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2023年1月13日 (金)

ロシアの大攻勢がはじまる。1月13日。

ミリタリーサマリーによると、セルダーの制圧は終わったが、塩の鉱山にウクライナ兵200名が隠れている。ウクライナ軍はこの兵士たちを救出しようとしたが失敗。そのため死者が200人も出た。塩鉱山7も攻略されたが、完全制圧はされていない。塩鉱山は深いトンネルがあり、バフムートにも繋がっている可能性がある。ドンバス北部でもウクライナ軍の損傷が激しくなっている。火力の差は1対7とか10でロシア軍が優勢。ウクライナ軍は全ての前線で守勢。バフムートの陥落も数週間で起こる。これまでロシアの正規軍は待機中で攻勢をかけていない。ベラルーシにロシアの大軍が集結している。ウクライナ軍を惹きつけておくだけならが、5万人で足りるのに、規模はもっと大きい。ロシアの新型戦車T-19の戦場における映像が出回っているが、無敵に見える。ウクライナ軍はバフムートを1月20日まで持ち堪えさせたいと思っている。なぜなら、西洋からの武器援助の大事な会合が20日に行われるため。

アレキザンダー・マーキュリスによると、ゼレンスキーとズルージニー将軍の意見の違いがまた表面化しているという噂が流れている。ズルージニーはバフムートからの撤退を望み、セレンスキーは死守したい。ソルダーもバフムートもロシアに征服されることは確定しているのに、無駄な人命の損失だとマーキュリス。ソルダー攻略の主体はワグナル部隊で行われたが、ロシア正規軍の空挺部隊も支援している。北部のリマンやイジーウムでもロシア軍が攻勢。セルダーとバフムートが陥落すると、次はドンバスの全域がロシア支配地域になる。欧米の戦車はウクライナ戦争に向いていない。重さが30トンと重すぎで、複雑すぎで、使えるようになるまで6ヶ月の訓練が必要。西洋はロシアを分割して、小国にしようと画策しているが無理な話。今では欧米のCNNやネオコンに支配されているウオールストリート・ジャーナルまで、ドンバスでウクライナ軍が苦境にあることを伝え、米国はウクライナ戦争に投資しすぎたと伝えている。ロシアの総司令官が交代したが、これはロシアが総攻撃をするため。これまでブルームバーグの出す数字を信用していたが、これからは信用しない。ロシアの石油の輸出が昨年12月に減ったという報道は嘘だった。ロシア正規軍やチェチェン軍が静かにしているのが不気味。

ニューアトラスによると、欧米が提供する戦車は役に立たない。イスラエルがレバノン侵攻をやめたのは、ロシアの対戦車ミサイルが強力すぎるため。制空権がウクライナにはなく、西欧の戦車は戦場に出てもすぐに破壊される。イラク、シリア、アフガニスタンと同様に、米国はウクライナで敗北する。西洋がウクライナ戦争をエスカレーションしたがるのは、ウクライナ国民にとっては最悪の選択。

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