス北部でもロシア軍が優勢。アブディエフカでは北部で激戦。南部ではロシア軍が前進中。

ベン・ノートン(Geopolitical Economy):国連安保理で米国が三回目の拒否権を行使した。国連は帝国主義・植民地主義の時代に作られた産物で、全く民主的ではない。国連は植民地主義を残すために作られた組織。米国は人権や民主主義や法の支配の尊重を訴えていたが、それが全て虚偽であったことを行動で示している。

Democracy Now:ガザ北部でパレスチナの男性が下着姿にされ、路上で見せ物になった。イスラエルによると男たちはハマスだという。だがビデオには銃も見えないし、男たちが履いているのはサンダルかスリッパだ。ハマスの戦闘員だったら戦闘しやすい靴を履いているはずだ。裸の男たち中に著名な新聞局の局長も映っていた。イスラエルの新聞も、これはガザに住む普通の民間人だと指摘している。ハマスから釈放されたイスラエルの人質たち数名が、匿名で、「ハマスよりもイスラエル軍の方が残酷で怖い」とHAARETS紙に語っている。ガザに住んでいた著名作家とその家族4名がイスラエル軍によって殺された。

大地舜:欧米諸国のエリート支配者層は、今でも帝国主義者で植民地主義者。今回のガザ騒動で、欧米エリート支配者層の真の姿が丸見えとなった。欧米のエリート層は傲慢で人種差別主義者だ。彼らに支配される世界がどうなるかは、ガザ地区を見ればわかる。

2023年12月 9日 (土)

イスラエルは意図的にガザ市民を殺している。12月9日

ミリタリーサマリー:ウクライナ軍はアブディエフカを死守する構えだ。その影響で他の戦線がロシア軍に圧倒されるだろう。ヘルソン州東岸でもラボチナ村でも、すでにその影響が出ている。ドンバス北部のリマンやクーペンからの情報が少ないが、基本的には同じだ。ロシアはウクライナ北部に小規模なミサイル攻撃(17機)を行った。

The Duran:米国のオースチン国防長官が、ドミの理論を述べ始めている。「ウクライナが負けたら次は、NATO諸国がロシア軍に襲われる」のだそうだ。全く馬鹿げた話だ。ロシアが興味を持っているのはロシア語を話すロシア系の人々の保護だけだ。バルト3国などには興味が全くない。ポーランドなどにも興味がない。問題を抱えるだけのことになるからだ。

ジョン・ミヤシャイマー(シカゴ大学教授):ウクライナ戦争はロシアが圧倒している。ウクライナ兵の死者数はロシアを大幅に上回っている。バイデンが「ウクライナが負けたら次は、NATO諸国との戦争が始まる」と記者団に語ったが、これは議会への脅迫に過ぎない。こんな物語を信じる知識人はいないが、バイデンは信じているのかもしれない。なぜなら、彼は長いこと「プーチンは怖い」とプロパガンダをしてきたからだ。本人がプロパガンダに洗脳されてしまっているのかもしれない。バイデンはアメリカ人をまた騙そうとしている。イスラエルは意図的にガザ市民を殺しているが、そのことをブリンケン国務長官もバイデンもよく知っている。だが何もしない。ガザでの虐殺は米国の兵器と支援なしにはできないと、イスラエルの将軍も言っている。アラブ諸国の市民はガザの虐殺に怒りを示しているが、支配者層はリップサービスしかしていない。ヒズボラはイスラエルの首都をミサイル攻撃したいが、イスラエルはレバノンの首都ベイルートに反撃すると明言しているので、躊躇している。ロシアと中国は団結して米国とイスラエルを批判している。中国とロシアの指摘は的確なので、米国は世界での指導者としての立場を失っている。南シナ海でフィリピンと中国が争っているが、ここでも戦争が始まらないか心配だ。

大地舜:ウクライナが米国に要求する支援額は、米国が示す額の7倍だそうだ(The Duran)。これでは米国議会がバイデン政権の要求額を通しても、ウクライナが戦争に勝てるメドはないわけだ。

2023年12月 8日 (金)

米国は世界の声に、耳を傾けるべきだ。12月8日

ミリタリーサマリー:イランとロシアが自由貿易協定を結ぶ。つまりユーラシア経済協力機構とイランが一体化する。ヘルソンではウクライナ軍が大損害。どこの前線でもロシア軍が優勢で押している。

ジェフリー・サックス(コロンビア大学教授):ウクライナに米国が資金を送れば、ウクライナの若者や女性の死が増えるだけだ。バイデンは「ロシアに勝たせてはいけない。次はヨーロッパ全土が危機に陥る。ロシア兵と米国兵が戦うことになる」と昨日、演説したが、嘘だ。ロシアは「ウクライナの中立しか望んでいない。新たなドミノ理論だが、大嘘だ。バイデンは妄想しており現実を理解していない。ロシアと交渉する勇気がない。ガザ地区では民族浄化が行われている。使われている兵器は米国製だ。毎日、米国はイスラエルに武器を送っている。イスラエルへの支援を止める引きだが、そういうと、反ユダヤとして脅迫されるので、誰も声を上げない。私は世界中を回って、識者の意見を聞いているが、米国の味方はいない。世界中が注視している中で、米国とイスラエルは戦争犯罪を犯している。世界中が米国とイスラエルに対して怒っている。民間人を虐殺しているからだ。このまま民族浄化を続けると、バイデンの支持率は米国で急降下するだろう。米国は世界の声に、耳を傾けるべきだ。

Geopolitical Economy(ベン・ノートン):ガザ地区では1日に700人のパレスチナ人が殺されている。この2ヶ月で空爆は1万回を超えている。イスラエルの新聞HOYOMによると、米国政権とイスラエル政権は協力して、パレスチナ人を大虐殺して市民社会を破壊して、国外追放しようとしている。行き先は50パーセントがエジプト、30パーセントがトルコ、イラクとイエメンが残りだ。アラブ諸国に圧力をかけるのは米国の仕事となっている。米国とイスラエルのパレスチナ人追放、民族浄化はNAKBA2023作戦と呼ばれている。世界中でマクドナルドやスターバックスを使わない運動が始まっている。

大地舜:イスラエルの行っていることは植民地主義・帝国主義であり、パレスチナ人の大虐殺だ。ガザ地区で行われいることは大英帝国がインドで行ってきたことと全く同じ。米国もイスラエルもテロリスト国家。新たなドミノ理論は嘘の塊。諸悪の根源は欧米にあることを理解してほしいと思う。

2023年12月 7日 (木)

米国のDS主流派は、バイデン政権に怒っている。12月7日

ミリタリーサマリー:米国がウクライナ戦争の支援をしなくなればヨーロッパ諸国もやめるだろう。ドイツの政府高官が「ウクライナは同盟国ではない」と表明。プーチンがアラブ諸国を訪れたが、印象的なのはSUE35という戦闘機に囲まれてアラブ諸国に向かったこと。サウジアラビアの後にはイランを訪問。ヘルソン南部の島をロシア軍が占領していることが判明。全ての戦線でロシア軍が優勢。ウクライナ軍はアブディエフカを死守したいが、ここに兵力を集めると、他の全ての戦線で劣勢になる。

The Duran:ロイド・オースチン米国防長官が「イスラエルが戦略的敗北を喫している」と述べたが、実際に「戦術的に敗北」しているのは米国。地政学的にもて、米国はチェスゲームで、ウクライナ戦争でもガザの戦乱でも、ロシアや中国に負けている。米国のネオコンたちは常に世界中で戦争を起こしたい。だが米国のDS(影の政府)の主流派は、バイデン政権に怒っている。ウクライナ戦争で敗れ、イスラエルでは米国の評判を地に落としているからだ。DSが一番嫌っているのはドナルド・トランプが大統領になること。それでネオコン過激派の共和党候補ニッキー・ヘイリーを突然支援し始めた。ネタニヤフの後釜に誰がなるかが心配。ネタニヤフよりもさらに過激な超右翼がイスラエルの指導者になる可能性がある。

シーモア・ハーシュ(ユダヤ系アメリカ人の著名な調査ジャーナリスト):キッシンジャーが亡くなった。私は長年、キッシンジャーとは付き合いがあり「権力の代償」というキッシンジャーに関する本も書いた。彼は部下や同僚の電話もFBIに盗聴させていた。彼は一番親しい同盟国も裏切る「嘘の巨匠」だった。キッシンジャーとニクソンの最悪の所業はパキスタンで行われたが、知っている人が少ない。「権力の代償」はベストセラーとなったが、キッシンジャーの行動を変えることには無力だった。2013年にGray Bass(プリンストン大学教授)が書いた「Blood Telegram」を読んでほしいと思う。キッシンジャーやニクソンによる大量虐殺についての鋭い洞察をしている。

大地舜:12月5日にBook 1stに行ったら「欧米の敗北」が一冊売れていたようだ。新聞広告は12月10日に東京新聞、毎日新聞、12日に日本経済新聞と朝日新聞(小さな広告)、13日に中日新聞。これまで翻訳書を40冊ほど出版してきたが、本が読まれるか読まれないかは人智・人力を超えている。初めてお目にかかる本、優れた内容の本であることは最低の条件。350万部以上売れた「神々の指紋」も、想定外の出来事だった。宇宙の流れが全てを決める。

2023年12月 6日 (水)

プロジェクト・ウクライナの裏側では「マネー」が全てを支配している。12月6日

ミリタリーサマリー:ロシアの戦闘機の改造が進み、500キロ誘導弾を4〜6個も搭載できるようになった。1年前は1個しか搭載できなかった。全ての戦線でロシア軍が優勢。アブディエフカではウクライナ軍が撤退を始めたが、困難な撤退劇。ラボチナ村からも撤退する。ヘルソンでもウクライナ軍は敗退。ゼレンスキーは米国にお金を無心しに行く。

The Duran:キエフでの権力闘争が激化している。ゼレンスキー対ズルージニー将軍が主役だが、クリチコ市長、ブダノフ情報長官も絡んでいる。ゼレンスキーは暗殺を恐れている。クーデターが起こるかもしれない。ゼレンスキーをサポートしてきた米国のネオコンたちもゼレンスキーの失脚を望んでいる。プロジェクト・ウクライナの裏側では「マネー」が全てを支配している。「マネー」の蛇口が止まったので、ウクライナは大慌て。ウクライナがロシアに勝てると思っているウクライナ人は誰もいない。戦争が終わった5年後にはウクライナの大金持ちが、英国のサッカーチームを買い取ることになるだろう。

大地舜:「欧米の敗北」が書店に並びました。特に三省堂書店・紀伊國屋が力を入れてくれています。

2023年12月 5日 (火)

虐殺者ジョー(バイデン)は判断ミスばかりしている。12月5日

ミリタリーサマリー:NATOのトップ、ストロテンベルグが12月3日に「私たちはバッドニュースに備えねばならない」と表明。「ウクライナは敗北している」という意味。ウクライナ軍は弾薬が尽きている。アブディエフカでもどこでもロシアが攻勢をかけている。ヘルソンでもロシアが大爆撃している。プロジェクト・ウクライナは終わりに近づいている。

The Duran:米国が空母アイゼンハワーをペルシャ湾に送ったのは、イラン攻撃のため。今はだいぶ事情が変わってきたが、それでもまだ米国がイランを攻撃する可能性が残っている。虐殺者ジョー(バイデン)は判断ミスばかりしている。ウクライナ戦争でロシアは厳しく自己規制しているが、イスラエルと米国は自己規制できずに無慈悲だ。

ラリー・ジョンソン(元CIA情報分析官):米国はロシアのことを知らない。広大な国で、工業力も優れている。ウクライナは敗北した。あと2ヶ月でウクライナ戦争は終わる。ガザでイスラエル軍はハマスの1回の待ち伏せ攻撃で60人も兵士を失った。イスラエルの目的はパレスチナ人を虐殺すること、あるいはガザから追放すること。このような行為を続けると世界諸国からイスラエルも米国も支持されなくなる。

アリスター・クローク(元英国外交官):ハマスは多くのイスラエル兵を殺した。一回の待ち伏せ攻撃で六〇人もイスラエル兵士が殺されたと、イスラエルの新聞が報道しているが、これはイスラエル軍にとっては耐えられない数字だ。トンネル内でも多くのイスラエル兵士が殺されている。2〜3週間以内にガザ侵攻を終わらせないと、イスラエルと欧米は世界諸国を敵にすることになる。一方、10月7日の映像を毎日見せられているイスラエルの世論は「ハマス打倒」を支持している。レバノンのヒズボラも本格的にイスラエル北部に侵攻することになりそうだ。アラブ人は「ガザの将来を決めるのは欧米でもイスラエルでもない。アラブ人だ。」と考えている。イスラム世界と欧米世界の「文明の戦争」が始まっている。

大地舜:日本政府はイスラエルに派遣している日本大使を「民間人虐殺」への抗議として、帰国させるべきだ。今日の東京新聞の1面には「米に追随、進む安保一体化」という記事が掲載されて。柳沢協二さんという方が「米国の発想が我が発想」と、日本の「政治家・官僚ら思考停止に」陥っていると述べている。まさにその通り! 日本の危機だ。

 

2023年12月 4日 (月)

ゼレンスキーは戦争状況について嘘を言っている。12月4日

ミリタリーサマリー:キエフ市長クリチコ(Vitali Klitschiko)が「ゼレンスキーは戦争状況について嘘を言っており、ズルージニー将軍の方が正直だ」と発言。「嘘はいつまでも続けられない、そのうち実情がバレる」という。ウクライナの元大統領ポロシェンコも同じ意見。ポロシンコはヨーロッパに行こうとしたが、ゼレンスキーが足止めした。ポーランド国境が閉鎖されて米国製兵器の快速ボートも足止めされている。ヘルソン州ではウクライナ兵を東岸に「上陸させては殲滅する」のがロシアの戦略。ウクライナ軍はヘルソン南部の島に上陸したが、ロシア軍はいなかった。ここが橋頭堡として発展するかどうかはまだ不明。全ての戦線で相変わらずロシア軍が優勢。ロシアの新型輸送ロボットが興味深い。ロシア軍に弾薬や食料を補給するのに小型運搬ロボットが走り回るようになった。

The Duran(マーキュリス&Christoforou):南米のガイアナとベネズエラの間で石油資源をめぐり紛争が起こりそう。ガイアナは元英国植民地。苛烈に搾取されてきた元植民地。ブラジルも紛争に関心を持っており、両国の調停に直り出す構え。石油会社エクソンが紛争地帯で石油を掘る計画だ。

Christoforou:欧米ではヘルソン州東岸でのウクライナ軍の攻撃に期待が寄せられている。だが何も起こらないだろう。ゼレンスキーの狙いは欧米から資金援助を得るためのPR作戦に過ぎない。

大地舜:日本のマスメディアでは相変わらず「ロシアの死者数が過去最高」とか、「ウクライナはまだ勝てる」という報道しかない。『欧米の敗北』がようやく明日から書店に並ぶが、アマゾンをチェックしたら、すでに予約販売をしていた。『欧米の敗北』は世界の「常識」を語っているので、日本では「非常識」と言われてしまうかもしれない。

2023年12月 3日 (日)

NATOとEU首脳はパニックに陥っている。12月3日

ミリラリーサマリー:ウクライナでは若者から老人・女性まで兵士にしようとしているが、ゼレンスキーは問題を抱えている。それはズルージニー将軍の存在だ。新兵を教育するのはズルージニーの仕事になるが、彼らを洗脳してクーデターに使う可能性がある。ヘルソンではウクライナ軍は壊滅状態。これは全ての戦線について言える。マリンカ、アブディエフカ、バフムート、リマン、クーぺンでもロシア軍が進撃している。

The Duran:NATOとEU首脳はパニックに陥っている。ロシア軍は全ての前線でウクライナ軍を圧倒しているが、まだロシア軍は一部の軍隊しか使っていない。プーチンは「まだ本格的に攻めてはいない」と言っている。ヨーロッパの首脳も、プーチンが本音を言っていることを知っている。NATOやEU首脳はウクライナを破滅させようとしている。それは自分たちの権威をと立場を守ることが目的。これは犯罪行為だ。ポーランドでも庶民はウクライナ戦争に反対し始めている。世界の民意は「停戦」だ。NATOにウクライナが入っても今や意味がない。NATOはロシアに敗北したのだ。

大地舜:ガザ沖合は天然ガスの宝庫。スエズ運河の代わりとなるベングリオン運河を建設したら、ガザ地区を通り抜ける。お金の面から見てもイスラエル極右政権はガザ地区からパレスチナ人を追放するか、皆殺しにしたい。

2023年12月 2日 (土)

ウクライナとロシアの間で和平交渉が進行中。12月2日

ミリタリーサマリー:マリンカ市からウクライナ軍が撤退した。20ヶ月の攻防戦の結果だ。ウクライナ軍は攻撃をやめて守備に徹する方針に変わった。理由は兵力不足と兵器不足のため。兵士を集めようと招集しても集まらない。戦線全域でウクライナ軍の撤退が目立つ。ヘルソンも壊滅状態だが、クリンケ拠点からは撤退もできない。撤退すると、ウクライナ国民からも、人命だけ無駄にして何をしたのか、と批判される。

Thre Duran:プーチンが興味深い演説をした。ロシアの歴史には、良いことも悪いこともあったが、その全てを受け入れるべきだという。ロシアは多民族国家で調和を保って統治されている。それがヨーロッパ人には理解できないようだという。

シーモア・ハーシュ(米国の伝説的な調査ジャーナリスト):米国の元将軍たちやヨーロッパ事情に詳しい人たちの話では、ウクライナとロシアの間では和平交渉が進行中。交渉を進めているのはウクライナのズルージニー将軍とロシアのグラシモフ総司令官。エコノミスト誌でに公開されたズルージニー将軍のインタビューや記事はアメリカの将軍が勧めたもの。ズルージニー将軍はこのまま戦争を続けたら、ウクライナの若者が多く戦死して「ウクライナの将来がなくなる」と心配している。ゼレンスキーは和平に大反対で17歳から70歳の兵士を募集している。

ジョン・キャンベル(看護学博士):中国でマイクロプラズマ肺炎が異常に広がっている。特に子どもたちが犠牲になっている。都市のロックダウンをしすぎで、こどもたちの免疫力が低下したようだ。

大地舜:ハーシュによる将軍同士の和平交渉の内容だが、ウクライナが4州とクリミヤを放棄して、ロシアはウクライナがNATOに加盟するのを認めるという。ただし、NATO軍はウクラウナに駐留できない。ウクライナは防空システムなどは装備できるが攻撃兵器を持つことができない。このような内容でプーチンがOKを出すかどうか疑問だ。世界の常識は「ウクライナはすでに敗北している」というものだ。だが、日本のマスメディアでは、いまだにロシアが弱っていると報道。日本の常識は世界の非常識?

2023年12月 1日 (金)

イスラエル軍はハマスとヒズボラに負けている。12月1日

ミリタリーサマリー:ゼレンスキーは議会選挙も大統領選挙も行わないことを決めた。ズルージニー将軍は不満だろう。ゼレンスキーはヘルソン、クーペンに行き兵士を激励して、キエフに戻り大学生たち50名と対談をした。まだ戦争を継続してドンバスとクリミヤを取り戻す気があるのはゼレンスキーだけになったようだ。ウクライナ兵の70%が、これ以上戦うことを拒否している。なぜなら単なる自殺行為を強いられているだけだからだ。ヘルソン州の東岸も西岸もロシア軍の大爆撃で制圧された。クリンケ拠点のニュースは入ってこない。アブディエフカの北部と南東部と南西部でロシア軍が大進撃。ウクライナ兵が撤退するビデオがウクライナ軍によって流された。バフムートでも北部からロシア軍が大進撃。リマンとクーペンでも事情は同じ。ポーランド、ハンガリー、スロバキアがウクライナとの国境を封鎖した。ドローン生産はロシアがウクライナの3倍になっている。能力の差が大きすぎる。

スコット・リッター:イスラエルが人質交換と停戦に応じているのは、米国の圧力のためではない。イスラエル軍は北部でヒズボラに大敗退している。ハマスの攻撃でもイスラエル軍は大打撃を被っている。人質交換を決める前日に、イスラエル軍の精鋭部隊がガザ地区から撤退した。イスラエルの新聞報道によると、イスラエル軍の被害が多すぎたためだ。ガザ地区からパレスチナ人たちを追放することも、ハマスを壊滅させることも、ヒズボラは許さない。イスラエルがガザ地区の戦闘を続けたら、イスラエル軍はイスラエル北部とガザ地区で敗退する。ハマスは不法に拉致されているパレスチナ人人質全員の解放を要求するだろう。ハマスが奇襲攻撃に出ることを、イスラエル情報部も知っていた。1ヶ月前から防護壁を監視する兵士たちから、ハマスが攻撃の準備をしていることが伝えられていた。10月6日には「ハマス奇襲攻撃への対応会議」が開催された。だが、会議に参加していたネタニヤフ首相は、「金を与えているハマスが攻撃してくるはずはない」と、一笑にふした。イスラエル市民を大量虐殺したのは、奇襲に狼狽したイスラエル軍だ。イスラエルはハマスとヒズボラだけでなく、世界を敵にした。ネタニヤフ首相の国内での支持率も4%だ。イスラエル軍が負けていることはバイデン政権も知っている。だが米国の議員たちはイスラエルロビーの召使になっている。イスラエル第一で、米国第一ではない人々ばかりだ。

大地舜:昨日、下手なYouTubeをアップしたが、私の推測も、それほど間違ってはいないようだ。それにしても、ヒズボラとハマスがイスラエル軍に勝っているというのは初耳だ。

2023年11月30日 (木)

ウクライナ軍の防衛線は至る所で破られている。11月30日

ミリタリーサマリー:ウクライナ軍の防衛線は至る所で破られている。バフムートやアブディエフカでは、ウクライナ軍が後退を始めている。ラボチナ村でも、ヘルソン東岸でも、ウクライナ軍は敗北している。ヘルソンでは西岸に撤退もできなくて、ウクライナ兵は投降するしかない。ロシアの来年度軍事予算が決まったが、米国並みで、ソ連邦崩壊以後、最高額だ。

The Duran:英国の経済は最悪だ。成長ゼロで、高い税金、生活苦が広がっている。オランダの選挙で右翼が第1党になったが、党首は首相にはなれないだろう。

The Gray Zone:イスラエル政権は狂犬だ。民族浄化を行なってガザ地区からパレスチナ人を追放しようとしている。「狂犬」を止めることができるのは米国だけだが、選挙のことを考えると何もできない。共和党も民主党も大金を寄付してくれるドナーに逆らえない。トルコも口先ではパレスチナの味方だが、行動は何もしない。

大地舜:「狂犬」イスラエル極右政権を止めることができるのは米国と、BRICS諸国+国連+アラブ諸国。11月20日にBRICS首脳+国連+アラブ諸国がビデオ会談を行なって、ガザ・イスラエル問題を話し合っている。マーキュリスさんによると「ガザ地区に国連の平和維持軍、主として南アフリカ共和国の軍隊を送る」「ガザ地区の封鎖を停止させる」などが話し合われたそうだが、話された内容が公表されていないようだ。

2023年11月29日 (水)

ロシアから見るとヨーロッパこそ頭痛の種。11月29日

ミリタリーサマリー:ウクライナのブダノフ情報長官夫人が毒殺されそうになり入院した。守衛の二人は亡くなった。ロシアの仕業だと見る意見もあるが、ウクライナ内部の権力闘争の可能性も高い。ウクライナにはゼレンスキー派とズルージニー派と、ブダノフ派がいる。これからブダノフ派の復讐戦が始まる。ウクライナでは兵士が集まらなくなっている。予定の10%にも満たない人しか集まらない。アブディエフカではロシアが前進を続けている。クーペンでもロシアの大攻勢が始まりそうだ。

The Duran:ヨーロッパの政治支配者層の間ではロシアとの戦いに備えて再軍備の機運が高まっている。だが、現実的には大不況で無理な模様。ヨーロッパが一番恐れているのは、米国とロシアが交渉してウクライナ戦争を終わらせること。特にトランプが大統領になったら、NATOは潰される。トランプは、ロシアとすぐに和平交渉を開始する可能性が高い。今回のウクライナ戦争でヨーロッパ諸国は念願のロシア問題が解決して、プーチンが退陣し、大国ロシアの分割もできるはずだった。だがウクライナの敗北が決定的になった今、パニックに陥っている。一方、ロシアから見るとヨーロッパこそ頭痛の種だった。NATOを拡大してロシアの国境に核兵器まで準備していた。ロシアがウクライナ戦争を終わらせる条件には、NATO拡大が始まった1989年の段階まで、NATOの存在を戻らせることが含まれるだろう。ウクライナ戦争で、ロシアは強力な軍隊を抱えるようになった。プーチンはロシアの安全保障を確実にしてから、引退するだろう。

大地舜:今の世界は「分断による支配」を選ぶか、「調和」を選ぶかの瀬戸際に来ている。イスラエルは欧米流の「分断による支配」を選んでいる。BRICS+諸国は多極世界という東洋的な「調和」の世界を選んでいる。日本も東洋の国だ。「調和」の世界を選ぶべきだ。

2023年11月28日 (火)

NATOは終わった。11月28日

ミリタリーサマリー:天候が悪く停戦状態に近い。ヘルソンでも停戦中だが、天候が良くなった時にロシア軍が攻勢に出ると思う。バフムートではウクライナ軍が劣勢。ブラッドリースクエアのラボチナ村は廃墟で、誰も駐留できない。ウクライナ兵の投降が増えている。アブディエフカで投降したのはジョージアやポーランドからの志願兵だった。

ダグラス・マクレガー:今週、トルコが民間の人道船をガザに送る。これをイスラエル政権が認めるかどうかが、米国やイスラエルが人道的かどうかの試金石となる。イスラエエル政権が望むように、ガザ地区を平坦にしたり、パレスチナ人をイスラエルから追い出せば、アラブ諸国との戦争になる。ウクライナはすでに敗北しており、ゼレンスキーは逃げても居残っても暗殺される。東欧はそういう過酷な場所だ。ゼレンスキーは英雄などではなく、呆れるほどの汚職人で独裁者だ。ウクライナ語も十分に話せないのに今の地位にいる。NATOも消滅するだろう。ロシアに負けているので、存在意味がなくなった。元NATOの軍事トップだったドイツの将軍も、「NATOは終わった」と言っている。これからウクライナ兵の投降が激増して、ウクライナは滅ぶだろう。米国は『All or Nothing』の態度で、ウクライナ戦争を支援してイスラエルを支援したが、これは自殺行為だ。ロシアとイスラム諸国を否定することで、米国は世界への影響力を失った。

大地舜:ニューヨーク・タイムズが指摘するようにイスラエルによる民間人への残虐ぶりはひどい。プーチンはウクライナ戦争をスラブ民族の同士討ちとみなしており「悲劇」と捉えている。一方、ネタニヤフは今度の騒乱をパレスチナ人を皆殺しにする、あるいは全員をイスラエルから追放する「チャンス」と捉えている。2〜3日中にYouTubeに「ハマスを育てたイスラエル」と「10.09奇襲攻撃」の真相をアップする。

2023年11月27日 (月)

バイデン政権は中東でも孤立を深めて、指導力を失っている。11月27日

ミリタリーサマリー:今夜、クリミヤ半島の上空を暴風雨が通過する。ウクライナはそれに合わせてクリミヤ橋への攻撃をする。そのほかの軍事基地もミサイルで攻撃する予定で、米国の情報機グローバルフォークが黒海を飛んでいる。キエフのテレビ番組が覆面の男に乗っ取られ、アナウンスメントがあった。この男によると「ウクライナ兵の死傷者数は、今年の6月初めで116万人以上になっている」とのこと。キエフの権威筋の情報ではズルージニー将軍が今年中に解任されるという。理由は「アブディエフカで敗北しているためと、2024年以降の軍事作戦を持っていないから」だという。ヘルソンでウクライナの戦闘機が5機撃墜された。ウクライナはヘルソン州での制空権を完全に失った。ヘルソン東岸の拠点クリンケからウクライナ軍が撤退を始めた。この辺りでも雪が降り始めている。アブディエフカではロシア軍が優勢。新型ドローン・ヘリコプターを投入し始めている。これまでの主力K 52ヘリコプターの代わりに使う無人機で、製造価格が圧倒的に安い。操縦も簡単。ロシア軍は暗視装置付きのドローンを主力にしてから大きな成果を挙げている。

The Duran:バイデン政権がイスラエルに圧力をかけ始めた。世界の世論に押された形。バイデン政権は中東でも孤立を深めて、指導力を失っている。バイデンはエジプトのシシ大統領に電話して「ガザからパレスチナ人を追放させない。ガザをハマスの聖地にさせない」と発言。つまりイスラエルのハマス全滅作戦から一歩交代した。BRICS+諸国はこの2日間に二度もビデオ会議を開き、国連と協力してアラブ諸国や南アフリカ共和国主体の平和維持軍をガザに派遣する計画を検討している。これはブリンケンが述べた欧米諸国の平和維持軍とは全く異なる。欧米諸国の平和維持軍は、新たな占領軍だとパレスチナの人々は思うだろう。だが国連とBRICS主導の平和維持軍ならば、ギザの封鎖も解かれることになる可能性が高く、パレスチナ人に歓迎されるだろう。バイデン政権がネタニヤフ政権に「レッドライン」を示したのは、米国の世論と来年の選挙を意識したため。

大地舜:10月初めにバイデンが2つの空母群を送ると決めた時、うまくいけばイランと戦争ができると考えていた。だが、BRICS+諸国の介入で、それは無理だと判断したようだ。欧米諸国は世界の至る所で戦争を起こそうとする。国連も無視する。軍需産業と金融機関の意向を受けてのことだろう。一方。BRICS+諸国は世界に平和と調和をもたらそうと、国連と協力している。

2023年11月26日 (日)

24時間でウクライナの4つの旅団が前線から撤退をした。11月26日

ミリタリーサマリー:この24時間でウクライナの4つの旅団が前線から撤退をした。二つはアブディエフカで戦っていた110旅団と53旅団(旅団は2000人から5000人の部隊)。アブディエフカではさらに150名のウクライナ兵が投降した。前線から撤退した後2つの旅団はドンバス北部のリマン/クーペンから。ロシアが大量のドローンをウクライナ全土に飛ばしたが、これはドイツから提供された防空システムの配備場所を調べることが目的。次のミサイル攻撃ではドイツが提供ずみの防空システムが狙われる。ロシアは第3世代の黒いドローンを使い始めた。ヘルソンのウクライナのクリンケ拠点は、もうすぐ消滅するもよう。ポーランドがウクライナとの国境を閉鎖したので、ドローンの部品などがウクライナに入らなくなっている。ウクライナの状況は悪化する一方だ。

マーキュリス:ドイツの新聞によると、ドイツと米国は協議の上、ウクライナに送る兵器を最低限にすることにした。負けさせないが攻撃もできなくするという。目的はウクライナに停戦協議をロシアと始めるよう促すため。

大地舜:10月9日のハマスの攻撃で1400人殺されたとイスラエル政府は発表したが、1200名に訂正。イスラエル国内の独立系新聞やラジオによると、イスラエルの民間人の多くは、イスラエル軍によって殺されていたらしい。イスラエル軍はパレスチナの戦闘員も人質も同時に抹殺したという。そう言われてみれば写真では多くの家屋が破壊されていたが、戦車砲による破壊のように見える。

2023年11月25日 (土)

日本と欧米の価値観が似ているという話はすべて嘘。11月25日

ミリタリーサマリー:ウクライナがクリミヤ半島をドローンで攻撃したが、全て撃墜された。ウクライナ軍の狙いはロシアの空軍基地。明日にも第2波の攻撃をするだろう。クリミヤ半島の空軍基地にはキンジャーミサイルを搭載できるMIG31が配備されている。ウクライナはロシアによるミサイル攻撃を恐れているのだ。一方、ロシア空軍は新型SUE34と新型SUE31を投入した。新世代のSUE57も登場している。クリミヤ半島と本土の間に海中トンネルを建設する交渉が、中国企業との間で行われている。ロシアは長期的な戦いに備えている。欧米諸国はウクライナが長期に戦える支援はするが、ロシアに勝てるとは思っていない。オランダで総選挙があり、親ロシアの党が勝利した。ヘルソン州東岸では予想通り、ウクライナ軍が撃退されている。ロシア軍の新型クラスター爆弾が威力を発揮しており、アブディエフカのウクライナ兵の戦死者が1日に490人と多大。敗色が濃くなったウクライナ軍が、化学兵器を使うのではないかと、ロシア側は警戒している。

The Duran:オランダで反ウクライナ、親ロシアの政党が選挙で勝った。これは画期的な出来事。なぜならオランダは反ロシアの急先鋒であったからだ。150の議席のうちWilderの政党が獲得したのは37議席。第二番目の党が25議席。小さな政党が乱立するオランダでは、第1党が連立政権を組閣できるかどうかは不明。すぐに大きな変化は起こらないが、ヨーロッパ諸国の政治が変わり始めているのは確か。

大地舜:日本と欧米の価値観が似ているという話はすべて嘘。日本と似ている価値観を持つのはアジア諸国。家族を大事にして調和を大切とする国こそ、日本と似ている価値観を持つ国。欧米諸国は個人主義、家族の絆は強くない。彼らはあらゆるところで「分裂させて支配する」ことを第一にしており、アジアの調和主義とは大違い。英国の植民地になる前のインドは、イスラム教徒とヒンズー教徒が、お互いの違いを尊重して調和を保っていた。それを意図的に破壊したのがアングロサクソンの英国。アングロサクソン支配者層こそ人類の敵。台湾有事を画策しているのも欧米のエリート層。極東諸国を分裂させて「漁夫の利」を得ようとしているのだ。

2023年11月24日 (金)

ウクライナへ兵に残されているのは降伏か死。11月24日

ミリタリーサマリー:ヘルソンでウクライナ軍が前進したが、これは絶望からくる攻撃だと思う。冬になって気温が下がり、クリンケ拠点は爆撃で破壊され、村は廃墟になって隠れるところもない。そこで森の中に進撃したように思える。ロシア軍は5層の構えでヘルソンを爆撃している。ウクライナ拠点クリンケ、東岸、西岸、西岸近辺の村、そしてヘルソン州西部の都市。ウクライナ軍が川を渡って増兵をしようとしても、到達できるのはせいぜい60%。ウクライナへ兵に残されているのは降伏か死だ。全ての戦線でロシア軍が優勢。アブディエフカではロシア軍が南東部を攻略した。

The Duran:ウクライナのアブディエフカではロシア軍が前進しているが、この軍隊はドネツク共和国の軍隊。ロシア軍の本隊はまだ待機中で、本格参戦していない。ゼレンスキーとズルージニーの権力争いは激化している。バイデン大統領は柔軟性に欠け、世界を支配するのは、特別な国・米国の使命だと信じている。ウクライナにもイスラエルにも平和をもたらす気がない。

大地舜:日本のマスメディアには自衛隊/防衛庁出身者が多く登場する。戦争のプロだから当然、私たちより専門知識がある。チェコの大統領が「NATO軍をウクライナに派遣すべきだ」と主張しているそうだが、彼も元軍人。日本でも元軍人の政治家が政権を握ると、一気に戦前の軍国主義・戦国主義に戻ると思う。

 

2023年11月23日 (木)

ロシアの国際的な地位も上がり、プーチンの権威は高まる一方。11月23日

ミリタリーサマリー:ヘルソン州ではロシア軍が優勢になった。夜用ドローンが活躍して、多くのウクライナの高速ボートが破壊されている。ウクライナ軍の補給路がヘリコプターで叩かれている。東岸に残されたウクライナ兵は飢餓で死ぬことになる。ヘルソン州での戦闘もロシア軍が管理している。アブディエフカでは、ロシア軍が新型クラスター爆弾を使い始めて戦果を上げている。

The Duran:ロシアの経済成長は目覚ましい。11月の成長率は5.5%になる予想だが、ここ数ヶ月5%以上の成長を続けている。これには欧米諸国も驚いているがプーチン大統領も驚いているのではないか。ロシアは投資ブームなのだ。経済が好調で繁栄しているので、人々の給料も上がり、人口も増えるだろう。「ロシアの国際的な地位も上がり、プーチンの権威は高まる一方だ」と昨日の「ロンドン・タイムス」は伝えている。

ダグラス・マクレガー:トルコの民間団体がガザに人道支援の船を送った。これをイスラエルは受け入れるだろうか?2010年にトルコ政府が同じことをした時に、トルコ兵士が10名殺されて船はガザに接岸できなかった。イスラエルは10億円の賠償金をトルコ兵の遺族のために払った。今回のトルコ船にはトルコ兵が乗っていない。トルコは米国の出方を見ている。世界中の国が米国がイスラエルの戦争犯罪をやめさせるかどうかを注目している。南アフリカ連邦の大統領は「イスラエルは戦争犯罪国家で大虐殺をしてる」と発言した。第三次世界大戦が迫っている。米国がイランやトルコを攻撃したら、中国もロシアも参戦することになる。トルコがイスラエルと戦争になったら、NATOは潰れる。欧米は8年間ウクライナの軍隊を補強してきて、兵も武器もヨーロッパ最強だった。そのウクライナ軍が、ロシア軍に徹底的に破壊された。友人のイスラエルの元将軍が「イスラエルは建国する場所を間違えた。マダガスカル島にすべきだった」と言っていたが、パレスチナは過去2000年パレスチナ人の土地だった。今でもユダヤ人は歓迎されていない。イスラエルというのは欧米の出先国家でしかない。2国家システムを否定したイスラエルは、イスラム世界から受け入れられることはない。イスラエルは「ルビコン川を渡った」。もう引き返せない。米国政権のトップはバイデンではなく、ネタニヤフになっている。

大地舜:ハマスの生みの親はイスラエルの情報機関モサドだが、日本のマスメディアは伝えない。2019年にネタニヤフ首相は「イスラエルからパレスチナ人を追い出したかったら、ハマスを支援しないといけない」と述べている。狙いはパレスチナ人を攻撃する口実に、テロリスト「ハマス」が必要なのだ。原理主義的なハマスの人気を高めるため、イスラエルは長年、努力してきた。世俗的なPLOやパレスチナ自治政府に対抗させるためだ。そして10月7日にハマスが攻撃することをネタニヤフはチャンス到来と喜んだ。これまで支援してきた甲斐があったのだ。イスラエルの情報将校は、ハマスが10月7日に奇襲できたのは「イスラエルがわざとやらせたからだ」と証言している。早朝の時間帯は3交代制のイスラエル防御壁監視隊が必ず巡回をす時間帯だった。1400人のイスラエル人が10月7日に殺されたが、その多くはイスラエル軍の攻撃による死者だったと、現場にいたイスラエル人が述べている。多くの家屋が大破壊されたが、それはイスラエル軍の戦車によるものだった。ハマスは軽装備だった。やれやれ、権力闘争は恐ろしい。何が真実なのかを見極めるのも難しい。

2023年11月22日 (水)

アングロサクソンが、250年前、北米大陸でしたことと同じ。11月22日

ミリタリーサマリー:ロシアの神風ドローンに夜間でも見える装置が加えられて、ヘルソン州東岸で効果を発揮している。ロシアがウクライナの司令部爆撃に三度も成功しているが、携帯電話を盗聴できるドローンを使っていることが判明。ウクライナ軍は遠隔操作の機関銃を使い始めた。ショイグ国防大臣によると、ロシアのミサイル生産能力は昨年の3倍になっている。アブディエフカでは東南部からロシア軍が進撃中。その他の地域では戦闘が停滞している。アルメニアがウクライナにミサイル二千発を提供する計画。

The Duran:欧米のマスメディアの論調が変わってきていて、ウクライナの勝利はあり得ないと伝え始めている。だが欧米もウクライナも、戦争を続ける他ない。なぜなら失ったものが多過ぎて、その失敗を認めることができないからだ。まるで会社が倒産する時のようだ。欧米のマスメディアは「ロシア封じ込め」を主張するが、ロシアには友好国が多過ぎて無理な話だ。ロシアの経済発展は目覚ましく機械生産量は今年だけで50%アップした。ゼレンスキー政権がズルージニー政権に変わっても、ロシアとの関係は全く変わらない。和平交渉も無理だろう。欧米の現在の方向は、1)米国がウクライナ支援から手を引いて、ヨーロッパに任せる。2)NATOやキャメロン外相が主張するように戦争を継続する。サリバン補佐官が「ウクライナ・プロジェクトに失敗して」眠れぬ夜を送っているとのこと。

ローレンス・ウイルカーソン(米陸軍元大佐):イスラエルはガザ地区とヨルダン川西岸から全てのパレスチナ人を追放するか虐殺するのが、現在の目標。アングロサクソンが、250年前、北米大陸でしたことと同じ。ヨルダン政府がガザ南部に設置した仮設病院もイスラエル軍の空爆で破壊された。ネタニヤフ政権は戦争犯罪を犯している。欧米諸国はリップサービスをしているだけで、イスラエルの行為を止めようとはしない。

大地舜:ドイツがウクライナ支援金額を倍増して、バイデン政権のウクライナ支援も続いている。お金がある限り、戦争が続く。ここで一度、欧米諸国はウクライ紛争の停戦を考えてほしい。ロシアはウクライナが自滅するのを待っている。

2023年11月21日 (火)

イスラエルの戦略はまだ第一段階に過ぎない。11月21日

ミリタリーサマリー:米国のオースチン国防長官がキエフを訪問。何を話したのかは不明だが、最後通告の可能性がある。大統領選挙をしろと迫ったのか?選挙したらゼレンスキはズルージニーに負ける。ゼレンスキーは本当の戦死者数を国民に知らせたくないので、女性の担当大臣を変えた。戦場は天候のため膠着している。雪が降り、道路が泥沼となっている。アブディエフカではウクライナ軍が反撃をしているが、結果は不明。

The Duran:アルゼンチンではミレイが政権をとった。過激な政策を掲げているが、成功するかどうかは疑問。ペソを廃止して米ドルを国家の通貨にする政策は、以前にもアルゼンチンは試みているが、大失敗だった。アルゼンチンは主権国家ではなくなる。BRICSに参加するのはやめることになるが、BRICS諸国は安心したと思う。ブラジルのルラ大統領は残念だろうが、経済状態があまりにも悪いアルゼンチンがBRICSに参加することには、疑問視する国が多かった。

ダグラス・マクレガー:イスラエルの戦略はまだ第一段階に過ぎない。イスラエルの狙いはガザからパレスチナ人を全員追い出すか、殺して、大イスラエル構想を実現することだ。ガザの病院の地下にはハマス司令部などなかった。ガザ北部は廃墟になり、誰も戻れない。ネタニヤフ政権の目的はガザ地区を廃墟にして、イスラエル人の入植地にすることだ。イスラエルはイランと戦いたいが米国の支援なしにはできない。バイデンはイスラエル国籍を持つ人物を特使としてイスラエルに派遣したが、危険だ。イスラエルの市民虐殺は米国政権の支持を受けて行われている。大型爆弾を難民地域に落とすなど、米国もイスラエルと一緒になって国際人道法を破っている。イスラエルはパレスチナ人の墓場だけでなく、自らの墓場も作っている。米国のオースチンがキエフを訪れたが、ゼレンスキーに退任を求めたのだと思う。ゼレンスキーはウクライナの利益になることをしていない。そのことをウクライナ国民は知っている。ゼレンスキーは海外に逃げても、ウクライナ人の手で暗殺されるだろう。

大地舜:アルゼンチンが国家の主権を米国に渡そうとしている。つまり、これまで通り、国際金融資本に好きなように蹂躙されるということだ。イスラエルという国は内部で分裂しているが、野党勢力には力がない。ネタニヤフ政権とバイデン政権の参謀であるユダヤ系ネオコンたちも、大イスラエル構想を実現したがっている。大イスラエルとはユダヤ王国が最も栄えた時の領域だというが、レバノンもシリアも入っている。過激なシオニストたちは、マクレガーがいうように、自らの墓穴を掘っている。

2023年11月20日 (月)

パレスチナに自由はあるのか? グローバルな文脈におけるエリート戦略の理解。11月20日

ミリタリーサマリー:ウクライナの支配者は軍部だ。それも核となっているベテラン部隊だ。今では2万人もいないが、彼らが全てを決めている。核となっている部隊は「18歳から22歳の若者」を兵士として求め始めた。軍部の核となっている連中はゼレンスキーですら追放できる。ロシアは戦争に勝っており、ウクライナ軍は投降するように私には見える。戦線はどこもロシア軍が優勢で、特にアブディエフカでは、ロシア軍が要塞ラインの内部に攻め込んでいる。アブディエフカの先には防衛ラインがないので、ロシア軍の進撃は激化する。ウクライナ軍は、次の防衛線を築くためにアブディエフカで2〜3カ月持ち堪える必要があるが、難しそうだ。ロシア軍は強力なクラスター爆弾を使い始めた。これは一発で1550もの弾丸が連続して爆発して塹壕に潜むウクライナ兵士たちを薙ぎ倒している。アブディエフカ南部ではウクライナの投降兵が増えている。

The Duran:国連での米国の孤立が深まっている。米国政権は好い条件をネタニヤフ首相に示して退陣させるだろう。例えば汚職のことは不問にするとかだ。英国でも世論に押されて野党の労働党が「停戦」を支持するようになった。いずれ英国の保守党も「停戦」支持せざるを得なくなるだろう。

大地舜:ロバート・j・バロウズという方が面白い記事「パレスチナに自由はあるのか? グローバルな文脈におけるエリート戦略の理解」を書いている。彼は世界のエリート層が、資源を一人占めにして、大衆のほとんどを殺すか奴隷にしようとしていると見ている。私も全く同感だ。つまりウクライナ戦争やガザの戦乱の背後には、世界を支配する「大金持ちエリート」の戦略があるという。大金持ちの「狂気のグローバルエリートたち」とは、ロスチャイルド一族、ビル・ゲイツ、クラウス・シュワブ、ユヴァル・ノア・ハラリなどだという。彼の論文は以下で読むことができる。https://www.globalresearch.ca/will-palestine-ever-free-understanding-elite-strategy-global-context/5840430
グローバル・リサーチは日本語でも読める。

2023年11月19日 (日)

F-16のウクライナへの導入も半年遅れる。11月19日

ミリタリーサマリー:ウクライナのパイロットがSU-27を操縦してロシアに亡命。これでF-16のウクライナへの導入も半年遅れるだろう。F-16を操縦してロシアに亡命するパイロットは出てきたら大変なことになる。ロシアはウクライナ全土のミサイル攻撃を開始。私は、ロシアがウクライナの電気が使用不可能になるまでエネルギー網を攻撃すると思う。アブディエフカでは東南部の要塞を破ってロシア軍が進撃しており、この部隊をウクライナは止める手段を持たない。砲撃部隊からは遠すぎるし、要塞の内側には防御線がない。ウクライナ軍はアブディエフカから撤退することになるだろう。もちろんウクライナ軍はバフムートの南などに新たな戦線を開いて、ロシア軍の兵力を分散させようとしている。だが、どちらにしろウクライナ軍の敗色が濃い。バフムートの南北でのウクライナ兵の死者数は、10月1カ月で2500人。ヘルソン州東岸ではロシアが飛行機からビラを撒いた。ウクライナ兵に投降を勧めるビラ。

スコット・リッター:ネタニヤフ首相の狙いは、監獄に収監されないことだけ。汚職容疑で夫婦共々、刑務所に入れられないことだけを考えてギザで虐殺を行なっている。ネタニヤフ首相が在職する限り、ギザの戦乱は続く。ネタニヤフ首相の人気はイスラエル国民の間でも最低。

ジョン・ミアシャイマー教授:中国人は現実主義者だ。中国はいつも生き残りを一番大事だと考えている。中国はアジアに君臨することしか考えていない。一方、米国は中国がアジアに君臨することも許したくない。米国はアジアに君臨した日本を倒し、ヨーロッパに君臨したドイツを倒した。これからもこの政策を変える気はない。

ダグラス・マクレガー:バイデン政権は30年前の世界に生きている。2023年の現実を見ると、戦争の方法が変わり、米軍は時代の変化に追いついていない。このまま中東で戦争をエスカレーションさせると、米国の国益を大きく損なうことになる。

大地舜:ロシアの経済制裁に失敗した欧米諸国は、経済・軍事・外交のすべての面でBRICS+諸国に敗れる可能性がある。BRICS+諸国の一角であるイランと米国が戦争を始めると、世界大戦になる可能性がある。欧米のネオコンたちはイランと戦争を起こしたいと強く望んでいる。イランとの戦いが欧米の世界一極支配を蘇らせる、最後の戦いと考えているのだ。「白人には世界を支配する使命がある」と考える傲慢なネオコンたちの野望を、私たちは食い止めなくてはならない。

 

2023年11月18日 (土)

米中首脳会談で、米中間の溝が深まった。11月18日

ミリタリーサマリー:ヘルソンとブラッドリースクエアでは、戦場に大きな変化はない。だが、それ以外の地域ではロシア軍が圧倒している。ゼレンスキーは「ロシアが第三のマンダイ革命を起こそうとしている」と述べた。最初の2回は欧米によってロシア寄り政権が倒された。3回目は欧米寄りの政権がクーデターで倒されるというわけだ。この冬はウクライナにとって大試練となる。

The Duran:サンフランシスコでの米中首脳会談で、米中間の溝が深まった。中国が全てを仕切っていた。習近平は米国のビジネスリーダーたちから大歓迎された。バイデンは相変わらず無能で、側近たちが全てを決めている。中国は米国との貿易を必要としない体制を整えつつある。ロシアとの同盟関係があれば、食料不足もエネルギー不足も心配いらない。地球は欧米なしでも生活できる広いところだと中国は割り切ってる。

ぺぺ・エスコバル(南米のジャーナリスト):イスラム諸国の首脳会議が開かれたが、何も決まらなかった。アルジェリアが提案した「イスラエルへの石油禁輸」「アラブ地域での兵器の空輸禁止」も、否定された。アラブの臆病者はサウジアラビア、アラブ首長国連邦、バーレン、モロッコだ。アラブの衛星国エジプトとヨルダンも非協力的だった。トルコはいつものように口は出すが行動を起こさないことを示した。BRICS+諸国を潰したい欧米はウクライナ戦争では負けた。だからイランとの中東戦争には勝たなければならない、と欧米は考えている。

大地舜:アカバ湾から東地中海に至るベン・グリオン運河を建設するという話が昔からある。この運河はガザ地区のそばを通る。「この運河をイスラエルが独占するのにパレスチナ人が邪魔なのだ」とカナダの経済学者は見ている。ガザ地区からパレスチナ人を追い出すのは、ネタニヤフ政権の古くからの計画だ。

 

2023年11月17日 (金)

米国は中東での仲介者の地位を失った。11月17日

ミリタリーサマリー:前線から離れたウクライナ軍の司令部が再びミサイル攻撃された。誰か重要人物がいたようだ。ベテラン兵士や将校が多数亡くなった。ブラッドリースクエアとラボチナ村の戦いではウクライナ軍が撃退されている。アブディエフカの陥落も時間の問題だ。バフムートの二の舞だ。クーペン/リマンでは多くのウクライナ兵が死んでいるが、この5日間、ビデオなどが流れてこない。ヘルソンでは南部の東岸にウクライナ軍が大型バージ(土砂を運ぶ船)を使って上陸を試みている。

The Duran:アラブ諸国の首脳会議が開かれたが、2つのことがはっきりした。一つはイスラム諸国の団結だ。スンニ派もシーア派も和やかに会談した。2つ目は米国の影響力が中東でなくなりつつあることだ。米国は中東での仲介者の地位を失った。アラブ諸国は世界平和会議の開催と、イスラエル政権の一部の閣僚を国際司法裁判にかけることを要求している。世界平和会議の開催は、元々中国の構想。米国なしの中東世界になった。イスラム世界のリーダーも、トルコ大統領ではなく、サウジアラビアのMBS(モハメッド・ビン・サルマン皇太子)になった。MBSの方が構想力や指導力があるし、外交も上手だ。米国は連日、シリアを攻撃しているのが気がかり。米軍は過剰な軍事力を中東に派遣している。ヒズボラを抑えることよりも、狙いはイラン攻撃の可能性が高い。

大地舜:米国はNATOを使って東欧やロシアだけでなく、中東も支配しようとしてきた。罪のないリビアのカダフィ政権を攻撃したのもNATOだ。イラクを滅ぼして、イスラム国を産んだのも米国とNATOだ。そのためアフリカや中東は混乱の場所になった。世界の諸悪の根源は英国貴族であり、貴族に支配される米国であり、NATOであり、金魚のフンのように米国に従うEUや日本なのだ。

2023年11月16日 (木)

ウクライナ戦争の真実がドイツの外交官、将軍、大学教授によって暴露された。11月16日

ミリタリーサマリー:ヘルソン州の戦いは続いているが、それは「霧」が出て偵察ドローンを飛ばせないため。結論から言うと、ここでもウクライナ軍が敗北することになると思う。ヘルソンで戦うウクライナ軍の第35部隊には裏切り者がいる。この部隊の位置はいつもロシア側に筒抜けだという。アブディエフカでもロシア軍が優勢。全ての前線でロシアが押している。ウクライナ軍側には良いニュースがない。

The Duran:エコノミスト誌が「史上最悪の英国首相」だと書いたデービッド・キャメロンが英国のグローバリストとネオコンに支援されて外相として政界に戻ってきた。同時に貴族となりロード・デービッドになった。英国は監視社会になり、言論が統制されている。警察も機能しなくなり自動車泥棒などは放置されている。インフレに悩む英国人たちは電気代金節約のために冷蔵庫の電源まで切り始めている。英国は自由が制限される権威主義的な社会になった。CIA長官バーンズがキエフに向かっているが、キエフの政治を安定させたいためだろう。戦線はウクライナの敗色が濃くて、良いニュースはない。ドイツがウクライナ支援を2倍にすると発表したが異常な行動。ドイツのショルツ首相は、米国のネオコンに同調してドイツ経済を米国が破壊することに同意した。その失敗は、いずれ法的にも追求されることになる。ウクライナ戦争の真実がドイツの外交官、将軍、大学教授によって暴露された。主に米国、英国、ドイツがウクライナ戦争を起こしただけでなく、和平合意の邪魔をしたのだ。たのだ。その詳細がBRAVE NEWS EUROPEに詳しく書かれている。https://braveneweurope.com/michael-von-der-schulenburg-hajo-funke-harald-kujat-peace-for-ukraine これを読むと戦争の原因がNATO拡大にあり、米国が世界の一極支配を維持するのに、ロシアが邪魔であったことがわかる。欧米の本音は「平和反対、戦争賛成」だ。

シーモア・ハーシュ:ギザを支配していたハマスの政治と軍事のトップ二人が南部に逃れた。そのためかハマスの反撃は驚くほど弱い。イスラエル兵士の死者数は41名に過ぎないと、私はイスラエルの情報網から聞いた。人質交渉も進んでいるそうだ。イスラエルが3日間の停戦に応じれば、ハマスは人質を探し出して返還するという。人質を抱えているのはハマスだけではない。ハマスは全ての人質のいる場所を3日間の間に突き止めるという。病院の下にハマス司令部があるのは昔からイスラエルの情報部は知っていた。ネタニヤフ首相はガザにもイスラエル人の入植者を送り込む考えだ。そのためにもガザ地区の完全制圧が必要だそうだ。ネタニヤフ首相は汚職裁判での有罪判決を恐れて、「一日も刑務所に入ることなく首相に再選されることを狙っている」。ガザ地区のトップを誰にするかが問題だが、計画にはモハメド・ダーランの名前も上がっている。モハメド・ダーランは元ファタハ青年運動のリーダーで米国の情報機関と親密で、ガザの治安部隊の責任者となった後、国境通過料として数百万ドルの横領をして、発覚した。だが、今は億万長者としてアラブ首長国連邦に住んでいる。

大地舜:昨年の3月にウクライナとロシアの間で和平交渉が行われたが。この時、ウクライナ側の要求のほとんどを、ロシアが受け入れ、和平合意の仮契約書も交わしていた。それを覆したのは2022年3月24日のNATO首脳会議。会議にはバイデンも参加していた。この会議で英国・米国・ドイツは「和平」に大反対だった。経済制裁でロシアを破壊できると考えていたためだ。ウクライナとロシアの和平は、NATOにとって敗北であり、米国による世界の一極支配の夢も消えるからだ。ロシアはウクライナへの好意を示すためにロシア軍をキエフ近郊から撤退させた。ブチャの虐殺もMI6が企画して偽装したもの。殺されていたのはロシア親愛派の人々であった可能性が高い。

 

2023年11月15日 (水)

米国が国連安全保障理事会で「停戦」に賛成すれば、ガザの戦乱はすぐに終わる。11月15日

ミリタリーサマリー:アブディエフカの天候が悪いが、ロシア軍が北と南から橋頭堡を拡大している。ウクライナ軍にはドローンはあるが火力が残っていないようだ。アブディエフカは要塞都市だが、要塞は街の外部にある。その要塞の内部にロシア軍が侵攻している。ロシア軍はアブディエフカ西部で停滞しているが地雷原のため。リーマン/クーペンでは激戦が起こっているが、奇妙なことにニュースが入ってこない。ヘルソンでは霧が発生して、ドローンを飛ばしても地上が見えない。クリンケ拠点はロシア軍によって大爆撃されているが、ウクライナ軍は留まっている。

The Duran:米軍はシリアに大空爆をしている。米軍基地が攻撃されているためだが、この地に米軍がいること自体が国際法違反。米国は国連条項も無視している。米国はイランを攻撃する誘惑と戦っている。イランやへズボラは冷静を保とうとしている。バイデン政権は戦争が大好きだ。ヨーロッパは混乱している。経済も大不況。EUは国債を発行してウクライナ支援をしたいが、ハンガリーが猛反対。英国のイングランド銀行によると英国はスタグフレーションに直面している。つまり景気が悪いのにインフレが進行している。EUは官僚支配の全体主義。民主主義ではない。米国に上手に操られている。

ジェフリー・サックス(コロンビア大学経済学教授):ウクライナ軍は崩壊しているが、欧米のメディアも軍人も政府も悪いニュースを語らない。ガザで起こっていることはネタニアフの戦争だ。彼はパレスチナ人と共存する気がない。パレスチナ人を全て追放する方針だ。米国が国連の安全保障理事会で「停戦」に賛成すれば、ガザの戦乱はすぐに終わる。世界中でこの戦争を支持するのはイスラエルの超右翼だけだ。米国が無条件でイスラエルを支持すると、米国は世界諸国から見放されることになる。世界の人口の95%から見放される。アラブ諸国は昔から2国家(パレスチナ/イスラエル)の共存と平和を願っているが、イスラエルが拒否し、米国が黙認してきた。

大地舜:欧米諸国が民主的で人道的だというのは「神話」に過ぎない。それも欧米がプロパガンダで創った「神話」だ。私たち日本人はいつまで欧米エリート層の嘘に騙されるのだろう。世界的にバイデン政権の真の狙いはイラン攻撃だという意見が多い。

2023年11月14日 (火)

米国の空母と原子力潜水艦の地中海、紅海配置の目的は、シリアとイランへの攻撃。11月14日

ミリラリーサマリー:ポーランドがウクライナとの国境を閉鎖した。欧米の指示によるものかどうかはわからない。キエフ内部での権力闘争が激化している。ゼレンスキーはズルージニー将軍派の三人の将軍をゼレンスキー派の将軍と交代させた。ゼレンスキーが大統領選挙を望まない理由は、ズルージニー司令官が、公にゼレンスキーを支持していないため。欧米諸国は明らかにゼレンスキーの失脚を望んでいる。ロシアは48時間以内に大規模ミサイル攻撃を行って、ウクライナのエネルギー網を完全破壊すると私(DIMA)は思っている。ウクライナは数ヶ月間停電することになる。ウクライナは前線に鉄道で兵器を送れなくなるし、ロシアの勝利が確定する。F-16の使い道はウクライナ西部の防衛しかないが、どこまでできるか不明。

Paul Craig Roberts(米国の経済学者):インドの元外交官M.K.Bhadrakumarが私と全く同じ意見だった。米国の空母と原子力潜水艦の地中海、紅海配置の目的は、シリアとイランへの攻撃だ。米国は20年前からイランを攻撃したくてウズウズしている。ようやくチャンスが訪れた。ヒズボラを攻撃してイランも参戦させる予定だ。中東で局地的な戦争が起こるとM.K.Bhadrakumarは見ているが、私は世界戦争がすでに始まっていると思う。第3次世界大戦をおこなさないために、ロシアと中国とイランがもっとは早く軍事同盟を結んんでおくべきだった。https://consortiumnews.com/2023/11/08/us-israel-poised-to-open-lebanon-front/
https://www.paulcraigroberts.org/

大地舜:ロシアは米空母をいつでもキンジャーミサイルで攻撃できるように黒海で戦闘機を常時飛ばしている。世界は危うい状況になっている。バイデン大統領が習近平主席とサンフランシスコで会談をするのも、「米国はイランを攻撃するが、中国は見ているだけにしろ」と脅迫するのが目的? ハマスはパレスチナを分裂させるためにイスラエル右翼政権が育ててきたわけだが、今回はわざとテロ攻撃をさせて、大イスラエル構想を実現するために利用したようだ。その支援をしているのはヨーロッパと米国の支配者層。欧米支配者層の暴挙を止められるのは、主に欧米の大衆。ユダヤ人を含めて「イスラエル極右政権」への反対運動が起こっているのが、世界戦争を防ぐ微かな希望だ。

2023年11月13日 (月)

イスラエルの目的は、ハマス壊滅ではなく、パレスチナ人220万人の虐殺。11月13日

ミリタリーサマリー:ロシア政権は戦闘によってではなく、ウクライナの政変で勝利を得る考えだろう。ゼレンスキーとズルージニーの溝が深まっている。ロシア軍は1000発のミサイルと多数のドローンで、ウクライナ全土を停電にできる。真冬にこれをやられたら、ウクライナ国民の政府への不満も高まるだろう。ウクライナ軍の大部隊57旅団と110旅団の10数名が投降したビデオが流れている。3日間の出来事だ。理由は「武器もなく支援もなく、食料もなく、これ以上戦闘を続けられない」というもの。ウクライナ軍の崩壊が始まってきたようだ。ヘルソン東岸ではロシア軍が大爆撃。アブディエフカでもロシア軍が優勢。クーペン/リマン、ラボチナ村では戦闘が停滞している。

The Duran:プーチンがカザフスタンを訪問。主に経済協力の話だった。ロシア経済はこのところ毎月5%台の成長を始めており、人手不足。カザフスタンやウズベキスタンに工場を移動するようだ。ロシアは半導体工場にも大投資をしたが、担当する企業は核兵器製造の会社。ロシアはイランとの経済提携も進めるだろう。

マイケル・チョフドフスキー博士(経済学者):10月7日のハマス攻撃についてイスラエルは知っていた。わざとやらせたのだ。ハマスを支援してきたのはイスラエルの情報機関モサド。このことは中東に詳しい人なら誰でも知っている。ウオールストリート・ジャーナルの2009年1月24日の記事「いかにイスラエルはハマスの生みの親になったか“How Israel helped to Spawn Hamas”.  」にも書かれている。米国のラン・ポール議員も2011年に米国議会で同様の証言をしている。エルサレムのへブライ大学の教授Zeev Sternellによってフランス語の本も、このことについて詳しく書かれている。ハマスはPLO(パレスチナ解放機構)に対抗する組織としてイスラエルが意図的に育ててきた組織。今回のハマスの攻撃もイスラエル側は熟知していた。ガザは完全包囲されており、壁のそばを「猫が通っただけでも」イスラエル軍の大攻撃が始まるようになっている。元イスラエルの情報将校だったEfrat Fenigsonも、「これは奇襲作戦ではない」と、10月7日に声明をだしている。エジプト情報局が9月にモサドに情報を流していたことも判明している。イスラエルの目的は、ハマス壊滅ではなく、パレスチナ人220万人の虐殺ないしは追放。

大地舜:マイケル・チョフドフスキー博士によると、イスラエルは前からガザ地区からのパレスチナ人追放を計画していたそうだ。経済的狙いは、ガザ沖の天然ガス資源の安全確保。2024年初めには「ガサ沖の天然ガスを開発する」とエジプトと契約しているとのこと。やれやれ世界政治は複雑だ。欧米の支配する世界では、まず、味方を殺して、心理操作をする。

2023年11月12日 (日)

米国の狙いはガザ騒乱を口実にしてイランとシリアを攻撃すること。11月12日

ミリタリーサマリー:アブディエフカの攻防が激化している。ロシア軍は包囲網を狭めているが、ウクライナ軍も兵力を増強している、ラボチナ村やブラッドリースクエアでは進展なし。ヘルソン州東岸のウクライナの拠点は、ロシア軍を引き付けておくのが目的のようだ。その他の戦場には大きな動きがない。

Geopolitical Economy:ネタニヤフ首相は米国育ちの米国人。バイデンは若い頃から「イスラエルは米国の中東支配に絶対的に必要な国。イスラエルがなくなったら。創らなくてはならない」という考えの持ち主。このセリフを先月もイスラエルで述べた。米国は中東の石油とスエズ運河を支配するためにイスラエルを使う考え。イスラエルは米国帝国主義の尖兵だ。昔の米国はイランとサウジアラビアの両方を支配していたが、今は両国とも米国のいうことを聞かないので、イスラエルの重要性が高まっている。米国は2003年にイラクを攻撃した時、「5年以内に7つの国を滅ぼす」と宣言した。それらの国とはイラン、イラク、シリア、リビア、ソマリア、ヨルダン、スーダンだった。現在米国はシリアの土地の3分の1を非合法的に支配している。もっとも石油が豊かな場所。パレスチナ人は北米大陸の先住民と同じ立場にされている。

マイケル・ハドソン(経済学者):米国にとってイスラエルはただの米軍の軍事基地。米国が支援しているのはイスラエルではなくて、ネタニヤフ首相と彼の極右政党。ネタニヤフ首相はイスラエルのゼレンスキー。二人とも汚職が激しく、国民に人気がない。二人とも米国の代理人。ネタニヤフ首相の狙いはパレスチナ人の大量虐殺と土地の略奪。米国の狙いはガザの騒乱を口実にしてイランとシリアを攻撃すること。世界が多極化に向かっているが、米国は中東で戦争を起こして、その流れを食い止めようとしている。中東で戦争が起こると、ホルムズ海峡にイランが船を沈めて、タンカーが通れないようにするだろう。米国のやっていることは21世紀の「十字軍」。世界経済も混乱することになる。バイデンはイスラエルが好きなわけではない。中東の石油支配が目的だ。世界の中における欧米の孤立化が進むだろう。

ダグラス・マクレガー(軍人・歴史家・東欧の専門家):米国の外交は失敗の連続だ。バイデンがイスラエルに「空手形」を渡して、全面支援すると述べたののは時代錯誤だ。これまでの米国大統領はイスラエルの行動を抑止する力があったが、バイデン政権にはその力も「やる気」もない。世界平和にとっては脅威だ。中東で戦争が長引くとイランとトルコも反イスラエルで参戦することになる。そうすると世界の石油価格は2倍に跳ね上がる。サウジアラビアと中国も米国債を安売りするだろう。そうなると米国は世界諸国に借金ができなくなる。「黒い白鳥」は確実にやってくるが、時期はわからない。銀行倒産がおこり負債の支払い停止が起こるだろう。米国は現在のスリランカと同じ状態になる。米国のエリート層を政治と金融の場から追い出さなければならない。

大地舜:米軍はイランと「念願の戦争」をするために空母2隻を中東に送っているというのは地政学の専門家、アレキザンダー・マーキュリスと同じ考えだ。ダグラス・マクレガーは「米軍は弾薬やミサイルが不足しており、2週間か、長くても30日しか戦争ができない」という。米国は今でも世界で唯一の軍事超大国だと錯覚をしているようだ。儲かるのは死の商人たちだけ。

2023年11月11日 (土)

イスラエルは何をしても、責任を問われないだろう。11月11日

ミリタリーサマリー:クリミア半島の西側をウクライナがミサイル攻撃をして成功した。ロシアの小さな軍艦だが損害を受けた。ウクライナ戦争はドローン戦争だ。どちらが優れたエレクトロニクスを使ってドローンを止めることができるかが大事になってきている。アブディエフカでは南北からロシア軍が橋頭堡を拡大。今年の1月から10月にロシアは2000台の戦車を新造または改造して戦場に送り出している。物量でウクライナはロシアに勝てない。アブディエフカからウクライナの将校たちが撤退したとの情報もある。

マーキュリス:米国の軍人がたくさん負傷して米軍の病院に運ばれている。負傷した場所はイラクやシリア。米国はシリアに戦争を仕掛けている。装備から見て空母2隻はシリアとイランとヒズボラを対象にしていると、多くの軍人から連絡があった。ヒズボラのトップが、今日2回目の声明を発表する。何を言うか要注目。イランも米国との戦争に備えている。英国では毎週、イスラエル反対のデモが起こっている。警察は放任しているが内務大臣がデモを禁止をするべきだと発言。辞任に追い込まれそう。CNNの報道によるとアラブ諸国に滞在する米国大使たちから国務省に苦情が届いている。これ以上イスラエルを全面的に支持すると、中東諸国で米国の立場が危うくなるという意見。ウクライナは大学生、女性も兵士にする。サイゴン陥落の再現が迫ってきた。中国の次期国防大臣候補がロシアを訪問。プーチンと友好的な会談。中国とロシアの団結はかたい。

クリス・ヘッジ(元ニューヨークタイムスの記者。ガザにも7年間駐在。数々の賞を受けている):イスラエルのネタニアフ首相の計画は、パレスチナ人の大量虐殺と土地の収奪。ガザ地区は砂漠となる。米国政権はイスラエル政権に無視される。米国のイスラエルロビーは強大な力を持っており、米国大統領は何もできない。人質も助からないと思う。ガザが終わったら、イスラエル政権の次の狙いはヨルダン川西岸からパレスチナ人を追い出して、土地を奪うこと。ネタニアフの方針は常に一貫している。ネタニアフの背後には世界の大金持ちたちがいる。国際社会はイスラエルへの経済制裁を仕掛けるしかない。人道支援はPR作戦に過ぎない。シオニストは専制主義者・ファシストで、その立場は建国以来変わらない。ネタニアフの父親は過激なユダヤ教原理主義者でテロリストだった。シオニストの狙いは「宗教的に純粋な国家を創る」こと。つまりキリスト教を信じる人々も追放される。イスラエルには秘密警察があり、民主義国家ではない。イスラエルはパレスチナ人に何をしても、責任を問われないだろう。なぜならイスラエルのシオニストを止める力が世界にはないからだ。

大地舜:ウクライナでは学徒出陣が始まる。戦争末期の日本では、女性も竹槍で軍事訓練をした。ウクライナも末期症状を示し始めた。

2023年11月10日 (金)

ウクライナが戦争を続けられるのは、あと1〜2ヶ月。11月10日

ミリタリーサマリー:米国はキエフに渡すお金がなくなった。ウクライナが戦争を続けられるのは、あと1〜2ヶ月だろう。ヘルソン州では中距離ドローンによる戦争が行われているが、私(DIMA)はロシアが勝つと思う。ロシア軍は「スカイピ」という短距離ドローンを使い始めた。大量生産ができる安くて効果的な神風ドローンだ。ロシアのボランティア契約兵は、今年だけで41万人増えた。これでロシアは兵士100万人体制に近づいた。激戦はまだ行われているが、ロシアはすべての戦線で優勢だ。ロシア軍は、この2ヶ月でウクライナ軍の弾薬や兵器を使い果たすよう、戦争を仕掛けている。

The Duran: イタリアの経済状態が悪い。メロニー首相は選挙では「イタリア・ファースト」を訴えたが、政権を取ったら国民の期待を裏切り「EUファースト」になった。経済政策がEUの方針に合わなくなり、来年には政権交代が起こるだろう。

ミアシャイマー教授:ウクライナで米国は負けた。バイデン政権はウクライナの負けすぎを警戒している。ハマスもイスラエルも戦争犯罪を犯している。米国の大統領はイスラエル・ロビーに逆らえない。パレスチナとイスラエルの2国家の両立が理想だが、イスラエルにその気は全くない。バイデン政権も2つの国家には、全く興味がない。

ダグラス・マクレガー:ロシアはガザに病院船を送ることを検討している。トルコは全軍に警戒体制を取らせた。トルコ海軍が動き出している。

大地舜:ガザは小さな区域なので、長期戦になるという専門家の意見を信じて良いのだろうか? 軍国主義のイスラエルを支える米国支配者層は、米国が今も昔も「帝国主義の国」であることを、明瞭に示している。英米の民主主義は偽物で、実際は傲慢な貴族たちによる「貴族支配主義」だ。

2023年11月 9日 (木)

「ウクライナ戦線がこう着状態」は嘘情報。11月9日

ミリタリーサマリー:ウクライナ軍が女性兵士を倍増する計画。すでにウクライナは50万人の兵士を失って(少なく見積もっても30万人)、兵士の成り手がない。現在、女性の兵士は4万3000人だが2倍にする。戦車の操縦や機関銃を担当する。オデッサへのミサイル攻撃で船舶が破壊された。ヘルソンのクリンケ拠点の船の上陸地点が攻撃された。ウクライナ軍はどこでも兵士が不足している。

The Duran:ウクライナ兵の平均年齢はTIME誌によると43歳。欧米は「ウクライナ戦線がこう着状態」という物語を宣伝しているが、これは嘘情報。真実はウクライナが圧倒的に負けている。欧米は「こう着状態」だということにして、ロシアと停戦交渉がしたいが、ゼレンスキーが邪魔をしている。米国のNBCの記事によると、ウクライナに兵器を送っても扱える兵士がいない。基本的に兵士不足だという。欧米は今年中にロシアに停戦交渉を持ちかけられないと、時期を失うと恐れている。ゼレンスキーの相棒だった元宣伝担当相が、「これまで嘘を語ってきたが、真実はウクライナは負けている。戦争ではロシアに勝てない。ウクライナを救うには外交交渉によるしかない。このままではウクライナという国がなくなってしまう」と述べた。彼はセレンスキーに対抗して大統領選挙に出馬する予定。今や戦争を望んでいるのはネオナチに脅迫されているゼレンスキーだけになってしまった。ベラルーシのルカシェンコ大統領も「ウクライナは兵士不足で敗北する」と2週間前に述べている。バイデン政権はパニック状態だ。

アンソニー・シェーファー元大佐(情報部門):エジプトやヨルダンやサウジアラビアは、本音の所ではイスラエルがハマスを滅ぼすことを望んでいるのではないか? ズルージニー司令官のトップアシスタントが暗殺されたが、これはゼレンスキー政権からの警告だ。

大地舜:世界中で女性や子どもが苦難に直面している。欧米が敗北してBRICS+諸国が力を持たないと、世界は住み良い場所にならない。

2023年11月 8日 (水)

ゼレンスキーは独裁者であり続ける考えだ。11月8日

ミリタリーサマリー:ゼレンスキーが戒厳令を延長して、ウクライナでは大統領選挙をしないと発表した。戦争が終わるまで選挙はないそうだ。ゼレンスキーは独裁者であり続ける考えだと思う。ズルージニー将軍の側近ナンバーワンが暗殺された。誕生日のプレゼントが手榴弾だった。ゼレンスキーからのズルージニー将軍への警告のようにも見える。ヘルソンではロシア軍がコントロールし始めた。ラボチナ村の戦いには変化なし。アブディエフカではロシア軍が橋頭堡を拡大している。ロシアは1000発のミサイルを溜め込んでいる。一斉攻撃するのだろう。

スコット・リッター:米国でもウクライナ軍の勝利を語る人が激減した。ロシアが勝利して、停戦条件の全てをロシアが決めることになる。キエフは統治システムが崩壊した。ゼレンスキーと軍部が争っている。イスラエルがハマスを容認していたのは、パレスチナを分裂させるためだった。今、選挙があれば、ハマスがパレスチナのすべてを支配するだろう。米国はイスラエルの戦争犯罪に加担して、世界で孤立化している。へズボラもイランも様子見をしているが、ガザで民間人がこれ以上殺されると、黙ってはいられなくなる。今すぐの停戦が米国の一番の利益になる。

大地舜:今日か明日にYouTubeをアップする。テーマは「ロシアとイスラエルの100年の計」。

2023年11月 7日 (火)

イスラエルと米国が「パレスチナ人の虐殺」を続けるかどうかを、世界が注視している。11月7日

ミリタリーサマリー:ロシア経済は順調だ。エネルギー資源からの収入も2倍に増えた。ゼレンスキーは最新の演説で「プーチンはテロリストだ」と非難したので、ゼレンスキーがいる限り停戦交渉は始まらない。欧米はこれからも安いウクライナ兵を雇って、世界中で戦争に使うだろう。ヘルソン州東岸ではウクライナの拠点が大爆撃されている。ウクライナ軍はヘルソン東岸に5回、上陸を試みたがいずれも撃退された。ロシア軍は新型ミサイルを使って、遠くからウクライナ軍を攻撃している。2024年のウクライナ軍の苦戦は明らかだ。全ての戦線でロシア軍が押している。

The Duran:バイデン政権の提案はアラブ側だけでなくイスラエルからも拒否された。「人道的一時停戦」「戦後の平和維持軍」の提案は、現実離れしている。アラブ諸国が望んでいるのは「即時停戦」だ。トルコを訪問したブリンケン国務長官は、冷遇された。アードガン大統領にも会えなかった。

ダグラス・マクレガー:ウクライナはすでに敗北している。新ポーランド政権は1年も経たないうちに崩壊する。ブリンケン国務長官の中東訪問は無意味だった。トルコでブリンケン国務長官を迎えたのは米国の大使だけだった。一方、トルコとイランは綿密な打ち合わせをしている。アードガン大統領は「トルコ軍がガザで戦うことになるかもしれない」と、この週末、国民に表明した。ヒズボラもイランもトルコもシリアも、イスラエルと米国が、これからも「パレスチナ人の虐殺」を続けるかどうかを注視している。米軍の兵器は枯渇しており、中東で戦争がこったら2週間しか弾薬が持たない。長くて30日で弾切れになる。トルコ軍は世界最大のドローン部隊を持っている。海軍も強く潜水艦はイスラエルと同じでドイツ製だ。

大地舜:イランの外相がトルコを訪問してトルコの首脳と長時間の会談を行った。スンニ派とシーア派が手を結んだことになる。トルコは世俗的なイスラム国家だが「戦士の国」だ。欧米の思惑などは気にしない強さがある。

2023年11月 6日 (月)

ロシアは中国やインド並みの高度成長を始めている。11月7日

ミリタリーサマリー:ウクライナ軍の128旅団の司令部がミサイル攻撃されて30名の将校が死亡した。戦場からそれほど離れていない場所だった。ブラッドリースクエアではロシア軍が優勢で、ウクライナ軍は今年の終わりには、この戦場から撤退すると思う。バフムートでもロシアが攻勢をかけているが、ウクライナ軍が旅団をアブディエフカ方面に配置したためバフムートが手薄になったため。クーペン/リマンでは相変わらずロシア軍が攻勢をかけている。ゼレンスキーが「戦略を変えてロシア本土を攻撃する」と言い始めている。「ロシアと本気で戦争をする」のだそうだ。欧米が支援を止めたら、ロシア本土を攻撃するという意味らしい。

The Duran:ロシア経済が活況を呈している。民間投資が活発で完全雇用の状態。これからは中央アジアに工場を移動して労働力を確保することになる。中央アジアや北朝鮮からの一時的労働者も増えるだろう。8月〜9月のGDPの伸びは7%以上だった。民間投資の伸び率は10%以上だが、エレクトロニクス産業では50%び伸び率だった。政府は景気の加熱を抑え込もうとしている、ロシアは中国やインドのような高度成長を始めているが、ロシアの弱点は人口が少ないこと。現在の民間投資の増加が実をもたらすのは4〜5年先。

ジェフリー・サックス:イスラエルを支援するのは米国だけになった。その米国の支援も止まるかもしれない。イスラエルによる民間人の虐殺は、許されることではない。イスラエルは自滅の道を歩み始めている。トルコのアーディガン大統領が強烈な演説をしたが、アラブ諸国もイスラエルの横暴を放って置けなくなる。米国の政治家は、イスラエルと一体となるよう訓練されているが、見直しが必要だ。米国の政治支配者層、ユダヤロビー、福音派は、これまでのイスラエル支援の考えを見直さないと、イスラエルという国がなくなるかもしれない。オスロ合意の後、60万人のユダヤ人がパレスチナの占領地に移住して、土地を奪っている。イスラエルはパレスチナ人に政治的人権を与えていない。米国は新しい世界の現実を見るべきだ。

大地舜:キッシンジャーは「アメリカの敵になることは危険かもしれないが、友人になることは致命的である」と言ったことがある。現在のウクライナはまさにその状態だ。日本も台湾有事に巻き込まれたら、米国がいかに信用できない国であるかを身にしみて知ることになる。

2023年11月 5日 (日)

中国はロシアの二の舞は避けるだろう。11月5日

ミリタリーサマリー:キエフで政変が起こりそうだ。ゼレンスキーはウクライナの独裁者として君臨したい。それにはシルスキー将軍やズルージニー将軍が権力を持ちすぎ始めた。ゼレンスキーはこの二人を解任する。シルスキー将軍はすでに解任されている。ゼレンスキーが恐れているのは軍部によるクーデターだ。ゼレンスキーの思考法は、「ウクライナという道具を使いたいなら、欧米は俺個人に金を払え」ということだ。ゼレンスキーは「欧米のために働いている」と主張している。ウクライナ軍はクリミア橋をミサイル攻撃したが、失敗に終わった。ヘルソンではクリンキ拠点をウクライナが支配している。だがロシア軍は西岸の別の地域を猛爆撃。ウクライナ軍の拠点の本命はクリンキではないようだ。アブディエフカ、ブラッドリースクエアでは変化なし。クーペン/リマンではロシア軍が圧倒的に押している。ウクライナ西部の新兵訓練場がロシア軍のミサイルで破壊され、ウクライナ軍は大損害を被った。

The Duran:12月に習近平はサンフランシスコに行くのだろうか?バイデン政権は散々習近平の悪口を言っていて、習近平首席も怒っている。中国政権はバイデン政権のことを全く信用していない。裏と表がありすぎるからだ。今、中国が経験していることは過去20年間、ロシアのプーチン政権が経験してきたことと同じ。ロシアは欧米に接近して、平和と理解を求めてきたが無視されてきた。中国はロシアの二の舞は避けるだろう。

大地舜:昨日はブログを「X」にアップするのを忘れてテニスに出かけた。テニスは1年ぶりに絶好調。1年かけた辛苦のリカバリーがついに実を結んだか? 米国の「法の支配」の意味は、「俺の法に従え」というもの。「人権」は白人にだけ与えられるもの。民主主義は「貴族のためのもの」。世界の民意も庶民の意思も無視される。

2023年11月 4日 (土)

ゼレンスキーは「ヒーロー」から陥落して「ゼロ」になった。11月4日

ミリタリーサマリー:アブディエフカではロシア軍が北側の橋頭堡を拡大したが、南側では大拡大した。アブディエフカの包囲網は狭まった。ロシア軍はトンネルを掘って、ウクライナ軍の塹壕に到達して爆破している。ブラッドリースクエア/ラボチナ村でもロシア軍が優勢。ヘルソンではウクライナ軍が拠点を確保しているが、快速ボート30台が破壊され、西岸に集結しているウクライナ軍兵士が爆撃を受けている。ロシア軍が大規模ミサイル攻撃をしたが、標的は軍事施設だった。エネルギー網への攻撃はしなかった。ロシア軍はウクライナ全土にミサイル攻撃ができる状態だ。

The Duran1:ズルージニー将軍がエコノミスト誌のインタビューに答えたが、敗北を認めた内容。タイム誌のゼレンスキーに関する記事も、ウクライナの敗北を語っている。ゼレンスキーは「ヒーロー」から陥落して「ゼロ」になったが、今や「マイナス」にまで落ち込んでいる。勝利の方程式を持っていなくて、戦場の司令官たちからも見捨てられている。「攻撃しろ」と命令を出すと、戦場から「兵士、火力、兵器はどこにあるのだ?」という返事が返ってくる。ゼレンスキーの後継者と見られる人物は何人かいるが、汚職と嘘で凝り固まっており、今と変わりない。欧米によるプロパガンダで世界が騙されてきたが、ようやく現実がプロパガンダを駆逐し始めている。

The Duran2:バイデンはイスラエルに全面支援という「空手形」を渡したが、裏目に出ている。世界のほとんどの国はパレスチナ人のガザ地区からの追放に大反対だ。米国のネオコンが熱望している「イラン攻撃」も、できなくなりそうだ。バイデンの立場は後退しており、ネタニアフ首相を退場させることになるのではないだろうか。

大地舜:タイム誌の記事を読んだが、ウクライナの汚職は止められないという。ウクライナの人々は「明日がないかのように盗みを働いている」そうだ。ゼレンスキーは「西側の同盟国に裏切られたと感じている」そうだが、当たり前だ。元々、欧米とウクライナでは戦争目的が違う。欧米は「ロシアの弱体化」が目的で、ウクライナは「勝利」が目的だった。つまり欧米もウクライナも、それぞれ努力はしたが目的を達成できなかったわけだ。

 

2023年11月 3日 (金)

米国政権もネオコンも国際世論を無視。11月3日

ミリタリーサマリー:ロシアの情報ではアブディエフカ南部でロシア軍が大幅に橋頭堡を拡大したとされているが、映像による確認はできていない。ラボチナ村やブラッドリースクエアでは、ウクライナ軍が敗北している。ヘルソンのウクライナ軍の東岸拠点は確保されている。ロシア軍はもっと大量のウクライナ兵が集結するのを待っているのかもしれない。つまりロシアの罠かもしれない。クーぺン・リマンからの情報なし。

The Duran:イスラエルと米国の「プランA」は、ガザ地区からパレスチナ人をシナイ半島に追い出して土地を奪うことだった。だが、国際世論に押されてプランAは壊滅。ネオコンも米国政権も外交を行うことを知らない。9.11の教訓を学んでいないのは、イスラエルよりもバイデン政権。

大地舜:「ネオコンも米国政権も外交を行うことを知らない」ということは、欧米の傲慢さの現れだ。世界の一極支配をしてきた欧米は、国連も軽視し、国際世論など気にせず、外交努力も無視してきた。「俺たちは常に正しい」と問答無用だった。ところが時代が変わり、欧米の支配者層は、国際世論を気にしなければ時代になってきた。欧米の衰退が始まっているのだ。今の世界は「貴族の意志」と世界の人々の「民意」が戦う時代。欧米政治支配者層の武器は嘘まみれのプロパガンダと「傲慢さ」と軍事力。ウクライナ戦争ではプロパガンダで上手にプーチンとロシアを悪者に仕立て上げたが、ガザの戦乱では、パレスチナ人たちを悪人にするプロパガンダに失敗した。今の所、中国を悪者にする欧米のプロパガンダも、日本では見事に成功している。真実を知ることが難しい世の中になっている。

2023年11月 2日 (木)

「イスラム世界」と「欧米世界」の対決になる。全ての前線でロアシア軍が優勢。11月2日

ミリタリーサマリー:米国の「タイム」誌にゼレンスキーの記事が載った。「私以外は誰もウクライナの勝利を信じていない」という記事だ。ウクライナで大統領選挙があれば、ズルージニー将軍と著名なブロガーが立候補する予定。3者とも停戦の考えはない。ゼレンスキー以外は長期戦に備えて防衛を固めるという。欧米のウクライナ支援は足並みが乱れ始めている。ドンバス北部ではロシア軍が優勢。ロシアの戦略は補給路を絶って、ウクライナ軍を兵糧攻めにすること。全ての前線でロアシア軍が優勢。特にアブディエフカでは、ウクライナ軍の戦車・装甲車が破壊されている。ラボチナ村では。ウクライナ軍は車両がなくて、歩兵だけで戦っている。ヘルソンではウクライナ軍が拠点を死守している。

マーキュリス:ウクライナ戦争では2年間で10万人近くの民間人が死亡した。ガザの戦乱では3週間で1万人近くの民間人が殺されている。英国の世論調査では、国民の76%が「即停戦」を求めている。2003年のイラク戦争の時と似ているが、当時のブレア首相は米国に同調して参戦。その後、選挙で大敗した。今回も同じことになるかもしれない。

大地舜:ガザの戦乱でウクライナへの関心は薄れている。私はダグラス・マクレガー元大佐が心配しているように、このまま中東で戦乱が継続されると「イスラム世界」と「欧米世界」の対決になると思う。マクレガー元大佐はイスラム世界が団結して、イスラエルと欧米に立ち向かうことを心配している。このような考え方は世界的に少数派だ。だがダグラス・マクレガー元大佐のウクライナ戦争に対する意見は、2年前から全て当たっている。ダグラス・マクレガー元大佐は東欧ロシアの専門家で、歴史家だが、イラク戦争の時は米国戦車部隊の最高司令官だった。ガザの戦乱についてもダグラス・マクレガー元大佐の見通しは当たると思う。







2023年11月 1日 (水)

米国が世界を支配する時代は終わった。11月1日

ミリタリーサマリー:アブディエフカでは激戦が行われているが、場所を示す映像が流れてこないので詳細は不明。ミカエルフカではロシア軍が南部から迫っている。ブラッドリースクエアも、ヘルソンも北部のクーペンにも変化はない。わたし(DIMA)の考えではヘルソンでのウクライナ軍の攻撃は無意味だと思う。

シーモア・ハーシュ:10月7日のハマスが攻撃した10時間、イスラエルの警察や軍隊が現場に駆けつけなかったのはなぜだろう? 

ダグラス・マグレガー:オデッサもハリコフもロシア領となる。それ以外のところはロシアは統治したくないので、ウクライナとして残るだろう。ただしウクライナは中立国にならなければならない。ウクライナの敗戦は随分前から明白だった。だが米国の政治支配者層は敗北を認めたくない。ヨーロッパの指導者層は早く戦争を終わらせたいと考え始めている。米国人は軍隊に入ることを好まなくなっている。米軍が多文化社会の世界になったからだ。イスラエルという国がなくなるかもしれない。イランとトルコがイスラエルに戦争を挑むと、イスラエルは滅亡するかもしれない。イランやトルコの支援にはロシアも中国も乗り出すだろう。

大地舜:米国が世界を支配する時代は終わった。今日、YouTubeにアップするがビル・トッテンさんのご意見では、米国が支配しているのはG7だけ。

2023年10月31日 (火)

イスラエルの偉業はスンニ派とシーア派のイスラム教徒を団結させたこと。10月31日

ミリタリーサマリー:クーペンではウクライナ軍が大攻撃を仕掛けたが、全ての戦車を失って敗退。アブディエフカでも激戦が起こっているがドイツ戦車が破壊されている。ラボチナ村の西側にウクライナ軍が攻撃を仕掛けているが、これが今年最後の戦いになるだろう。クリミア半島にウクライナ軍がミサイル攻撃したが、全て撃墜された。クリミア半島の防空システムは強固になっている。

The Duran:ロシア南部の空港でイスラム教徒がデモを起こしたというのは、全てキエフ政権によるデマだった。ロシアはプロパガンダを軽視している。プロパガンダ戦に弱いのがプーチンの欠点。クーペン(クピアンスク)では、ロシア軍が押している。ズルージニー将軍とゼレンスキーの意見がまた食い違っている。ゼレンスキーは政治的な立場から全ての前線で戦いたいが、ズルージニー将軍はアウディエフカに専念するべきだという。中東ガザの戦いは長期戦になる見通し。ハンガリーの首相は、これ以上EUがウクライナを支援するのはやめるべきだと発言。なぜなら「ウクライナの敗北が決まっているからだ」という。ウクライナにおけるゼレンスキーの人気は大暴落。

ダグラス・マクレガー:ウクライナの敗戦は決まっている。米国が支援しても生命維持装置にしかならない。米国は海洋国家で、戦争に負けたらさっさと逃げるだけ。ベトナム戦争でも、アフガニスタン戦争でも同じだった。イスラエルは大失敗をした。イスラエルの友人の言葉だが「イスラエルの偉業はスンニ派とシーア派のイスラム教徒を団結させたことだ」という。イスラム世界は団結した。トルコの大統領の演説は中央アジアのイスラム諸国を団結させた。パキスタンもトルコが必要ならば核兵器を引きわたすと言明。トルコは強烈な軍事国家。イランとトルコが手を組んだらイスラエルが生き残れるかどうかが問題になってくる。今、世界では文明の衝突が起こっている。イスラム世界とイスラエル・ヨーロッパ世界の対決だ。世界を見渡すと理性的な指導者はロシアのプーチン。欧米の指導者たちは非理性的。欧米の「傲慢と無知」は許し難い。

大地舜:イスラム世界は大きい。マレーシアやインドネシアもイスラエルに反発している。米国の支配力が陰っている今、イスラエルは昔のようにはアラブと戦えない。ガザ侵略をやめるべきだ。国際法違反であるパレスチナ人の土地を奪う植民地主義も止める時が来ている。

2023年10月30日 (月)

米国はイスラエルを優先してウクライナを捨てる。10月30日

ミリタリーサマリー:ウクライナ軍がクリミア半島を36機のドローンで攻撃。全て撃墜されたが、問題は明日。ウクライナ軍はミサイルで似たような攻撃をクリミア半島にするだろう。ヘルソン州のロシア軍司令官が交代。理由は不明。ウクライナ軍は2拠点を死守している。第3の拠点も作る計画の様子。ヘルソン州西岸のハイマース・ミサイルシステムが破壊された。ブラッドリースケアやラボチナ村では激戦が行われているがロシア軍が優勢。アブディエフカではロシア軍が南部から攻勢。その他の戦線には変化なし。

The Duran:ウクライナ軍は敗北している。戦闘機も戦車も損害が多大。ウクライナ東部の制空権はロシアが掌握。ウクライナ軍は一般女性も多数動員し始めた。3週間の訓練で前線に送り出される。EUは2024年3月までに提供する予定だった弾薬の30%しかウクライナ軍に提供できないことが判明。米国はイスラエルを優先してウクライナを捨てざるを得ないだろう。ゼレンスキーが停戦をしたければ中国に頼むしかない。

大地舜:二日続けて我が家でパーティー。昨日は18名が参加、そのうち学生7人が泊まっていった。昼の12時になっても7人は滞在中。日本は平和だが、イスラエル軍によるパレスチナ人の大虐殺が始まっている。イスラエルの暴挙を止められないのは欧米の利益のため。

2023年10月29日 (日)

ニューサムはバイデンの代わりに大統領候補になるかもしれない。10月29日

ミリタリーサマリー:ウクライナ軍はロシア本土にある原子力発電所をドローンで攻撃した。幸いにも被害はなかったが、ウクライナは何を考えているのだろう。アブディエフカは深い霧に包まれて、両軍とも攻撃ができない。テレコン(ボタ山)をウクライナ軍は取り戻そうとしている。ウクライナ軍はHQをAVDIIVKA市内から郊外に撤退させる模様。ブラッドリースクエアの攻防も続いているが、大きな変化はない。ウクライナ軍の損害が大。

The Duran:カルフォルニア州知事のニューサムが突然中国を訪問。習近平とも会談。中国首脳はバイデンとは話をする気がないが、米国の新指導者としてニューサムを歓迎した。中国の意図は明らか。ニューサムはバイデンの代わりに民主党の大統領候補になるかもしれない。バイデンは不満たらたら。

大地舜:イスラエル軍のガザ侵攻が、なし崩し的に始まったが、欧米はリップサービスだけで止める意思がない。「自衛権」はパレスチナにもあるし、イスラエルにもある。欧米にとっては不安定な中東が望ましい。分裂させて、内部抗争させて漁夫の利を得るのが欧米流。

2023年10月28日 (土)

イスラエルは生き残れるのだろうか?今年中にウクライナ空軍は壊滅する。10月28日

ミリタリーサマリー:ロシアの空軍総司令官が任命された。ロシア空軍は11月にウクライナ全土への大空爆を行う計画だ。狙いはエネルギー網だ。この作戦で2週間、ウクライナ全土を停電させる。その間にロシア軍はウクライナ軍を各地で撃破するだろう。アブディエフカでは南北からロシア軍が攻め込み始めた。包囲もほぼ完成。5キロ幅しか開かれている道がない。ロシア軍はバフムートとは異なり、アブディエフカでは一番難しい問題を先に片付けた。今後は、ウクライナ軍の撤退を待つだけだ。ドネツク市にはウクライナ軍が一般市民を標的とするクラスター弾を打ち込んでいる。被害の規模は不明。この1週間でウクライナの戦闘機31機が撃墜された。今年中にウクライナ空軍は壊滅する。

The Duran:米軍はシリアの空爆を始めた。標的はイラン勢力のヒズボラ。ロシア軍に被害が及んだら、ロシア軍も米国の空母を攻撃するだろう。そもそもシリアに駐在する米軍は国際法違反。トランプ大統領が米軍の不法駐在をやめさせようとしたが、ペンタゴンに無視された。バイデン大統領の真の狙いはイラン攻撃。米国ネオコンは中東の安定を求めない。イラン攻撃をしたくて過去20年間チャンスを伺っている。国際原子力機構によるとイランが核兵器を持つのは、だいぶ先の話。米国はイランの核兵器開発を理由に戦争を始めるのだろうが、真相は米国が中東の安定化を好まないことにある。米国の中東への影響力は減る一方。バイデンも「イラン攻撃はイスラエル問題とは関係ない」と言明している。標的はあくまでもイラン。米国政権はBRICS+に世界政治への影響力を奪われることを恐れている。イランは来年1月にはBRICSに加盟するし、米国の経済制裁が効かなくなることを恐れている。米国による経済制裁も国際法違反。米国がアサド政権を倒そうとすると、ロシアと戦うことになる。

ダグラス・マクレガー:ウクライナ軍は崩壊寸前。ウクライナ人はゼレンスキー政権を憎んでいる。兵隊になろうとする人もいない。前線では降伏するウクライナ兵が増えている。ゼレンスキー政権は犯罪者集団。ウクライナ軍の行った民間人虐殺などは、全てロシア軍が行ったと報道されている。こういう真実を欧米のマスコミは報道しない。

大地舜:イスラエルは生き残れるのだろうか? 米国のネオコンは大きな判断間違いを犯して、いまだに米軍が世界最強だと思い込んでいる。トルコとシリアとイランが、反イスラエルで団結したら、イスラエルは生き残れるのだろうか?

2023年10月27日 (金)

欧米ネオコンの目的はイランやシリアを壊滅させること。10月27日

ミリタリーサマリー:アブディエフカではロシアが北と南から橋頭堡を拡大している。その南側のミカエルフカ村でも、ロシア軍が村に迫っている。ラボチナ村やグラッドリースクエアではウクライナ軍は敗北して後退している。ロシア軍が補給路を完全に支配している。ヘルソン州からはニュースがないが、ラボチナ村と同じ状態になるだろう。ロシアは新型ドローンを投入した。航空写真で確認すると、ロシアの軍事工場は1年前の2倍に拡大している。しかも新工場では新兵器の開発もしている。ロシア軍は1年前に比べてはるかに強力になっている。クーペン/リマンではロシアが優勢。

The Duran:米国は航空母艦4隻を中東に派遣することにした。これは過剰な軍事力だ。目的はイランやシリアを壊滅させることのようだ。イスラエルはすでにシリアの国際空港を爆撃した。米国ネオコンが狙っているのは、イランやシリアとの戦争。長年の目的をこの機会に達成しようとしている。米国の主要メディアによると、米国がイスラエルに「地上攻撃を遅らせろ」と言っている理由は、米軍の中東基地の防空システムが整っていないため。米国はイランとの戦争を起こす計画だ。戦争はバイデン政権の選挙戦の助けともなる。米国には現在使える空母が8隻しかない。そのうちの半分を中東に持ってくるのは、ハマスやヒズボラ目当てではない。彼らには空軍力もないし、狙いはシリアとイラン。米国はベトナム戦争のトンキン湾のように、嘘を語って戦争を始めることができる。欧米ネオコンには時間がなくなっている。ウクライナ戦争は負けている。中東でも戦争を起こそうとする米国と英国は、世界の国々の支持を失うだろう。ヨーロッパでもアメリカでも街中から欧米ネオコンへの反対の声が上がり、やがて政府も動かすことを期待するほかない。米国は極東を含めて3カ所で戦争を始めようとしているが、時代錯誤も甚だしい。

大地舜:欧米は追い詰められている。これまでの500年間の帝国主義と植民地主義と人種偏見、呆れるほどの傲慢による世界支配が終わりを迎えているのだ。欧米はプロパガンダと経済力と軍事力で世界の人々を騙して、正義の仮面をかぶっていた。仮面が剥がされようとしている。日本の知識人は、欧米のネオコン達を世界政治の場から退場させなくてはならない。

2023年10月26日 (木)

ロシアが戦争を終らせる戦闘をウクライナに仕掛ける。10月26日

ミリタリーサマリー:ウクライナ西部へのロシアによるミサイル攻撃で、弾薬庫が爆破され、大爆発が起こった。この5日間でウクライナの戦闘機が24機撃墜された。ロシアの新型ミサイル31Mが大活躍。ウクライナ軍は西部の一部を除いて、制空権を失った。これからはロシア空軍が自由に誘導爆弾をウクライナ東部全域で使える。ロシアは核ミサイルの発射訓練を北極海の潜水艦からと地上で実施。これはロシアが戦争を終らせる戦闘をウクライナに仕掛けるが、欧米は手を出すなという警告だと思う。ヘルソンではウクライナ軍が拠点を2つにしたが、ロシア軍は西岸の爆撃を続けるだけで、地上戦としては反応してない。ブラッドリースクエアとラボチナでもロシア軍が優勢。ロシア軍は五千ドルのドローンで何億ドルもする欧米の戦車を破壊。アブディエフカでは南北両側でロシア軍が優勢。アブディエフカにおけるウクライナ軍の死者は24時間で500名以上。

ダグラス・マクレガー:ウクライナは敗北した。無条件でロシアと停戦交渉を始めるべきだ。イスラエルでも米国は過ちを犯した。人道危機を無視するのは米国にとってもイスラエルにとってもマイナスになる。中国との敵対関係もやめるべきだ。台湾人も中国人ものぞみは一緒。平和の中で自由に金儲けすることだ。何事においても欧米流を押し付けるのは、各国の人々の自由の束縛になる。

大地舜:ロシアはいつでもウクライナ戦争を勝利で終らせることができるようだ。でも急がないだろう。米国がイランやシリアやトルコと戦争を始めてからでも遅くはない。それにしても日本のマスメディアは私以上にノーテンキーだな〜。昨夜もウクライナが勝つと報道している。諸悪の根源は欧米の政治支配者層にあるのだ!

2023年10月25日 (水)

アブディエフカを失ったらウクライナ軍は敗北する。10月25日

ミリタリーサマリー:アブディエフカではロシア軍がテレコン(ボタ山)を制圧した。制圧したのは元ウクライナ軍の兵士で編成されるドネツク州の軍隊。激戦の末に制圧。ブラッドリースクエアではウクライナ軍が敗走。ヘルソンも大きな変化はなし。ウクライナ軍の総司令官ズルージニーがアブディエフカを訪問。「アブディエフカを失ったらウクライナ軍は敗北する」と叱咤激励。ズルージニー将軍はヘルソンの戦いもブラッドリースクエアの戦闘もやめて、アブディエフカに集中べきだと主張。

The Duran:英国の保守党は2つの選挙で大敗北。来年は労働党が政権を握ることが確実。2010年から保守党が英国を支配していたが、最悪の13年間だった。経済は大不況で、移民も増える一方。英国ではコロナの時と同じで、ウクライナ戦争についても異論を言えない社会になっている。個人的に聞くと、様々な意見を持っているが公に言うと、政界からもマスメディアからも排除される状態が続いている。

大地舜:欧米ネオコンは敗北するか、生き延びるかの瀬戸際に来ている。イスラエルが地上作戦を遂行して、イランやシリアを攻めたら、欧米ネオコンの敗北が決まる。停戦交渉をして人質を解放して、ガザの封鎖を解けば、欧米ネオコンの敗北は延期される。欧米の二重基準が明瞭になると、欧米の敗北が早まる。

2023年10月24日 (火)

欧米は大氷山に向かって突進中。10月24日

ミリタリーサマリー:ウクライナ北部のハルキフ周辺の橋が、全てウクライナ軍によって破壊された。ロシアの攻勢に備えたもの。リマン️/クーペンでは1日にウクライナ兵が480人も死んだとロシア国防省が発表したが、詳細は不明。アブディエフカ北部で、ロシア軍のヘリコプターが地上の戦闘に参加。テレコン(ボタ山)上部でもヘリコプターが飛行。ロシア軍の急襲部隊がウクライナ軍の塹壕を攻撃。アブディエフカ北部のウクライナ軍は崩壊した模様だが、ロシア軍の損害も大きいようだ。ブラッドリースクエアの戦闘は何も生んでいない。ウクライナ軍が後退している。ヘルソンではウクライナ軍が拠点を2つに増やした。ロシアは撃退できていないがウクライナ軍の損害は大きい。

The Duran:欧米のネオコンは中東、ウクライナ、台湾で戦争を始めようとしている。欧米は大氷山に向かって突進中。2003年のイラク戦争を思わせる。米国は中東での戦争を望んでいる。イラク戦争の再現だ。ネオコンを動かしているのはなんなのだろう? バイデンが選挙で勝つには、戦争を起こすしかないのか? ドル離れを止めたいのか? だが、時代は2003年の時と全く違う。イラク戦争の時はヨーロッパが反対した。今度はヨーロッパも反対しない。だが、2023年はロシアと中国などが超大国になっている。米国経済もヨーロッパ経済も不況だ。技術力でも生産力でも中国が米国を上回っている。バイデンの言葉を信じる世界の指導者はいなくなっている。言うことと行動が全く一致していない。欧米ネオコンはロシア・中国・イランを叩く最後のチャンスと思っているのかもしれない。ウクライナはヘリコプター基地の攻撃に十八発の米国製ミサイルを同時発射したが、十五発が撃ち落とされ三発しか届かなかった。米国はウクライナ戦争もエスカレーションしている。

大地舜:イスラエルが地上作戦を開始しないのは、米軍の準備が整うのを待っているから。欧米ネオコンは第3次世界大戦という大氷山に向かって突進中。

2023年10月23日 (月)

米国が600億ドル支援してもウクライナの敗北は変わらない。10月23日

ミリタリーサマリー:ヘルソン東岸にウクライナ軍が小さな拠点を作る。仮橋が作られた。幅240メートルの川にかけた橋。ウクライナ軍の戦闘機やヘリコプターの被害が多い。連日、数機撃墜されている。多い日は1日に7機。ロシア軍の新ミサイルF31mが能力を発揮している。この新ミサイルは航続距離が400キロ。ウクライナ東部の制空権はロシアが完全に掌握。

The Duran:ウクライナ軍の反転攻勢は終わった。ヘルソン州の攻撃はPR目的。主戦場はアブディエフカ。ここもロシア軍に制圧されるだろうが、その前にミートグラインダーとして活用される。米国が600億ドル支援してもウクライナの敗北は変わらない。

Kim Iversen:ユダヤ系米国人ジャーナリストDon Cohenのインタビュー。Donはヨルダン川西岸で取材活動をしている。「イスラエル人にとって最大の敵は、イスラエルを批判するユダヤ人」「ハマスは私の安全を心配して、護衛をつけてくれた」「シオニズムはファシズム」「シオニズムはナチズムに似ている」

大地舜:「シオニズムはナチズムに似ている」というが、51 Documents: Zionist Collaboration With the Nazisという本があるので読んでみることにした。

 

2023年10月22日 (日)

ウクライナ軍はドネツク市の民間人を標的にクラスター弾やハイマースを打ち込んでいる。10月22日

ミリタリーサマリー:アブディエフカでは、ロシア軍がトンネルを掘り始めたという。ウクライナ軍はドネツク市の民間人を標的にクラスター弾やハイマースを打ち込んでいる。敗北濃厚なウクライナ軍は、ヤケクソになっているとしか考えられない。ロシアは空軍力でも圧倒している。ドンバス北部ではロシア軍が進撃中。ヘルソンからはニュースがない。

マーキュリス:イラクやシリアで米軍基地が攻撃されている。ASEAN諸国も停戦に賛成で、イスラエルの非人道的行動には批判的。カイロで和平会議が行われているが、米国はトップを送り込まない。ジェーク・サリバンはウクライナの和平会議に参加(ロシアは参加していない)。ウクライナ軍の火力が減少。連日、ロシア軍がウクライナ全土にドローンとミサイル攻撃をしているが、ニュースにもならない。ウクライナの防空能力は弱体化している。一方、ウクライナ軍はクリミア半島にドローンとミサイル大攻撃をしているが、全て撃墜されて、効果なし。ストームシャドーも撃墜されている。アブディエフカではロシア軍がトンネルを掘っていると言われるが、ウクライナの経済力でも技術力でも、できない仕事。ヘルソン州東岸にウクライナ軍が上陸したが30〜60人規模。天候は悪いし、補給もできなく、ウクライナ軍はヘルソンでも能力不足。ウクライナ北部のスミ州の北側にロシア軍が大集結しているが、目的が不明。

大地舜:米国による世界の一極支配がようやく終わりを迎える。大変に喜ばしいことだが、今日の日本経済新聞の社説は、正反対の意見だった。イスラエルの一件を見ても、欧米に正義はない。二重基準しかない。大英帝国は悪の帝国だった。ようやく人類は欧米の傲慢さと人種偏見から解放される。

2023年10月21日 (土)

ウクライナ戦争は米国にとって利口な投資? 10月21日

ミリタリーサマリー:アブディエフカは強固な要塞だ。だが弱点は北側のボタ山(ロシア語:テレコン)にある。ここを占領するとアブディエフカを眼下に見下ろせる。ロシア軍とウクライナ軍はこのボタ山を巡って壮絶な戦いをしている。プーチンもアブディエフカ近郊を訪れて戦況を視察。アブディエフカにおけるウクライナ兵の死者数は1週間で2000人。ブラッドリースクエアではウクライナ軍がこれまでの10倍の兵力で攻勢をかけたが戦果は不明。ヘルソン州西岸は相変わらずロシア軍の大爆撃にさらされている。クーペン、リマン、バフムートでは大きな変化なし。

The Duran:バイデンが執務室から演説。ウクライナ戦争は米国にとって利口な投資だそうだ。アメリカ兵は死なずにロシを弱体化できるから。米軍が空母を地中海に配備して、シリアとイランとの戦争に備えている。シリアに駐在するロシア軍が米軍の攻撃を受けたらロシアも黙っていない。ロシアは黒海にキンジャールミサイルを搭載しているミグ35を飛ばしている。これは「シリアを攻撃するな」というロシアの警告。ロシアはイランにも高度なミサイルを供給するだろう。ちょうどミサイル協定が期限切れ。バイデンはイスラエルの侵攻を支持して、中東全面戦争をサポート。ウクライナでも代理戦争をして、中国ともことを起こそうとしている。呆れた大統領。

大地舜:バイデンの演説を聞いたが、半分はウクライナ戦争関連でプーチン憎しという内容。米国の国民がバイデンのネオコン流プロパガンダに騙されないでいて欲しいと思うが、どうなのだろう?

2023年10月20日 (金)

米国はイスラエルと同罪として世界から扱われる。10月20日

ミリタリーサマリー:ヘルソン州のウクライナ軍の渡河作戦は失敗。渡河作戦の最中に黒海の上空で偵察をしていた米国の偵察ドローン・グローバル・フォークが故障してNATOの基地に舞い戻った。これでウクライナ軍の目と耳が塞がれ、ロシア軍がウクライナ軍の撃退に成功。グローバル・フォークはロシアにとって邪魔だったが、故障させる技術をロシアが開発した模様。ブラッドリースクエアではロシアが攻勢。アブディエフカの攻防はゼレンスキーにとって死活問題。強固な要塞がロシア軍に奪取されると、ウクライナの敗北も決まってしまう。ウクライナ軍は死守する構え。リマン・クーペンでも激戦が行われているようだが、ロシア軍が映像を公開しないので詳細が不明。

The Duran:一帯一路の会議は順調。中国とロシアの団結はますます強固。列車は駅を離れた。欧米はこの列車を引き戻すことはできない。

Democracy Now:コロンビア大学の中東専門家インタビュー。「米国はイスラエルと同罪として世界から扱われる」「これまでの実績から見て病院を爆撃したのはイスラエル」「バイデンは米国を困難な立場に追いやった」

大地舜:ノーム・チョムスキー著「誰が世界を支配しているのか?」に書かれているが、イスラエルの首脳はパレスチナ人をゴキブリ同様にしか見なしていないという。第2次世界大戦で日本は米国に無差別攻撃されたが、その時も米国人は日本人をゴキブリだと見なしていた。イスラエルがパレスチナ人の虐殺に走ることは、日本人が受けた扱いと同じ。

 

2023年10月19日 (木)

バイデンはイスラエルに何をしに行ったのか? 10月19日

ミリタリーサマリー:ヘルソン州西岸からウクライナ軍が東岸に侵略したが、全て撃退された。私から見るとウクライナ軍のクレージー作戦だ。渡河しても補給が続かない。ブラッドリースクエアでは、ウクライナ軍は攻勢に出てロシア軍を押せるが、退却ができない。退却するときに大損害を出している。昨日の米国製ミサイル攻撃でロシア軍のヘリコプター3〜4が損傷を受けた。アブディエフカではロシア軍が南部から攻撃。

The Duran:ポーランドの選挙で与党が敗れた。新政権はEU派。新首相は悪者での人気よりもEU本部での人気を気にするような人物。ウクライナへの支援は続くが、前の政権ほど熱心ではないだろう。

サーモア・ハーシュ:バイデンはイスラエルに何をしに行ったのか? 答えはウクライナ情勢から米国のマスメディアを遠ざけること。

大地舜:日本のテレビに登場する専門家は、キャスターの御機嫌取りに専念しているのか真実を語らない。ロシアの天然ガスと石油は中国にとって極めて重要だ。中東からくるエネルギーはマラッカ海峡でいつでも米軍にストップされる。だがロシアのエネルギーはストップされない可能性が高い。中国の目標は中東とロシアのエネルギーを50%づつにすることだろう。日本も中東エネルギーが94%の状態から50%まで下げるのが独立国家にふさわしい。

 

2023年10月18日 (水)

深く信頼されている世界の首脳はバイデンではなく、プーチン。10月18日

ミリタリーサマリー:ウクライナの米国製ミサイルがアゾフ海に面するロシアのヘリコプター基地を攻撃して、成功。ロシアがこの米国製長距離ミサイルに対抗策を生み出すには最低でも2週間かかる。2〜3ヶ月したら、これまでの結果から見てみ、このミサイルもまた無力化される。ウクライナはこのミサイルを使用したのなら、24時間以内に総攻撃を始めるべきだ。総攻撃をしないならば、無駄にロシアに米国製ミサイルの情報を与えただけになる。ヘルソン州でウクライナ軍がドローンで大攻撃。ウクライナには砲撃力もなく、ドローンしかない。ブラッドリースクエアでもウクライナ軍は攻撃したが、撃退され大敗北。バフムートやアブヂエフカでもウクライナ軍の損害は甚大。クーペンからはあまり情報がないがロシアが攻勢。

The Duran:イスラエル軍はガザ地区への攻撃を躊躇っている。イスラエル軍部の用意ができていないのだろう。中国とロシアは和平への外交交渉を活発に行なっている。プーチンはアラブ諸国3首脳と、イスラエル首相と電話会談。深く信頼されている世界の首脳はバイデンではなく、プーチン。中国もロシアもイスラエルの非を責めるのではなく、米国のこれまでの中東外交政策の失敗を責めている。EUは部屋の中の混乱した子で、誰からも相手にされていない。ブリンケン国務長官もアラブ首脳に説教されている。

大地舜:中東情勢を見ても欧米は敗北している。欧米のこれまでの中東政策も、間違いばかり。ウクライナ戦争もロシアの勝利で終わりを告げる。

2023年10月17日 (火)

英国のMI6によるとロシア軍はアブデエフカ市の攻略方法を変える。10月17日

ミリタリーサマリー:英国のMI6によるとロシア軍はアブデエフカ市の攻略方法を変えるという。包囲作戦は継続するが、12月に絨毯爆撃して街を廃墟にすることにしたという。堅固な要塞なので、簡単には陥落しないと判断したという。ドネツク州南部のウクライナ軍の死者数は460人と多い。ブラッドリースクエアではウクライナ軍が後退している。その他の地域は変化なし。

大地舜:昨夜のテレビのニュース番組では、いまだに「ウクライナ軍が勝っている」と報道していた。日本のテレビを見ていたら、世界のことはわからない・・・と言って、日本人には他に見るものがない。ビル・トッテンさんとの対話は10月3日に行ったが、まだ編集が終わらない。今日明日には終える予定。

 

2023年10月16日 (月)

ゼレンスキーの最後の戦いはヘルソン州。10月16日

ミリタリーサマリー:ゼレンスキーの最後の戦いはヘルソン州になる。ウクライナ軍は11月に渡河作戦を行う模様。これに敗北してウクライナ軍の運命も絶たれるのではないか。ブラッドリースクエアではロシア軍が占領された土地を取り戻している。プーチンはウクライナは敗北したと言明。アブディエフカの包囲は続いているが、ロシア軍は全く急いでいない。

The Duran:ドイツで地方選挙が行われ、与党は大敗。緑の党も衰退。シュルツはますます影が薄くなっている。

大地舜:ウクライナ情勢もようやく終わりを告げそう。ロシアの大勝利で終わる。

2023年10月15日 (日)

ウクライナ軍による反転攻勢は終了。ネタニヤフ首相は失脚する。10月15日

ミリタリーサマリー:アブディエフカでは戦闘が続いている。ロシア軍による北からの攻撃は撃退されたが、補給路はロシア軍が抑えている。ミカエルフカ市でも、戦闘が継続。ブラッドリースクエアはロシア軍が優勢。ロボチナ村もロシア軍が優勢。ゼレンスキーがオデッサを訪問。オデッサ市の幹部を総入れ替えするらしい。クリミア半島ではクリミア橋の修理が予定よりも18日早く完了。クーペン、リマン、バフムート、ヘルソン西岸は新たなニュースなし。

The Duran:ウクライナのブダノフ情報局長がウクライナの反転攻勢のスケジュールには変更があったとインタビューで発言。つまりウクライナ軍による反転攻勢は終了したということだ。ロシア軍は相変わらず、ミートグラインダー戦術を続けている。ウクライナ軍の消耗はひどい。アブディエフカ市でもロシア軍の主力は共和国の軍隊。ロシアの正規軍は参加していない。ということはアブディエフカ市を占領する気がないということ。包囲してウクライナ軍の支援部隊が来たら叩く作戦。ロシア軍は戦闘のプロだが、ウクライナ軍はPRのプロ。その差が出ている。ウクライナの支援は先細りする運命にある。欧米はイスラエル問題を優先する。ウクライナは中国に和平交渉の助けを求めるしかないが、ゼレンスキーにはそれもできない。ブダノフ情報局長がゼレンスキーの後継者かもしれない。

シーモア・ハーシュ:ネタニヤフ首相は失脚するとイスラエルの情報筋は言っている。ネタニヤフ首相はハマスの存在を許し、カタールが年間に数億円もハマス支援するのを認めてきたからだ。情報筋によると、イスラエル軍は情報戦は得意だが、泥臭い地上の戦闘には慣れていない。ハマスは地下に軍事工場を持ち生活もしている。イスラエル軍は地上のビルを全て破壊した後に、地下貫徹爆弾JDAMを投下する予定だという。この爆弾は地下15〜30メートルまで貫通し、周囲2400メートルを破壊するという。だが、ハマスは地下60メートルにも多くの施設を持っている。したがってこの作戦がうまくいくかどうかは不明。

大地舜:市街戦は血生臭いものとなるようだ。イスラエルは世界を敵に回して、Gaza住民を餓死させようとしている。イスラエルにとってはマイナスでしかない。心あるユダヤ人は、ユダヤ民族の将来を憂いている。

 

2023年10月14日 (土)

パレスチナの人々はガザ地区から一歩も引かない。10月14日

ミリタリーサマリー:ロシア軍はアブヂエフカ市の完全包囲に近づいている。アブヂエフカ市は2014年から構築された強固な要塞で、東側からの攻撃は自殺行為。この市にはウクライナ兵が1万5000人もいる。ロシア軍は3つあるウクライナ軍の補給路のうち2つを完全遮断。最後の補給路も通る車両の90%が破壊されている。ウクライナ軍は補給部隊も応援部隊も送れない。ロシアは内陸奥深くまでミサイル攻撃をして、応援部隊を破壊している。すぐ南のミカエルフカ市も総攻撃にあっている。サボリジニア州のブラッドリースクエアではロシア軍が南から反撃して占領された土地を取り戻している。ラボチナ村もウクライナ軍が支配しているのは北部のみとなった。ブラッドリースクエアもロシア軍によって包囲されそうだ。ドンバス北部のクーペン、リマンからはニュースが入ってこない。バフムートも変化なし。

The Duran:欧米やEU首脳がイスラエルを訪問しているが、平和の役には立っていない。パレスチナの人々はガザ地区から一歩も引かないだろう。なぜなら、これまでの70年間、土地や住居をイスラエル国家と人民に奪われてきたからだ。BRICS+諸国は活発に会談を続けている。今の事態は中東の外交を独占してきた米国の失敗を示している。国連で採決されたことを実行するだけで良いのだが、米国は国連を無視してきた。イスラエルが暴力的にGaza地区を支配すれば、今回は世界の世論が変わるだろう。イスラエル批判が高まるだろう。その先頭に立つのはBRICS+諸国になる。イスラエルによる武力行使は、イスラエルのマイナスになるだけだ。ネタニエフ首相は退陣に追い込まれるだろう。

大地舜:欧米首脳のイスラエル訪問は、ジョンソン元英国首相のキエフ訪問を思い起こさせる。外交交渉.和平交渉をぶち壊したのだ。キエフはミンスク合意に戻ろうしたのに、英国と米国とEUがやめさせた。その結果が今のウクライナ情勢だ。ウクライナは疲弊して、国が存続するかどうかも怪しくなってきている。BRICS+諸国の力が強くなれば、イスラエル問題も改善される。欧米が敗北しなければ、世界は平和にならない。

 

2023年10月13日 (金)

ウクライナは酸欠状態。ロシアは圧勝寸前。

ミリタリーサマリー:ロシアの攻撃が激しくなってきた。大量の物量を投下し始めた。ドローン、爆弾、戦闘機、戦車だ。戦車は数千台が使われている。1つの戦場に50台もの戦車が投入されているのがビデオで確認された。このような数は第二次世界大戦以来だ。ロシアはアブデエフカだけでなく、すべての前線で攻勢に出ている。アブデエフカでは北から、南から西側と多方面から攻撃、戦車も50台は使われている。ウクライナ軍は防御一辺倒。リマンではロシア軍の攻勢が反撃されて損害を被った。アブデエフカの南側のミカエルフカ市でもロシア軍が南側から攻撃。すぐに北側からも攻撃を開始するだろう。ロシアの戦車の使用数は1000台から2000台で、まるで兵士一人に一台のようだ。ラボアナ村などブラッドリースクエアでは、ロシアの猛攻撃でウクライナ軍は敗北している。逃げ道も砲撃の対象。今後、ウクライナ軍がどう対応できるのか不明だ。ヘルソン西岸も同様の状態で、ロシア軍の爆撃が続いている。

The Duran:ウクライナは酸欠状態。ウクライナ軍の反転攻勢は終了した。ロシア軍はゆっくりだが大攻勢をかけている。ロシアは圧勝寸前だ。ロシアは2024年に100万人体制でウクライナを制圧すると言明している。中東の状況はウクライナに暗い影を落としている。欧米にとってイスラエルの重要性はウクライナの比ではない。資金も弾薬もイスラエルが優先されることになる。ウクライナは崖っぷちに立たされている。だがゼレンスキーナ政権に物事決める力はない。ゼレンスキーは荷物をまとめてイタリアかフロリダに避難したほうが利口だろう。

大地舜:イスラエル政権は米国の9.11の時と同じ作戦をとった。情報機関からの情報を無視して、わざと事件を起こさせた。ブッシュ息子も人気がなかったが、9.11で見事に人気を勝ち取った。イスラエルの首相も挙国体制に持ち込むことができて、人気も回復するだろう。イスラエルの情報機関が、上層部に、ガザ地区の危険な状態を報告していたことは間違いない。彼らは有能な情報機関なのだ。それを政治上層部が意図的に無視した可能性が高い。現在の悪名高いイスラエル首相が生き残るには大事件が必要だったのだ。

 

2023年10月12日 (木)

RFK Jr.のイスラエル問題に対する立場は、他の米国の政治家と全く同じ。10月12日

ミリタリーサマリー:ロシア軍はアブディエフカへの攻撃と包囲を続けている。昨日の黒煙は燃料を運んでいた列車をロシア軍が破壊したせいのようだ。ウクライナの応援部隊も攻撃されて、ロシアの橋頭堡はさらに拡大している。南部からはロシア軍が進撃しているが、ウクライナ軍の抵抗は全くない。ウクライナ軍の逃げ口は幅が7キロと狭まった。クーペンからはニュースがない。バフムートは変化なし。ブラッドリースクエアは静寂したまま。

Kim Iversen:RFK Jr.のイスラエル問題に対する立場は、他の米国の政治家と全く同じで失望した。イスラエルはパレスチナ人に「おとなしく土地を手渡せば平和を保障」している。だがパレスチナ人には納得できない交渉だ。RFK. Jrはこの交渉に応じないパレスチナ人が悪いのだという。RFK. Jrは独立した考えを持つ候補だと期待していたが、イスラエル問題に関しては、「この男に失望した」。イスラエルがパレスシナ人から土地を奪うことを後押しする欧米は、ウクライナ問題ではロシアがウクライナの土地を奪うことを拒否している。欧米の身勝手な二重基準がここにもある。

大地舜:私もRFK.Jrのイスラエル問題に関する発言には失望した。バイデンやトランプよりも時代に要請されている候補だとは思うが、ケネディも大金持ち階級の仲間だ。ケネディも、ユダヤロビーの力が怖いのかもしれない。ケネディの選挙資金には当然、大金持ちユダヤ人の支援があるだろう。大統領になるためにはユダヤ団体による資金援助が最低限の条件なのだ。この資金援助がなければ、大統領になるのは「夢の中の夢」に過ぎない。米国の民主主義では大金を献金する人が支配者なのだ。

2023年10月11日 (水)

ロシア軍によってアブディエフカ市一帯が包囲された。10月11日

ミリタリーサマリー:ロシア軍によってアブディエフカ市一帯が包囲された。昨日はミカエルフカ市が標的とされていると思ったが、真の狙いはアブディエフカ市の攻略だった。アブディエフカ市にはNATOと米軍の司令部があり、米国の占領地のような場所だった。ロシア軍は南と北3箇所から攻撃して橋頭堡を大きく拡大して完全包囲に迫っている。ロシア軍は200の砲撃部隊と多数のヘリコプター、爆撃機による500キロ、1500キロ爆弾で猛攻撃をした。ロシア軍は北部のウクライナ補給部隊にもミサイル攻撃をした。鉄道網も破壊されて、ウクライナ軍は、この地域に応援部隊を送れない。化学工場からは黒煙が広がって、ウクライナ軍はメクラ状態。ロシア軍は高地を占領して、動くもの全てを攻撃できる状態。ブラッドリースクエアもバフムートもヘルソンからもこれといったニュースがない。

大地舜:イスラエル軍はガザ地区で、ホロコーストを行うのだろうか? 水も電気も食料も入れないように封鎖しているが、イスラエル人の残虐さも底がしれない。イスラエルの行為は、ヒトラーを非難することができなくなる。

2023年10月10日 (火)

バイデン政権のネオコンたちは、ウクライナ一辺倒。10月10日

ミリタリーサマリー:ドンバス北部ではロシア軍が進軍しているが情報が流れてこないのは奇妙だ。バフムートも静か。ブラッドリースクエアでも何も起こっていない。ウクライナ軍は全てがスローダウンした。弾薬不足モアエウだろうが、天候のせいもある。ブラッドリースクエアでは天候のせいでロシア軍の攻撃も止まっている。一番大きな戦場はミカエルフカ市の攻防だ。ロシア軍が市に迫ってきている。地雷も撤去され、この地域では多くのウクライナ兵も投降している。ヘルソンでも状況は変わらない。イスラエルで戦争が起こったことでロシアは有利になる。

The Duran:ハマスとへズボラと長期戦をすることに、イスラエル人は心理的な準備ができていない。英米のネオコンたちはイランと戦争するべきだと主張している。イランとへズボラとの関係は近いが、ハマスとは遠い。だが、ネオコンはハマスの支援をイランがしていると主張している。ハマスはエルサレムのモスクがイスラエルによって破壊されそうなことが、攻撃の理由だったと主張している。中東の専門家は「これは何か起こる」とみんな心配していた。イスラエルのモサドや米国のCIAも情報をつかんでいたはずだ。バイデン政権のネオコンたちは、ウクライナ一辺倒で、情報が来ていても興味を示さなかったのだろう。イスラエル政権も国内問題で手一杯の状態だ。バイデン政権の誰かが外交交渉を始めるのがベストだが、人材がいない。イランと交渉してへズボラを抑え、米国はイスラエルを押さえて、ハマスと交渉をさせるのがベストの解決法。米国がイランと戦争を始めると、米国は再び敗北するだろう。

大地舜:マーキュリスさんは、英米のネオコンたちはトンネルビジョンの運転手で、後進ギアどころかブレーキもない車を運転しているようだという。下手な運転手で、周りの世界で何が起こっているかを観察していないので、色々と衝突するのは当然だというわけだ。ネオコンのプロパガンダで洗脳されている世界では、外交交渉が行われないようだ。米国にもたくさん有能な外交官がいるのに、全て政権からは外されて、遠くに追いやられているという。日本のマスメディアには、ネオコンのプロパガンダに洗脳された専門家ばかり登場する。

 

2023年10月 9日 (月)

米国はウクライナ戦争から抜け出る道を見つけた。10月9日

ミリタリーサマリー:クーペン/リマンではロシア軍が橋頭堡を拡大して、攻勢に出ている。バフムートからはニュースが入ってこない。ドネツク州中部ではロシア軍が大爆撃をしている。ラボチナ村ではロシア軍が反転攻撃をしている。ヘルソンでもロシア軍が大爆撃。ロシアのミサイルは90キロ離れた場所にあったs-300防空システムを破壊した。

The Duran:米国はウクライナ戦争から抜け出る道を見つけた。ウクライナはブラックホールで、いくら支援してもキリがない。米国はまだ政策論争ができる国。だから、ウクライナ支援も終わりにできる。一方、ヨーロッパは溺れるウクライナに腕を掴まれて、海の底に引っ張り込まれそう。EUには政策論争がないので、EU首脳が勝手に決めた道を歩み、歯止めが効かない。

ダグラス・マクレガー:ポーランド国民の56%が、ウクライナ戦争にこれ以上の関わりを持たないことに賛成している。ドイツのショルツ首相の支持率は31%と下落。ヨーロッパ人はロシアと戦争をしたくない。米国もウクライナから手を引くべきだ。アメリカ帝国は本体だけですでに十分に巨大であり、ヨーロッパやアジアの問題に関わるべきではない。

ミリタリーサマリー:ガザ地区を支配するハマスは、ガザの近郊にあるイスラエルの軍事基地と警察署を襲撃して、多くの兵器を手に入れた。放ったミサイルは誘導できない種類なので、テレアビブ市の市民も被害に遭うことになる。

大地舜:BRICS+諸国が世界政治の主流となり多極世界になると、イスラエルの非人道的なパレスチア人の扱いにもチェックが入ることになる。中国もロシアも、イスラエルに人道的なパレスチナ人の扱いを求める。ユダヤロビーに支配されている米国の力が弱まっているので、イスラエルもこれまでのような強引なパレスチナ人弾圧ができなくなる。

 

 

2023年10月 8日 (日)

ウクライナ軍は反転攻勢に完全に失敗した。10月8日

ミリタリーサマリー:ロシア軍がクーペン方面で大攻勢をかけているが、ロシア国防省はあまり報道をしない。ビデオも流さない。意図的にニュースをおさえているようだ。ロシア軍はクーペンの近くまで迫っているし、リマンでもウクライナの司令部を叩いたが、結果は報道されない。クピアンスク市方面の補給路はロシア軍の管理下に置かれた。バフムートでもロシア軍が全てをコントロールしている。ブラッドリースクエアでもウクライナ軍の動きが止まっている。ヘルソン西岸もロシア軍の爆撃にさらされている。ウクライナ軍がヘルソンで何かをしようとしているためだ。

The Duran:ウクライナ軍は反転攻勢に完全に失敗した。この5カ月で9万人の兵士が死亡した。ロンドンタイムスの記者が前線を取材したが、その報告によると、ラボチナ村で戦っている兵士たちは、疲れ果て、希望をなくし、故郷に帰りたいと言っている。ロシア軍による爆撃は増大する一方だという。ヘルソン西岸からの渡河作戦は自殺行為だ。これからは雨が降り、寒くなり、渡河は更に難しくなる。ロンドンタイムスの記者はウクライナの「大敗北」と言っている。欧米諸国は弾薬不足。英国から送る兵器は枯渇している。ドイツも同じ。米国はウクライナ支援への意欲をなくしている。ヨーロッパは不況になった。ウクライナ経済は崩壊しており、欧米の援助がないと兵士にも役人にも給料が払えない。ヨーロッパはガスも石油もロシア市場も無くした。ゼレンスキーをチャーチルだナポレオンの再来だと欧米諸国は英雄扱いしてきたが、今や疑問が出始めている。ウクライナ戦争支援の終わりが始まった。

大地舜:このところ日本の世論も変わり始めた? 欧米に追随している日本に疑問を持ち始めた? もっとBRICS+諸国の見方を参考にしようという意見も増え始めた? 

 

2023年10月 7日 (土)

ロシアの大攻勢が始まるのかもしれない。10月7日

ミリタリーサマリー:ロシアの大攻勢が始まるのかもしれない。ドンバス北部のクーペンから始まりそうだが、まだ推測の域を出ない。映像が手に入らないが、ロシア軍がクーペン方面から大進撃を始めたようだ。この辺りのウクライナ軍が補給路をたたれて大敗北していることだけは確かだ。ロシア軍がハルキフにミサイル攻撃をした。ウクライナの司令部を破壊したそうだが、真相は不明。ウクライナ軍はバフムートでドローン攻撃をしている。ブラッドリースクエアでは何も起こっていなし。ウクライナ軍はロシアの第一防衛線を突破する気もないようだ。ヘルソンでもウクライナ軍は静か。ロシア軍はヘルソン州のインフラを爆撃している。

The Duran:シリアの大統領アサドが夫人を連れて中国を訪問。国賓として大歓迎された。アサド夫人は勇敢な女性で、シリアが危機にある時でも、決して逃げず、大統領と共にいた。トルコとシリアの関係改善に中国は大きな役割を果たすだろう。欧米のシリアに対する経済制裁は、相変わらず厳しいが、中国がシリアを救うことになる。欧米はシリアでもう何も扇動できなくなる。プーチンはバルダイ会議で重要な演説をした。ロシアの世界観を示したが、説得力のある内容だった。文明の多様性を認める内容だった。

大地舜:中国企業とビジネスをする日本企業の社長と話したが、中国企業との商売は難しいそうだ。契約書の内容などは意味を持たず、中国企業は契約を無視して好きなことをするという。中国式の資本主義にも色々と問題があるそうだ。昔ながらで、人間関係が全てなのかもしれない。

2023年10月 6日 (金)

ロシア経済の成長は目覚ましい。10月6日

ミリタリーサマリー:ロシア軍はヘルソン州西岸を大爆撃している。兵士が集結して訓練をしている場所を見つけては爆撃。都市の高層ビルも破壊している。ロシア軍は精密誘導爆弾を大量に使い始めている。ザボロージア州のブラッドーリースクエアは完全にロシア軍が圧倒している。ドネツク南部でもバフムートでも同じ。ロシア軍の精密誘導爆弾の使用量はこれまでの3倍。ロシア軍はウクライナ軍の背後奥深くまで爆撃をし始めた。クーペン/リマンでもロシア軍攻勢でウクライナ軍が大損害。プーチンは冗談めかして「オデッサもロシアの都市だったな」とバルダイ会議で発言。オデッサを取るまでロシアの攻勢は終わらないという意味か? ウクライナ軍は兵士を招集できない。ウクライナ人のほとんどが兵士招集を憎んでいる。ウクライナ戦争はロシア人地域が全て奪取されないと終わらない模様だ。

The Duran:ロシア経済の成長は目覚ましい。今年は2.8%か3%成長する。理由は欧米による経済制裁の成果だ。欧米企業がさったので、ロシア人のビジネスチャンスが広がった。兵器産業は大車輪で生産を拡大している。消費を自粛していた人々は、大々的に消費を再開した。政府は半導体や造船への大投資を開始した。問題は労働力不足や経済の過熱。インフレーション。2024年の経済も高度成長の見通し。一方、ヨーロッパの病人と呼ばれるようになったドイツの衰退はひどい。ドイツが衰えるとヨーロッパ全体が衰える。石油価格は高止まりだ。米国の経済も借金に頼っている。欧米のウクライナ戦争の目論見はすべて実現しなかった。ロシアは健在で、プーチン政権も揺るがない。ドイツは経済低迷を財政で隠しているが、いつまでもは続かない。ヨーロッパの現在の政治家の多くが、漫画家や作家で経済を理解していないから、このようなことになる。

大地舜:ウクライナ戦争に大勝したロシアが遠からず米国を超える経済大国になるのは間違いないようだ。ヨーロッパを捨ててアジアの一員になったのは大歓迎だ。世界は全く変わった。日本も脱亜入欧ではなくて、脱欧入亜に至急変わるべきだ。

2023年10月 5日 (木)

ウクライナは反転攻撃の目的を何一つ達成していない。10月5日

ミリタリーサマリー:ウクライナ軍はクリミア半島をミサイル攻撃したが、全て撃ち落とされた。高速船でクリミア半島の端に上陸して写真を撮ったが、戻る途中で船は撃沈された。軍事的には無意味な行動だ。ウクライナは半年前からの反転攻撃の目的を何一つ達成していない。半年で50万人も死者が出たという統計もある。私(DIMA)は6月からロシアの発表数を集計しているが、25万人になる。怪我人はさらに沢山いる。ヘルソン州西岸は、相変わらずロシア軍の爆撃に晒されている。ロシア軍がヘルソン州を完全に遠距離支配している。ブラドリースクエア、ラボチナ村でもロシア軍が反撃開始。ウクライナ軍は何もできていない。ドネツク州南部でも進展はない。ロシア軍がジリジリと攻勢をかけている。ロシア軍のやり方は慎重で、無理をしない。ロシア軍は総攻撃の準備中にも見えるが、まだ動いていない。

The Duran:英国では「ロシアが崩壊する。ウクライナ軍が勝っている」などと新国防大臣が言ったり、元国防大臣も「もうすぐ勝利」などと記事を書いたりしており異常。スナク首相はもうすこし現実を知っている。米国ではウクライナ支援が止まったように見えるが、支援は行われる。金額は減るだろう。ドンバス戦線では、激戦は続いているがロシア軍が攻勢中。ウクライナ軍はロシアのスロビキンライン(第一防衛線)を全く突破できていない。ゼレンスキーは映画俳優で演技を続けているが、政治も戦争も何も理解していない。

大地舜:欧米の報道はまるで日本の大本営報道のよう。ウクライナ軍は転進はしていても前進はしていない。

2023年10月 4日 (水)

日本に米軍基地は不要。10月4日

ミリタリーサマリー:ロシア軍はドンバス前線の6箇所で攻撃。ヘルソン西岸ではウクライナ兵士が集結している場所を爆撃。ブラッドリースクエアではラボチナ村の一部を奪還、ブラッドリースクエアの東側ではウクライナ兵の死体の山を乗り越えて前進。ロシアが全ての戦場で、コントロールをしている。つまりウクライナ軍の動くものは全てみられて爆破される。時々ウクライナ軍のハイマース・ミサイルがロシア軍の拠点を叩いて効果を上げている。

ダグラス・マクレガー:ウクライナは生命維持装置を付けられた瀕死の状態。軍事的にみたら、ロシア軍はウクライナ全土を征服できる。だがプーチンが軍部を押さえ込んでいる。だが、ウクライナが長距離ミサいるでモスクワなどの攻撃をしたら、プーチンも軍部を抑えきれなくなる。米国は世界の800もの軍事基地を持っていて破産しそうだ。トランプ元大統領が日本を訪問した時に、日本が豊かなので驚いた。日本に米軍基地は不要だというのがトランプの考えだった。日本は自力で十分な防衛力を備えることができる。米軍基地は不要だという意見だった。

大地舜:昨日はビル・トッテンさんと楽しい対談をした。中国はすでにほとんどの分野で日本を凌駕している。特に中国の技術力の発展は目覚ましい。英国やヨーロッパや米国・日本は発展途上国となった。

2023年10月 3日 (火)

ドンバスとクリミアがウクライナに戻ることはない。10月3日

ミリタリーサマリー:スロバキアの選挙で勝った政党は、ウクライナをナチ政権に支配されている国と呼んでいるが、ゼレンスキーを囲む国際世論は、ウクライナに厳しくなっている。ウクライナ軍の攻勢は止まった。映像を見るとブラッドリースクエア東側では、ウクライナ兵が塹壕などでたくさん死んでいる。なんの護衛もなく自殺攻撃をした兵士たちだ。ロシア軍はラボチナ村を含むブラッドリースクエアを完全にコントロールしている。ウクライナ軍はラボチナ村の東側を攻める用意をしているようだが、全てをロシア軍に透視されており、動くものは全て破壊されている。ロシアはアゾフ海の海岸沿いに鉄道と高速道路を建設中。これが完成すれば、ウクライナに攻撃されない補給路ができあがる。バフムートで展開しているウクライナ軍の指揮官は、キエフに苦情を申し立てた。「戦場になんの戦闘訓練を受けていない兵士を送ってくるな」という苦情。送られてきた兵士の70%が戦闘訓練を受けていない民間人だったという、ウクライナ軍は進軍前に叩かれ敗北している。

The Duran:スロバキアで選挙に勝った政党は、反ウクライナ。党首のロバート・フィーツは、ウクライナはナチ思想の国でナチ政権に支配されていると公言している。選挙の結果、ロバート・フィーツ率いる連立政権が生まれるだろう。これでEU内のウクライナ戦争に反対する国がハンガリーとスロバキアの2カ国になる。ポーランドも選挙の結果では「戦争反対」側になるかもしれない。EUはこの結果に不満で、ロバート・フィーツ
政権打倒に走るだろう。ハンガリーでもEUはオルバン首相を政権から引きおろそうとしたが、逆効果になっている。

マーキュリス:ウクライナ戦線は停滞したまま。ロシア軍はバフムートとドンバス北部で兵力を増加して、万全の体制。ウクライナによるドローン攻撃もミサイル攻撃も停止している。一方、ロシアはウクライナ全土へのドローンとミサイルによる大攻撃を定期的に行っている。英国の国防省は、ウクライナの穀物輸送の護衛艦隊を派遣することを検討したがやめることにした。「第三次世界大戦を始める気か」と、ロシアの元大統領メドベージェフに警告されたのだ。ドイツが長距離ミサイルを提供しても、第三次世界大戦の引き金となる。

大地舜:ウクライナの戦争目的と、スポンサー欧米の戦争目的は全く違う。従って、ドンバスとクリミアがウクライナに戻ることはない。ウクライナは自殺攻撃を続けて、ウクライナの人口を激減させている。ウクライナの将来を担う若者もたくさん死亡している。ウクライナの国の指導者は、欧米に騙されてウクライナという国を消滅させられている。いつまで欧米の意図を見抜けないのだろうか? ゼレンスキーは見事な役者で国の指導者を演じているが、実際は身の安全しか考えていない臆病者だ。彼は周りの強硬派に暗殺されることを恐れている。ゼレンスキーはウクライナの将来など考えていない。欧米ネオコンに操られる猟犬で、俳優にすぎない。今年の5月に購入したエジプトの豪華な別荘を、彼が使えるまで生き残れたら、素晴らしい役者だ。

2023年10月 2日 (月)

ウクライナは無条件降伏をすることになる。10月2日

ミリタリーサマリー:ロシアが大々的にミサイル攻撃をした、全てウクライナの工場で、戦車の修理工場などだった。ウクライナ西部も攻撃され工場が破壊された。これは英国などがウクライナ国内に兵器工場を作ると、どうなるかを知らせるためだったと思う。ウクライナ軍の将校は2611名も戦士しているので、これからはNATOの将校が指揮を取ることになりそうだ。ウクライナ軍の活動は停滞している。ロシア軍が全てをコントロールしている。ウクライナ軍の攻撃は相変わらず自殺攻撃ばかり。リマン・クーペンにはロシア軍の精鋭部隊1万7000人が、待機している。

The Duran:インドとカナダが衝突している。欧米はインドを同盟国にしようと努力したが失敗した。インドは非同盟主義を変えず、欧米よりもBRICS+諸国の仲間になった。そのため、欧米はモディ首相への嫌がらせをはじめている。EUによるインドへの経済制裁はダイヤモンドの加工。モディ首相の地元の産業。欧米はインドの政権交代を目論んでいるが失敗するだろう。

マーキュリス:ウクライナの戦場は比較的に静か。ロシア軍がジリジリと押している。ゼレンスキーは苦境にある。2004年の夏になる頃には欧米の資金援助が終わるだろう。ロシアの元大統領メドベージェフが9月30日に面白い意見を述べた。「ロシアの勝利は確定している。ウクライナのナチ政権は潰される。キエフも攻め落とす。ロシアはハルコフとオデッサもてに入れる、ウクライナ系ロシア人はロシア本土の人間となる。ウクライナは無条件降伏をすることになる」

大地舜:ウクライナ軍の消耗が激しいので、もうすぐウクライナ軍は自滅する。だが、ウクライナ兵は頑強だ。しかもドンバス地域には8年かけて作ったウクライナ軍の要塞がある。ロシア軍もこれを攻め落とすのには時間がかかる。結局、蛇の頭であるキエフを攻略する他ないだろう。

2023年10月 1日 (日)

ウクライナ西部の奥深くで石油精製所が破壊された。10月1日

ミリタリーサマリー:ロシアはウクライナ全土にミサイル・ドローン攻撃をした。その中でも興味深いのはウクライナ西部の奥深くで石油精製所が破壊されたことだ。ウクライナ西部深くは、ウクライナの防空システムが最も強い場所で、石油精製所を破壊したのは、ロシアのサボタージュ・チームかもしれない。ウクライナ軍は欧米の指揮下のもとヘルソン州西岸からの、反転攻勢第2弾を計画している。それでロシア軍による西岸への爆撃が激しいようだ。ブラッドリースクエアで、大きな動きはない。ウクライナ軍の自殺攻撃も停止されている。ウクライナ軍はラボチナ村の西側を攻撃しているが、撃退されたようだ。ドネツク州南部でもロシア軍が攻勢。ロシア軍はウクライナ兵の隠れているビルを全て破壊して廃墟にしている。ドンバス北部ではロシア軍が地雷を撤去して、攻撃をしている。

The Duran:ロシアのラブロフ外相がさまざまなインタビューを受けている。ラブロフ外相のメッセージは簡潔だ。欧米とウクライナは裏切りしかしないので、停戦交渉はしない。現状での凍結はあり得ない。戦闘によってウクライナ問題を解決するほかない。ロシアの下院議長はもっと厳しく「ウクライナは消滅するもしれない」という。ショイグ国防大臣は「ウクライナ軍はそのうち自壊する」という。世界中でウクライナ戦争はもはやミリタリー問題ではなく、政治問題になっている。米国では政治的に困難な問題だとされている。アフガニスタンの二の舞は避けたいのだ。

大地舜:10月になったが、ウクライナでは10月後半から雨が降るという。そうなるとヘルソン西岸から東岸に攻め入るというウクライナの攻撃は、ますます難しくなるのではないだろうか?ウクライナはザボロジエ原子力発電所も占拠したいそうだが、これも雨のため実現が難しくなる。わたしもそろそろ「ウクライナ軍は自壊する」と思う。

2023年9月30日 (土)

あとはウクライナ軍がいつ崩壊するかを待つだけ。9月30日

ミリタリーサマリー:ロシア軍はヘルソン州西岸を爆撃している。ウクライナ軍が集結しているためだ。ロシア軍は圧倒的な空軍力を持っている。ブラッドリースクエアでウクライナ軍が西側への攻撃を強めた。ラボチナ村の西側だ。だがロシア軍はこの辺りを堅固にコントロールしているので、ウクライナ軍は撃退されるだろう。ドネツク州やバフムートでも戦況に変化なし。

マーキュリス:ラボチナ村の西側へウクライナ軍が攻撃したが、撃退された。バフムートでもウクライナが攻撃したが撃退された。いつもと同じストーリーだ。ラボチナ村にウクライナ軍が攻め込んだが、これはロシア軍の罠だったようだ。

大地舜:ウクライナ軍の反転攻勢は最初から失敗するのがわかっていた。制空権がないし、火力に劣るし、要塞を攻めるのには3倍の兵力が必要なのに、それも不足していた。ミリタリーサマリーも話がなくなってきている。あとはウクライナ軍がいつ崩壊するかを待つだけだ。月1回のYouTubeを昼頃、アップした。10月3日にはビル・トッテンさんと2回目のビデオ。ビル・トッテンさんとは意見が同じなので、討論にはならない。だが、いろいろ面白い資料を作っておられるので3日が楽しみ。

2023年9月29日 (金)

ロシアは2024年に100万人の兵力を動員して、ドニエプル川の東側全てを制圧する。9月29日

ミリタリーサマリー:英国の情報機関MI6の情報によると、ロシアは2024年に100万人の兵力を動員して、ドニエプル川の東側全てを制圧する計画だという。MI6はゼレンスキーに早急な停戦が必要だと説明したという。ドンバス前線ではロシアが地雷を除去して攻勢をかけている。ブラッドリースクエアではウクラアイナ軍が撃退されている。ロシア軍はステップバイステップで慎重に前進している。ロシアはヘルソン州西岸で、小型快速ボートをたくさん破壊した。これではウクライナ兵は川を渡れない。

大地舜:今月、ゼレンスキーが国連で演説したとき、会場は空席だらけだった。これはやはり、世界中の国がウクライナの味方をしないというメッセージだったのだ。テレビの画面を見た時は半信半疑だった。日本の専門家も「国家首脳の演説の時は、空席が多くなることがあるのですよ」と解説していたからだ。だが、ワシントンポスト紙によると「ゼレンスキーが国連で演説した時に、多くの国の代表が演説を聞くことを拒止して退席した」と報道している。ウクライナの行動は世界の150カ国の国から、支持されていないのだ。

2023年9月28日 (木)

戦争は終わった。ロシアが勝った。9月28日

ミリタリーサマリー:ロシアがドネツク州からヘルソン州への近道となる重要な鉄道を90%完成した。これは今の鉄道網を補完する鉄道で、これが使えるようになると、ヘルソン州への補給路はクリミア橋とこの鉄道の2つとなる。ドンバス北部のクーペンで、ロシア軍はアスコー川の橋をミサイルで全て破壊した。これでクーペン地域のウクライナ軍の補給路がなくなった。ドンバス北部のウクライナ軍は撤退するしかない。この作戦は民間出身のショイグ国防大臣が先頭に立って推し進めている。ドネツク中部と南部ではウクライナ軍が攻撃しなくなった。ブラッドリースクエアやラボチナ村でもウクライナ軍は全く前進できないでいる。ウクライナ軍の損害は兵器でも人員でも莫大。ブラッドリースクエアはウクライナ兵の墓場となっている。ロシア軍はヘルソン西岸を大爆撃。理由は不明。

The Duran:ウクライナ軍の攻勢は完全停止。ラボチア村でも停止。走って地雷原を渡るウクライナ兵の死傷は甚大。ウクライナ軍は何も突破していない。クリミア半島の攻撃も、停止した。ロシア軍のミサイル攻撃はウクライナのミサイル攻撃とは規模が違いすぎる。ゼレンスキーの欧米訪問は大失敗だった。誰からも歓迎されない訪問となった。ゼレンスキー個人の性格も嫌われている。欧米は2024年にウクライナで大統領選挙を実施しろと迫っているが、これはゼレンスキーが選挙で負けることを期待しているからだ。欧米はゼレンスキーを捨てた。ゼレンスキーの奥様も「今のうちに退任した方が良い」と雑誌のインタビューで答えている。ロシアはオデッサとキエフを占領する計画を立てている。

大地舜:米国の著名な調査ジャーナリスト、シーモア・ハーシュによると「戦争は終わった。ロシアが勝った。ウクライナの攻勢はもうない。しかし、ホワイトハウスとアメリカのメディアは嘘をつき続けなくてはならない」と、あるアメリカ情報機関の高官がハーシュに語ったそうだ。このまま戦争が続くと、ウクライナの兵士がいなくなる。ウクライナという国も消滅するかもしれない。その前にウクライナ政権は停戦に持ち込まなくてはならない。ウクライナ軍は崩壊寸前で、このまま兵士を戦場兼墓場に送り込むと、兵士たちが反乱を起こすだろう。

2023年9月27日 (水)

9月の3週間でウクライナ兵は1万7000人死傷した。9月27日

 ミリタリーサマリー:ロシアの国防大臣ショイグが興味深い数字を報告した。9月の3週間でウクライナ兵は1万7000人死傷し、ウクライナ軍の2700台の装甲車を破壊した。6月4日のウクライナの反転攻勢からは合計で8万人のウクライナ兵が死傷しており、1万台の装甲車が破壊されていることになる。ロシアの特別軍事行動は継続され、2025年初めにはウクライナ軍を完全に崩壊させる計画だとショイグは報告。戦場を見ると、あらゆる面でロシア軍が優勢だ。制空権はロシアが持っているし、ミサイル攻撃、ドローン攻撃でもロシア軍がウクライナ軍を圧倒している。ドネツク州中部のウクライナ軍の攻撃は停止している。ブラッドリースクエアはウクライナ兵の墓場になっている。ウクライナ兵は何のカバーもなく、徒歩で前進しており、ロシア軍の砲撃の餌食となっている。ブラッドリースクエアの補給路は完全にロシア軍にコントロールされている。ウクライナ軍が装甲車を動かすとロシア軍の砲撃で潰される。

マーキュリス:ウクライナ軍はパワーをなくしたようだ。今年中にトクマクまで前進するのは無理だろう。ウクライナ軍はスロビキンライン(第一防衛線)を突破していない。ラボチナ村の攻防もまだ続いている。

大地舜:マーキュリスさんは毎日1時間以上、話をする。今日は1時間23分。面白いのだが、長すぎるので、ブログを書きながら聞き流すことも多い。したがって大事なことを聞き逃しているかもしれない。今日のタイトルは

US Looks For Zelensky Ouster, Criticise Tactics; Shoigu Ukr Sept Losses 17K; UK Admits Oil Cap Fail

米国はゼレンスキーの更迭を考えているとのこと。英国は石油価格の上限を60ドルにする経済制裁は失敗したと認めているそうだ。

2023年9月26日 (火)

米国傀儡ゼレンスキー政権は、ウクライナを滅ぼしている。9月26日

ミリタリーサマリー:ウクライナ軍はクリミア半島を攻撃しようとしたが、ロシアの先制攻撃にあって攻撃ができなかった。ロシアはオデッサを猛攻撃して、ドローンやミサイルを撃たせないことに成功した。ロシアはDNPROの工業地帯を大爆撃。飛行場も攻撃、ミグ29が破壊された、この飛行機もクリミア半島へのミサイル攻撃に使われていた。ヘルソン州西岸をロシア軍は再び大攻撃。都市部に隠れるウクライナ軍を500キロ爆弾で攻撃。ラボチナ村やブラッドリースクエアでは基本的に変化なし。ロシアはドネツク南部の前線背後の補給路を完全制圧している。ウクライナ軍は弾薬不足でハイマースを無駄に使っている。バフムートでも戦況には変化ないが、ロシア軍が優勢。クーペン、リマンからは情報が入ってこない。ロシア国防省が意図的に情報を隠している。

マーキュリス:ロシアは勝利を確信した。大攻勢の準備もしている。ロシアはディーゼルオイルの禁輸を発表したが、これは大規模な攻勢用の燃料を確保しておくためのよう。ロシアはウクライナに昨年3月の和平交渉で騙されたので、和平交渉には応じない。ロシア下院議長のインタビューによると、ロシアの勝利は確実となったので、ウクライナが国として存続したいなら、ロシアの出す条件に従って和平をするほかないと発言。ウクライナの人口は53%減っている。ロシア軍は航空部隊が大活躍をし始めている。

大地舜:日本のマスメディアの報道と異なり、ウクライナの敗北は決まっている。だが、欧米は長期戦に持ち込みたい。欧米諸国は猟犬扱いをしているウクライナ人が全て戦死しても意に介しない。ゼレンスキー政権はいまだに欧米の陰謀に気づかないのが不思議。欧米の目的は初めから「ロシアン弱体化」であり、「ウクライナの勝利」ではないのだ。ウクライナという国がなくなる前に、キエフでクーデターが起こるべきだ。現在の米国傀儡ゼレンスキー政権は、ウクライナを滅ぼしている。

 

2023年9月25日 (月)

ウクライナ軍の行動は全て見透されている。動くもの全てが破壊されている。9月25日

ミリタリーサマリー:ロシア軍はなぜかヘルソン州西岸を大爆撃している。私(ミリタリーサマリー)の考えでは、ヘルソン西岸からウクライナ軍が上陸することはないと思う。なぜなら川があって、補給に不便だからだ。ラボチナ村ではロシア軍が激しく攻撃している。ウクライナ軍はタクマク市にクラスター爆弾を打ち込んだ。子どもにも被害が出ている。アブデイエフカなどドネツク南部ではウクライナ軍が大敗北。ウクライナ軍の行動は全て見透されている。動くもの全てが破壊されている。

マーキュリス:6月4日以来、ウクライナ軍は全く前進していない。今週も1000人以上のウクライナ兵が死傷した。今週破壊されたウクライナ軍の戦車は16台。ワシントンポスト紙によると、ウクライナ軍はヘリコプターもほぼ全て失った。操縦できる人もいなくなった。欧米からウクライナにさまざまなミサイルが届くようだが、戦況には影響がないだろう。クリミア半島への攻撃もロシア軍の防空システムが向上すると思われる。ロシアの欧米ミサイルへの対応は常に向上している。ウクライナのミサイルがロシアの海軍司令部を破壊したなどというのはプロパガンダに過ぎない。

ダグラス・マクレガー:ロバート・f・ケネディ・ジュニアを暗殺しようとした男がいたが、ホワイトハウスはJFKJr.に護衛をつけることを拒止している。これは前代未聞。大統領候補者には国家が護衛を手配することになっている。欧米の支配者層は全て退任させなければならない。彼らは自分たちの利益だけを考えて国民を無視している。

スコット・リッター:シリアの大統領が中国を訪問するが、シリアを支援する国としてイラン、ロシアだけでなく中国も加わることになる。

大地舜:ウクライナの敗北はいつまで隠せるのだろうか? 米国は非民主的な国。国民の半分がその日暮らしなのにウクライナには大金を投じている。米国民の半分はスーパーリッチの奴隷状態。

2023年9月24日 (日)

ドイツ製の戦車が破壊されたが、搭乗員はドイツ兵。9月24日

ミリタリーサマリー:ゼレンスキーは今年中に3つの都市を攻略すると言っている、トクマクやバフムートのことだが、欧米の支援があっても難しそうだ。ブラッドリースクエアもバフムートもウクライナ軍の戦争は停滞している。クーペンでドイツ製の戦車が破壊されたが、搭乗員はドイツ兵だった。ウクライナ軍は欧米の兵器を受けてから全てをやりなおさなければならない。

大地舜:今日はこれから若者の結婚式1、5次会に出席。1日潰れる。米国が長距離ミサイルをウクライナに提供する。ウクライナがこれを使って、モスクワを攻撃したら、ロシアには全面戦争に転換する立派な口実ができる。自己防衛のためにウクライナ全土を征服して、傀儡政権を立てるのだ。プーチンは法律家で、中国やインドに説明できる形でしか戦争を拡大しない。

2023年9月23日 (土)

ウクライナの攻撃は力がなくなってきている。9月23日

ミリタリーサマリー:ウクライナはクリミア半島をストームシャドーミサイルで攻撃したが、10機のうち1機だけ、ロシアの防空システムをすり抜けて標的に命中した。ヘルソンではロシア軍が1500キロ誘導爆弾を使って大爆撃をした。ウクライナ軍が兵隊を集合させているため。ヘルソンにはワグナー軍団指揮官が滞在している。ラボチナ村の南をウクライナ軍が攻撃し、撃退されたが、この辺りはグレーゾーンになっている。ブラッドリースクエアの東側でもウクライナ軍が攻撃しているが前進はしていない。ドンバス中部ではロシアが火力でウクライナ軍を圧倒している。1500キロの誘導爆弾が活躍。ドネツク州南部のマリンカではロシア軍が地雷の除去を始めた。ロシアが攻撃を開始するために必要なのだ。バフムートのウクライナ軍は完全に攻撃を停止した。クーペン/リマンではロシア軍が前進。この地帯でも欧米の戦車が使われているが、欧米の戦車が戦場に現れると、徹底的にロシア軍に潰されている。ウクライナ兵は欧米の戦車に乗りたがらない。理由は最初に死ぬことになるからだ。昨日もドイツと英国の戦車が2台、クーペンで破壊された。

Kim Ivrsen:ラン・ポール議員の議会演説「米国はウクライナ支援を辞めなくてはいけない。1.五トリリオンドルの援助をしたが、そのために国債を売った。買ったのは中国だ。中国のお金でウクライナ戦争を支援をするのはいかがなものか? 米国のウクライナ支援額は1日あたり200ミリオンダラーだ。そんなお金があったら、国内の向上に使うべきだ」。ポーランド首相の発言「ウクライナは溺れている人で、非常に危険だ。助けようとすると、こちらが水の深みに引き摺り込まれる。ポーランドは自国の利益を第一にするべきだ」。

マーキュリス:ウクライナは前線で前進していない。ウクライナは敗北していると言ってきたが、間違いなかったようだ。ウクライナの攻撃は力がなくなってきている。士気も非常に下がっている。ザボロジニア州のロシアトップによると、ラボチア村でも高地を占めているロシア軍が優勢。ウクライナ軍は数週間のうちに目的を達成しなければならないが、無理だろう。バフムートもザボロジニア州南部と同様に停滞している。米国ではウクライナに資金を送るかどうかで、大論争が起こっているが、結局、援助は続くことになるだろう。ロシアは昨日、大ミサイル攻撃をした。50機のミサイルがウクライナ全土を攻撃した。久しぶりの大攻撃だ。今回もエネルギー網と防空システムを叩いた。今朝のエコノミスト誌に面白い記事が記載された。エコノミストは過激なネオコンだが、この記事ではウクライナ軍の敗北を認めている。ウクライナ軍には精鋭部隊が残っていないという。さらに兵士が不足しているという。それでもエコノミスト誌は和平交渉に反対している。だが、どうやってロシアに勝つかについては曖昧だ。 欧米は防空システムの開発に力を入れてこなかった。ロシアとは正反対。欧米は南米諸国にウクライナへの武器提供をお求めているが完全に拒否された。米国の同盟国コロンビアにも拒否された。世界は欧米の起こしたウクライナ戦争に反対しているのだ。

大地舜:昨夜の日本のTV番組によると、10月末までにウクライナ軍はトクマクという街まで進軍できるそうだ。ウクライナ軍は圧倒的に勝っているとのこと。中国が米国債を今も買っているならば、中国は米国をさらに消耗させたからだろう。ウクライナ戦争は消耗戦だが、明らかにロシアの方がが欧米よりも生産能力が高い。欧米の武器がウクライナ戦争で消耗されれば、米国は中国に戦争を仕掛けられなくなる。

2023年9月22日 (金)

どこの前線でもロシア軍の砲撃力が圧倒的。9月22日

ミリタリーサマリー:ブラッドリースクエアの戦いは続いているが、ウクライナ軍の損害が大きい。ウクライナ軍がロシア軍の砲撃を受けない場所で兵士を車から降ろし、4キロも走らせて前線に送り込んでいる。ロシア軍は兵隊の群れを見つけると砲撃し、ドローンで攻撃をする。クラスター弾を使えばもっとウクライ兵の損害が増えるが、ロシア軍はあまりクラスター弾を使わない。どこの前線でもロシア軍の砲撃力が圧倒的。ウクライナ軍は高価なハイマースを使って安価なロシア軍の砲撃を叩いている。

The Duran:ブリンケン国務長官がプリンストン大学で講演をした。スピーチ内容を読んだが、米国はすでに唯一の超大国ではないことを認めている。だが、ブリンケンは、米国がすでに弱者になっていることを理解していない。これからはロシアや中国との厳しい戦いになるという。

マーキュリス:米国はウクライナへの長距離ミサイルの提供をやめた。ポーランドの首相が述べたようにウクライナは「溺れる者」となった。ウクライナは孤立し始めている。欧米は長い戦争を望まない。停戦を望んでいる。だが、ロシアに相談もせずに停戦はできない。ウクライナはロシアと話す気がない。米国はゼレンスキーに見切りをつけることになるかもしれないが、ウクライナ政権の中には「強硬派」しかいない。ネオコンのヌーランド国務次官などはロシア本土を攻撃するべきだと発言する強硬派だが、彼女のような人しかウクライナ政権内部にはいないようだ。このままではウクライナという国が滅びることになる。

大地舜:昨日、国連でBRICS+の諸国が会議をしたそうだ。議長はラブロフ外相だった。カナダとインドの関係が緊張しているが、原因はG20を主宰したインドの行動がG7にとっては不満だったからだという。世界は真っ二つに割れてきた。欧米諸国対BRICS+諸国+上海協力機構諸国の戦いになる。日本はどちらの側につくべきか?

2023年9月21日 (木)

ロシア軍の総攻撃が始まる。9月21日

ミリタリーサマリー:1日前、ロシアはウクライナ全土に、ミサイル、ドローンで攻撃した。ロシア軍は1500キロの大型爆弾を使って橋などを壊し始めている。今日は、ゼレンスキーがまだN.Y.にいるが、悪いニュースばかりだ。ウクライナへの兵器供与に関する会議が開かれたが、欧米がウクライナに渡せる兵器はデンマークからの戦車45台とノールウエイからの車だけだ。これでは防御すらできない。ウクライナ軍はこの3ヶ月で少なくとも7万1000人の兵士が死傷。兵器の損失は7600台だが、その中の多くが戦車だ。英国国防省の予測では、ロシア軍の総攻撃が始まる。場所はブラッドリースクエとウクライナ北部の2方面で、合計3方面からの攻撃となる。ラボチナ村や、ブラッドリースクエアが奪回されたら、ウクライナ軍はこの3ヶ月以上、大損害を受けて、何をやっていたのかということになる。ロシア軍の中距離ミサイルが効果的に使われている。これでウクライナ軍の補給路や司令部を破壊している。前線からは40〜ロ50キロと離れた場所だ。ウクライナ軍には制空権がないようだ。ロシアの偵察ドローンが自由に飛び回り、ミサイル攻撃が精密となっている。

大地舜:昨日は忙しくて、ブログが書けなかった。夜は飲み会。会社の若い社長さんと剣道の達人。剣道師範は、世界情勢に詳しかった。日本の政治の裏にも詳しかった。世界情勢に関しては意見が一致した。BRICS+がこれからの世界を支配していくが、日本の外務省も、そういう世界情勢の変化に対応するよう努めているそうだ。日本の官僚は優秀なのかな? 通産省の若手官僚と話した時は、全く欧米に洗脳されていたのでがっかりしたのだが・・・。

2023年9月19日 (火)

ドネツク州の州都の市庁舎がウクライナ軍にミサイル攻撃された。9月19日

ミリタリーサマリー:ヘルソン州西岸へのロシア軍による大爆撃は継続されている。ウクライン軍はハイマースをヘルソンでは持っていないようだ。ザポロジエ州ではラボチナ村への補給路がロシア軍によって攻撃されるので、ウクライナ軍はラボチナ村の西側への攻撃を強めている。ブラッドリースクエアの東側ではロシア軍が反撃して攻め込んでいる。ドネツク州の州都の市庁舎がウクライナ軍にミサイル攻撃された。ドネツク共和国の高官を狙ったものだが、死傷者はいなかった。ドネツク州ではウクライナ軍は1インチも前進できていない。クーペン、リマンではロシア軍が攻撃中。リマン市の兵器保管庫がロシアの戦闘機による攻撃で大爆発した。

大地舜:日本のテレビを見ていると、ロシア軍が圧倒的に勝っているそうだが、ミリタリーサマリーやマーキュリスさんの調査によると現実は正反対のようだ。日本のマスコミは欧米の「ミラープロパガンダ」に洗脳されている。

2023年9月18日 (月)

ウクライナ軍の攻勢は静止した。9月18日

ミリタリーサマリー:ヘルソンの西岸がロシア軍によって大爆撃された。ブラッドリースクエアでは激戦が行われているが、ウクライナ軍は静止したまま。ロシア軍はウクライナの鉄道を破壊できるのにしないのは、なぜなのか?ドネツクでもバフムートでも激戦が行われているが、ウクライナは一歩も前進できていない。クーペン、ミランも変化なし。ロシアの大規模なミサイル攻撃がウクライナ東部で行われた。

The Duran:ウクライナ軍の攻勢は静止した。ウクライナ軍兵士が大量に死んでいるだけ。ロシアの新聞記者が戦場を訪問して報告しているが、内容は、私たちが報告してきた通り。ウクライナ軍は戦車や装甲車の支援もなしに徒歩でロシアの要塞を攻撃している。ウクライナ軍の戦死者数は毎日500人から1000人。BBCの調査でもロシア軍の戦死者は減る一方で、ウクライ軍の兵士の死者数は増える一方だ。ウクライナ軍は損害がひどいが前進は静止したまま。

大地舜:ゼレンスキーがワシントンとニューヨークを訪問するが、成果は何も得られないだろう。ベトナム戦争と同じで、傀儡政権のトップは戦争に負けると捨てらる。それが、これまで米国のやってきたこと。

2023年9月17日 (日)

プーチンは何も急がないだろう。9月17日

ミリタリー・サマリー:先週と今週ではウクライナ兵の死者数が10%減った。理由は不明。前線からのニュースが非常に少ない。大きな動きはない。

大地舜:欧米はウクライナの勝ち目がないことを認めて、ウクライナに停戦を求めている。ゼレンスキーはまだ戦いたいが、欧米の支援なしには不可能。結局、米国の外交問題評議会の会長が求めたように、ウクライナ戦線の現状凍結を欧米は求めている。現状凍結にはロシアが応じないので実現することはない。このままいくと、ウクライナ軍が弱体化する一方で、いつまでも戦争が続くことになる。プーチンは何も急がないだろう。ウクライナ軍の自滅を待つだけだ。

2023年9月16日 (土)

欧米の首脳が嘘を言っていることは目を見ればわかる。9月16日

ミリタリーサマリー:スロビキン将軍がアルジェリアに出かけた。ワグナルの仕事をするようだ。貯水湖の水が減って、まるで陸地に見える。ここもロシアとウクライナの戦闘の場となるだろう。ドンバス全域で戦線は停滞している。米国がポーランドでハイマースの工場を建設中。完成するのは1年後。

The Duran:NATOもウクライナも完全に反転攻勢に失敗した。ドンバス全域でまだ戦闘が行われているが、これは敗北したと認められないために行なっていること。ロシアの防衛線は堅固で、突破されたところは1箇所もない。トクマクまで進軍するなど夢のような話。欧米はウクライナとNATOが失敗したことを認められないでいる。ウクライナ軍はすでに敗北しており、弾薬も足りなくなって、兵士も徒歩で攻撃に向かっている。ロシア側はすでに、ウクライナの攻勢は失敗していると明言。ショイグもプーチンもウクライナ軍は敗北していると言っている。ブリンケン国務長官、ボリス・ジョンソン元首相、ベアボック外相などがキエフを訪れているが、空約束しかしていない。エコノミスト誌のインタビューを読むとゼレンスキーは怒っている。「プーチンとは交渉をしない」とのべ、「私に会いに来る欧米の首脳が嘘を言っていることは目を見ればわかる」という。欧米の首脳は、ウクライナをロシアとの交渉の場につけようとしているが、成功していない。戦場を現状で凍結しろと欧米は言っている、だが、それをしたらゼレンスキーの政治生命は終わってしまう。ウクライナ人も反戦になる。ロシアの言い分を聞かないで停戦することは無理だ。ロシアの要求は明瞭だが、ウクライナには飲めないし、ウクライナの要求も明瞭だがロシアにはとても飲めない。ロシアは欧米以外の世界を味方にすることに成功している。ベトナムもロシアから兵器を購入することにした。ロシアの条件を飲まない限り戦争は終わらない。ロシアの立場は強固だ。

大地舜:ロシアとの戦いで欧米は敗北した。中国との戦いでも敗北することは間違いない。というかすでに中国にも負けている。欧米が世界を支配する時代は終わったのだ。

2023年9月15日 (金)

北朝鮮はロシアに長距離ミサイルを提供する?9月15日

ミリタリーサマリー:北朝鮮はロシアに長距離ミサイルを提供すると思う。11月のロシアの大攻勢にちょうど間に合うだろう。ウクライナは大量のドローンを使ってクリミア半島を攻撃したが、全て失敗した。2日前にS-400防空システムを破壊したとウクライナはいうが、まだ映像などの確認がない。ヘルソンにはウクライナ軍の大軍が集結しているが、動きがなくロシア軍の砲弾の的になている。ブラッドリースクエアにもウクライナ軍は大軍が集まっているが、動きがない。この場所でウクライナ軍はラボチナ村の南の高地を占領している。クーペンとリマンはロシア軍の攻勢が激しいので、ウクライナ軍は南から援軍を送っている。だがドンバス全域で戦線に変化なし。

大地舜:「欧米の敗北」の初校校正を今日から開始。発売は12月になりそう。意外と時間がかかる。

2023年9月14日 (木)

ブラッドリースクエアにはウクライナ軍の大軍が集結しているが動きがない。9月14日

ミリタリーサマリー:ウクライナはストームシャドー・ミサイルでクルミア半島の船修理工場を爆撃。十発のうち七発は撃墜されたが、3つが命中。ドローンも一緒に攻撃に加わったが、全て撃墜された。ウクライナは修理工場や軍港のあるSEVASTOPOLまで、スターリンク衛星網を広げるように、イーロン・マスクに依頼したが、マスクは拒否した。ブラッドリースクエアにはウクライナ軍の大軍が集結しているが動きがない。ロシアの防衛線が強固で、下手に動くと自殺攻撃になる。そこで集結したままだが。ロシア軍の砲撃にさらされている。ラボチナ村にもロシア軍が入り込んでいる。戦場全てが停滞している。

The Duran:プーチンと北朝鮮の金正恩が同盟関係を確認した。北朝鮮は宇宙科学の技術を学べるし、経済関係を強化できるので、失うものはない。ロシアにとって北朝鮮は小さな存在だが、キューバ同様に、同盟関係を強化する方針だ。

大地舜:北朝鮮の人々は貧しい生活をしている。中国やロシアの企業の投資ができるようになれば、この国の国民も豊かになり、国家体制にも変化が出ることが期待できないだろうか。ロシアと中国と組めば、もう米国は怖く無くなるわけだし、超距離弾道弾ミサイルの開発も不要とならないだろうか?

 

 

2023年9月13日 (水)

ロシアはこれからミサイルで大規模な攻撃をする。9月13日

ミリタリーサマリー:ウクライナ軍の攻撃はどこでも停滞している。ブラッドリースクエアーでは南には進んだが、西側をロシア軍が占拠しているので、戦場全体はロシア軍がコントロールしている。ウクライナにはハイマース・ミサイルしかないが、こういう戦場では短距離ミサイルが重要。なぜなら標的は移動していることが多いから。お互いにドローン攻撃を活用しているが、戦場に大きな変化はない。

マーキュリス:ウクライナの攻撃は終わりそう。政治的な攻撃であり、軍事的にウクライナはすでに敗北している。弾薬も少なくなっており、毎日せいぜい二千発しか打てなくなっている。ウクライナ軍は兵器も破壊されており、破壊された戦車の数は500台を超える。ウクライナはPRのための戦争しかしていない。ロシアはこれからミサイルで大規模な攻撃をするだろう。ウクライナ全土で、エネルギーシステム、防空システムが標的とされる。欧米の首脳が大勢でキエフを訪問しているが、悪いニュースしかゼレンスキにーには伝えられない。これ以上支援ができないと伝えている。米国ではバイデン大統領が、個人的な理由でウクライナ戦争に力を入れているのではないかという批判が広がっている。バイデン本人も息子もウクライナからはたくさんお金をもらっているからだ。

The Duran:西ドイツの非工業化が始まっている。インフレが高まり不況が押し寄せている。貿易収支も悪化。ドイツはウクライナと米国のために国益を顧みず、ウクライナ戦争を支持してきた。そのため工業国ではなくなりそうだ。シュルツ首相は何も計画を持っていない。衰退の真の原因は連合を組んでいる緑の党にある。提携している緑の党が強行にウクライナ戦争を支援をしている。彼らが権力を維持している限りロシアとの関係改善も難しい。つまり原子力も石油もガスも、緑の党が止めてしまった。ドイツはヨーロッパの病人となった。

大地舜:日本もドイツのような病人にならないよう気をつけなくてはならない。これまでのように何もかも米国の指示に従っていると、日本は「アジアの病人」になるだろう。特に、台湾有事の嘘に騙されてはならない。

2023年9月12日 (火)

ウクライナと欧米の戦争目的が異なっている。9月12日

ミリタリーサマリー:ヘルソンではロシア軍が攻撃をしているが戦線は変化していない。ブラッドリースクエアも主要補給路がロシア軍の砲火にさらされている。戦場の西側を攻略できないウクライナ軍は、これ以上進軍ができない。東側への攻撃はしているが、補給路を砲撃で支配されているのではこれ以上の進撃は無理。補給路を通るウクライナ軍の30〜40%が破壊されている。ドンバス全域で似たような状態になっている。ウクライナ軍の反転攻勢は失敗している。

マーキュリス:ドンバス戦線には大きな動きがない。

ダグラス・マクレガー:このまま戦争が続けば、ロシアはウクライナ東部を全て占領することになる。オデッサも占領することになる。それでもウクライナが停戦に応じなければ。ポーランド国境までロシア軍が占領する。米国もヨーロッパ諸国でも国民はウクライナ戦争をやめて欲しいと思い始めている。だが政権担当者は戦争を継続したがっている。米国とヨーロッパは分裂してNATOも終わる。EUは参加国に嫌われている。

大地舜:ウクライナのネオナチ政権の戦争目的はネオナチ国家を作って、ロシア系ウクライナ人を二流国民に格下げすることだ。一方。欧米の戦争目的は「ロシアシの弱体化」とウクライナを破産国家にすることだ。「ロシアの弱体化」は大失敗した。弱体化したのはドイツでありEUとなった。だが、ウクライナを破産させることには成功した。ウクライナの豊かな黒土地帯は、ブラックロックやその他の欧米企業によって所有されるだろう。

2023年9月11日 (月)

心配なのは核戦争。9月11日

ミリタリーサマリー:クリミア半島の端っこにウクライナ軍が上陸しようとしている、これで6回目だ。目的は不明。とてもこの場所に橋頭堡を築けるとは思えない。6回ともロシアの戦闘機に船が沈められてウクライナ軍は大損害を受けている。ヘルソン州の情勢に変化なし。ラボチナ村はウクライナ軍が制圧したが、全体的にはロシア軍が、ブラッドリースクエアをコントロールしている。ウクライナ軍の補給路は完全にロシア軍の火力の下にある。火力ではロシア軍がウクライナ軍を圧倒している。ウクライナ軍は各地で自殺攻撃を続けている。ロシアはウクライナ全土にドローンミサイル攻撃をしているが、キエフで大爆発が確認された。10月から12月にかけてロシア軍の大規模攻撃が始められるのではないかという観測が流れている。

The Duran:米国がUAEにロシアと貿易するなと圧力をかけているが無意味。UAE(アラブ首長国連邦)はBRICSに加盟したが、それを米国は嫌だと思っている。UAEもサウジアラビアと同調してペトロダラー取引を削減する計画だ。ロシアには中国から冷蔵庫や洗濯機などの製品が流れ込んでいる。先端半導体も流れ込んでいる。米国はUAEに家電製品をロシアに輸出するなというのは馬鹿げた話。

ダグラス・マクレガー:プーチンの支持率は85%と高い。ウクライナ戦争は、ロシア国民にとっては防衛戦争だ。スエーデンがNATOに参加する理由は、防衛費削減のためだ。現在はGDPの4%を防衛費に使っているがそれが2%で済むことになる。ウクライナの戦力は30~40%しか残っていない。米国では秋から大不況なると思う。中国は穀物不足で食糧をロシアに依存している。台湾有事は米国が作った幻想だ。台湾周辺で中国が軍事訓練を始めると台湾の銀行は資金を中国に送って、安全を図っている。これが現実だ。

大地舜:BRICSが11カ国に拡大したのは素晴らしい。2024年にはさらに多くの国が加盟する。すでに40カ国が加盟を申請している。BRICS銀行は世界銀行の代わりをするし、IMF(国際通貨基金)の代わりとなるユーラシア通貨基金も創設される。5R+という国際通貨も作られる。ペトロダラーが支配する世界は終わろうとしている。心配なのは核戦争。BRICS+を欧米諸国が破壊しようとすると核戦争になる。

2023年9月10日 (日)

ロシア軍が恐ろしい必殺ゾーンをドンバス南部に作った。9月10日

ミリタリーサマリー:ロシア国防省は死者数や兵器の損害の発表の方法を変えた。毎日ではなく1週間ベースになった。それによると、ウクライナ軍の死亡者/戦車・戦闘車/砲力の破壊された数は、ヘルソン州で350人/36台。ラボチナ村近辺では850人/63台/60機、ドネツク州南部1230人/61台。ドネツク州東部2100人/68台/30機。クーペン・リマン(ドンバス北部)875人/54台になっている。戦場を見るとどこでもロシア軍がコントロールしており、ウクライナ軍の損害は莫大。バフムートでは特にウクライナ軍の損失が酷い。ドネツク州ではいくつかの地域でウクライナ軍が包囲されそうだ。ロシア軍が恐ろしい必殺ゾーンをドンバス南部に作った。

GEOPOLITICAL ECONOMY REPORT:米国の庶民は酷い債務超過で生活が危険にさらされている。国民の多くはクレジットカード債務で破産に追いやられている。商業不動産も価格が40%下落しており銀行も不良債権を抱えて苦しい状態にある。自動車ローンも返済できない人が増えている。米国民の50%は破産寸前だが、トップ10%は安泰だ。株式の所有を見ても、54%をトップ1%のアメリカ人が所有している。トップ10だと90%以上になる。国民の半分が所有する株式は0.6%で1%にも満たない。学生ローンの返済ができない人も多い。クレジットカードの返済利子は20%を超えている。労働者階級は貧しくなる一方だ。米国では人種差別も強く、株式の保有者は89%が白人だ。米国では確実に大恐慌が来るが、時期は不明。貧しい者はさらに貧しくなり、トップ1%の富は増えるばかり。

大地舜:米国は貴族層であるトップ1%が絶対的権力を握っている。欧米の支配者層は、米国の貧富の差を世界中にもたらそうとしている。欧米の帝国主義と植民地主義を打倒しければならない。ウクライナ戦争もロシアの豊かな資源を欧米のスーパーリッチたちが、奪おうとして起こした戦争。日本人はNATOや欧米の仲間になってはいけない。

2023年9月 9日 (土)

「戦争は勝つためにするのではない、継続することに意味がある」?9月9日

ミリタリーサマリー:ヘルソンにウクライナの大軍が集結したが動きがない。ロシア軍をヘルソンに引き付けておくことが目的のようだ。ブラッドリースケアでロシア軍がクラスター爆弾を使い始めた。ウクライナの大軍が集結しているので、これは効果的な武器となる。ゲームチェンジャーになるだろう。ラボチナ村もブラッドリースクエアもロシア軍がコントロールしている。主たる戦場はさらに東部のドネツク州に移動している。ロシアは総攻撃の準備ができているが動かない。バフムートでもウクライナ軍は撃退されている。

ダグラス・マクレガー:最新の世論調査によるとポーランド人はウクライナ戦争に巻き込まれることに反対している。10月の選挙でポーランド人の意思が確認されるだろう。ドイツでもショルツ首相への支持率は31%まで下がっている。米国政権は戦争を続けたいと思っているが、これはヨーロッパの問題であり、ヨーロッパの政治家がしっかりと対応すべきだ。このままではNATOもEUも分裂して解体する。米国民はヨーロッパのことは深く知らないが、ウクライナ戦争の実態がわかると、戦争に反対する。欧米はイラクでもアフガニスタンでも軍事介入しては現地を混乱させて現地国民を反米にしてきた。米国はすでに大帝国だ。米国民はそれ以上いらない。遠い外国に介入するのはやめるべきだ。30年前に。ロシアに滞在したが、反米感情はゼロだった。米国はウクライナへの支援をやめなくてはいけない。ウクライナは中立国にするのがベストだ。欧米の経済は不況に堕ちっている。ロシア経済は順調だ。ドイツ国民は米国がノルドストリームパイプラインを破壊したことを、もっと問題とするべきだ。ドイツの技術とロシアの資源が結びつくことを、米国と英国は恐れていた。本当はドイツとロシアが結束すれば、ヨーロッパに平和が訪れるのだ。ウクライナ戦争はヨーロッパが主体になって停止させなくてはいけない。米国は止める気がない。なぜなら、軍需産業も政治家も、この戦争で大儲けしているからだ。米国は中国にも戦争を仕掛けているが、中国は国内問題で手がいっぱいで、戦争には興味がない。米国は軍事支援を停止して、ウクライナにいる軍人も帰国させ、ポーランドにある米軍基地なども閉鎖するべきだ。プーチンは慎重すぎるところがある。早く戦争に決着をつけないと、欧米はロシアが弱いと勘違いして、NATOが参戦するかもしれない。プーチンはナイーブすぎるところがある。これからはBRICSと欧米の戦いが始まる。世界貿易における米ドルの使用も減ってくるだろう。欧米はロシアにもっと敬意を払うべきだ。

大地舜:ジョージオーウエルの『1984』に出てくる支配者たちにとって「戦争は勝つためにするのではない、継続することに意味がある」のだそうだが、現在の欧米の指導者たちも全く同じ思想のようだ。欧米の支配者層はウクライナ戦争を継続することによって、富を得る。だが国民は「1984」の世界のように、いつまで経っても奴隷のように働くだけだ。

 

2023年9月 8日 (金)

ブリンケンはウクライナに停戦の覚悟を迫った?9月8日

ミリタリーサマリー:ロシア軍は、ウクラウナ北部のスミ地方で偵察隊を派遣して、調査を続けている。この方面からロシア軍が総攻撃をする可能性がある。クーペン、リマンではロシア軍が攻勢。ラボチナ村の占拠にウクライナ軍は失敗。ウクライナ軍には女性兵が多い。ともかく大損害を受けている。ブラッドリースクエアでは補給路が全てロシア軍の火力の支配下にある。

The Duran:ブリンケン国務長官がデンマークの首相と共にキエフを訪問。1泊2日の長旅だった。欧米のマスコミは相変わらず、ウクライナ軍が第一要塞線を突破したと報道しているがこれはプロパガンダ。実際にはウクライナ軍は3ヶ月前からほとんど前進していない。米国はバフムートの攻撃をやめてブラッドリースクエアに兵力を集中しろと言っているが、ウクライナ軍のズルージニーは相変わらずバフムートを攻撃しており成果がない。CIAとロシアの情報局のトップが会談した。ロシアのトップは「米国は情勢を見誤っている」と指摘。ブリンケン国長官は、キエフに、これ以上の支援がむずかしくなると伝えたようだ。米国は選挙を迎えており、ウクライナ戦争への過大な支援に対する批判の声が高まっている。ブリンケンはウクライナに停戦の覚悟を迫ったのかもしれない。

大地舜:ウクライナ戦線はかなり静かになったようだ。この戦争はロシアが総攻撃をかけないと終わりそうもない。だがプーチン政権は防衛に徹している。ウクライナ軍の消耗は酷く、兵士も集まらず、集まっても訓練が不十分だ。早く停戦をしてほしいものだ。

2023年9月 7日 (木)

ウクライナは日本と同じように無条件降伏をするしかない。9月7日

ミリタリーサマリー:ラボチナ村はロシア軍が制圧しており、ウクライナ軍の南側への攻撃は失敗した。そこで東側を攻めているが激戦中。ドンバス北部の戦線は停滞している。

The Duran:プーチンが「ウクライナの反転攻勢は失敗したが、ウクライナ軍は戦闘を続けている。このままの状態が続くことはロシアにとって悪いことではない」と述べた。プーチンはウクライナのことを皮肉っている。欧米の新聞はウクライナ軍がロシア軍の第三防衛線を乗り越えそうだと、プロパガンダしているが呆れる。実態を見ると、第一防衛線も突破できていない。実態ではバフムートが主要激戦地になっている。新国防大臣メロフはクリミア半島出身で軍人経験がない民間人。前任のレズニコフ国防大臣は汚職で解任されたが、汚職を追求したら、大臣職につける人がいなくなる。スロビキン空軍大将が家族と休暇中であるという記事がロシアの新聞に写真付きで掲載された、有能な将軍なのでそのうち軍務に復帰すると思う。

スコット・リッター:ウクライナ政権は昔の日本と同じように無条件降伏することになるだろう。何も交渉できずに降伏するのだ。日本は武士道を信奉する軍国主義者が政権を握った。今のウクライナとそっくりだ。無条件降伏をした日本の憲法には「戦争を放棄する」と明記され、日本は平和国家となった。ウクライナにも同じことが要求されることになる。ウクライナでは悪名高いステパン・バンデラを信仰するネオナチ軍国主義者たちが政権を支配している。彼らを無力化しなければならない。日本の軍国主義者が排除されたのと同じことだ。欧米はミンスク合意でロシアを騙した。2014年のクーデターではCIAが活躍して、欧米は民主的に選ばれた政権を打倒し、ネオナチ軍国主義者たちを政権につけた。さらに2022年4月、ウクライナがロシアと和平しようとした時、邪魔をした。ロシアは欧米と交渉をする気がない。交渉の条件はウクライナの無条件降伏となる。現状を見ると、ウクライナ軍の結束は崩れ、ドニエプル川以西の防衛陣地へ急遽撤退する可能性が高い。ウクライナが急いでロシアの3つの条件を全て認めて降伏をするべきだ。3つの条件とは「ステパン・バンデラ信奉者の排除。ロシアに敵対する軍事力の排除。NATOに加盟しないこと」だ。ウクライナが今すぐ降伏しないと、オデッサやハリコフを含むさらに多くの領土を失う危険性がある。ウクライナと欧米のパートナーは、今こそ平和と復興の道へ進むべき時だ。しかし、それはウクライナが降伏し、現実を受け入れたときにしか実現しない。

大地舜:戦争は「真実を知り、真実を語る」人々がいなくなることから起こる。「真実を知り、真実を語る」には、まずプロパガンダの嘘を見抜く力が必要だ。マスメディアに登場する専門家たちの嘘を見抜くことが必要だ。それには様々な情報源を持っていなければならない。イワシの群れに入ってしまっては、真実を見ることができなくなる。イワシの群れに入ってしまったら、常にその外部にいる視点が必要だが、なかなか難しい技だ。

2023年9月 6日 (水)

第二の冷戦が始まった。9月6日

ミリタリーサマリー:ウクライナ軍はブラッドリースクエアで南に進軍、高地を占領。ロシア軍はラボチナ村の中央部を占領して、ウクライナ軍を包囲しようと動いている。ウクライナ軍はハイマース・ミサイルを小さな標的に使いすぎだと思う。ウクライナはこの3ヶ月で六万六千人を失った。兵力の60%を失った。

The Duran:トルコの大統領とプーチンが会談したが、穀物輸出は再開されない。プーチンが記者会見で「欧米が約束を守らない限り、再開はしない」と述べたが、トルコの大統領は反論しなかった。二人の会談の目的は他にあったようだ。プーチンはトルコに、BRICSに参加することを薦めたようだ。IMFはトルコに資金支援をしなかったし、F-16戦闘機の話も消えたままだ。トルコがBRICS+に参加すると、世界情勢が大きく変わる。

Geopolitical Economy Report:第二の冷戦が始まった。米国は国際法に違反して、中国とロシアに経済制裁をかけている。中国がハイテク技術を持たないように制裁をかけている。ロシアの成長をとめ、中国の技術革新を止めようとしている。だがロシアへの経済制裁は逆効果で、ロシア経済が繁栄して、ヨーロッパ経済が不況に堕ちっている。ヨーロッパはロシアから大量にLNGを購入している。中国に続いてベルギーとスペインが、ロシアから大量に液化天然ガスを輸入している。2022年と比較すると輸入量は40%アップ。ノルドストリームパイプが破壊されたので高い価格でロシアから購入している。これはファイナンシャルタイム紙の記事にもなっている。ノルドストリームパイプ破壊で米国とロシアが利益を上げているわけだ。中国の技術革新を防ぐという米国の制裁も失敗している。中国のHUAWEIが発表した最新型携帯電話MATE60PROとIPhoneの14PRO MAXとを比べると、HUAWEIの方が圧倒的に性能が高い。カメラの解像度も圧倒的に中国製が優れており、比べ物にならない。使用しているナノチップも7NMで、世界最高峰だ。すでに、中国は独自に技術開発に成功している。欧米の一極支配という帝国主義は終わりそうだ。

マーキュリス:ウクライナの反転攻勢はプーチンが述べたように失敗した。キエフの目的は達成できないようだ。ロシア国防省の発表では、この3ヶ月でウクライナは六万六千人を失い、戦車などの兵器も7600台破壊された。BBCなど欧米の報道でもウクライナ軍の損害がひどいことが報道され始めている。ロシアの経済は健全で、経済制裁は完全に失敗した。中国は世界最高峰のナノチップ半導体をすでに作って、携帯電話に搭載している。米国の会社が調べたところ、純中国製で、台湾製でも韓国製でもなかった。HUAWEIはロシアの大学とも提携して研究開発をしているので、いずれロシアも最先端の半導体の生産を始めるだろう。

大地舜:欧米は帝国主義者で、常にモノポリを狙っている、独占だ、独占は独裁と同じで、権力を産み、貧富の差を広げる。欧米による帝国主義世界を終わらせなければいけない。

2023年9月 5日 (火)

G20は数年のうちに消える。9月5日

ミリタリーサマリー:大量のウクライナ兵が投降をしているビデオが流れた。ウクライナ軍は後退してくるウクライナ兵を射殺するので、兵たちはロシア軍に殺されるか、ウクライナ軍に射殺されるかしかない。そこで投降を選ぶ。ロシア軍はウクライナ軍の投降者たちを大切に扱うので、ウクライナ兵も安心して投降できる。ウクライナに交換捕虜として帰れるチャンスもある。ブラッドリースクエアの戦場は静か。ラボチナ村もウクライナ軍は制圧できていない。ウクライナの国防大臣がクビになったが、これはウクライナ軍の反転攻勢の終わりを意味するのだと思う。

The Duran:プーチンも習近平もG20に出席しない。時代が変わった。GRICS+の時代になる。G20は数年のうちに消える。習近平はバイデン大統領を嫌っている。電話でも「あなたは信頼できない」とはっきり伝えている。世界中の首脳陣がバイデン大統領を嫌っている。バイデンを好むのはヨーロッパ諸国だけ。

マーキュリス:ラボチナ村の奪取をウクライナ軍は諦めた。東方への攻撃も成功していない。ウクライナ軍のいるところは低地でロシア軍は攻撃しやすい。今の激戦地はバフムートになった。だがここでもウクライナ軍は撃退されている。マリンカ、アブディエフカ、クピアンスクでは、ロシア軍が進撃を続けている。ラボチナ村を守っているロシア兵は500名だがそれで十分に守れる。ウクライナ軍は3ヶ月かけてもラボチア村を突破できなかった。プーチンとトルコ大統領が会うが、トルコはロシアを必要としている。天然ガスの輸入をしたいし、ハブとしたい。原子力発電所も建設したい。プーチンはトルコにドル離れを迫るだろう。BRICS参加も要請するだろう。トルコ国民のロシアに対する感情もフレンドリーになっている。ロシアからトルコへの投資も増えるだろう。G20の力は衰え、GRICS+が重要となる。BRICSにはエチオピアやエジプトが参加したし、アルジェリアも参加することになるだろう。

大地舜:BRICS+の時代がやってくる。アジアとアフリカ、中東、中央アジアの連帯が生まれる。インドネシアもベトナムも参加をするだろうし、G20の時代は終わった。

 

ウクライナ軍はラボチナ村の攻略ができていないし、ロシア軍の第一要塞を突破していない。9月4日

ミリタリーサマリー:バフムートで激戦が行われている。主戦場だと思っていたブラッドリースクエアでは、なぜか戦闘は停止している。ウクライナの投降兵が増えている。ラボチナ村でのウクライナ軍は戦闘をやめた。ロシアの要塞が堅固すぎる。

The Duran:ウクライナは前線をジャーナリストに見せないことにした。戦争の真実が知られてしまうからだ。ウクライナ軍はラボチナ村の攻略ができていないし、ロシア軍の第一要塞を突破していない。ウクライナのドローン攻撃がロシア本土を攻撃しているが、大きな被害は出ていない。プーチンはマクロン、ショルツ、バイデンが電話をかけても電話に出ないので欧米首脳のフラストレーションが高まっている。それでドローン攻撃をしている。

The Duran2:ニジェールでは戦闘が始まりそうだ。マクロン大統領はECOWASにニジェールに軍事介入するように呼びかけた。フランス大使もニジェールを去った。アフリカ連合はECOWASによる軍事介入に反対している。フランスは代理戦争を望んでいる。アフリカの人々は欧米よりもロシアや中国を選ぶようになるだろう。

The Duran3:トルコの大統領はようやくプーチンに会うことができる。穀物合意を止めているのはEU。ロシア農業銀行のSWIFT接続をしないため。5分で接続できることだが、米国が反対している。米国はEUのロシアに対する譲歩を嫌っている。トルコ経済にとってロシアは大事だが、ロシアもトルコを味方にしておきたい。トルコが約束を破ってアゾフ連隊の幹部をウクライナに返還したので、プーチンはトルコ大統領となかなか会おうとしなかった。

大地舜:タイ王国の友人が息子を連れて我が家に宿泊。8月31日から6日まで。それでパーティーなどあり忙しく、昨日書いたブログを1日遅れで出している。息子さんは米国の大学院に行く途中。

 

2023年9月 3日 (日)

ウクライナ軍は多数の戦車を動員して最後の集中攻撃を行う。9月3日

ミリタリーサマリー:クーペンで戦っていたロシア軍の第41精鋭部隊がブラッドリースクエアの激戦地に派遣された。一方、ウクライナ軍は多数の戦車を動員して最後の集中攻撃をブラッドリースクエアで行うようだ。ウクライナ軍はここを突破して奥深くまで攻め込む予定だ。私の予想ではロシア軍は手強く、突破できないと思う。

大地舜:雨のシーズンまで1ヶ月。ウクライナ軍は最後の攻撃を仕掛けることは間違いないようだ。

«和平のために欧米は二つのことをしなくてはならない。9月2日