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2024年4月14日 (日)

壁に追い詰められたイスラエル。4月14日

ミリタリーサマリー:ウクライナの若者が川を泳いでルーマニアに亡命した映像は250万回再生された。ヘルソンやタクマク市にロシア兵が集結しており、ウクライナがハイマースで攻撃。米国の戦争研究所の見通しでは、ロシア軍はこの夏に、4か所から総攻撃をする。ヘルソン、ドネツク、ルガンスク、そしてハルキフだ。ノエミマエルフカからウクライナ軍が撤退した。全ての前線でロシア軍の占領地が拡大している。ロシアはウクライナ西部とキエフの発電所をミサイル攻撃。ドイツはパトリオットシステムをウクライナ西部の天然ガス貯蔵所を守るために提供。ここを破壊されると欧州の天然ガス価格が上昇する。

The Duran:イスラエルはイランの領事館を破壊して、イランと米国を戦争に巻き込もうとしている。理由はイスラエルの戦争が失敗しているため。ハマスを殲滅できず、世界の世論は反イスラエルで、欧州諸国もイスラエルに批判的。米国も拒否権を使わなくなった。イスラエル経済も破綻しそう。壁に追い詰められたイスラエルは過激な行動をして、乗り切ろうとしている。それには米国を巻き込んでイランを攻撃するのが有効だと考えている。イランはこれがイスラエルの罠だと知っているので、簡単には誘いに乗らない。だが、時期を見てイスラエルを攻撃するだろう。ハマスを支援しているのはカタールであってイランではない。10月7日のテロにイランが関係していなかったことは米国も認めている。イランの経済は順調で、サウジアラビアとの友好関係も樹立できた。イランは戦争をしたくない。

エステバン・アルミロン(南米の歴史経済学者):アルゼンチンは、2世紀以上もの間、常に外国の帝国権力に借りた返済不可能な対外債務に囚われてきた。歴史的に見て、対外債務の重要な側面は、それが外国の通貨、支配帝国が管理する世界貿易通貨に基づいているということである。かつては英国ポンドだった。1944年以来、それは主に米ドルである。米国はドルを「印刷」できるが、アルゼンチンはできない。外貨建ての対外債務を抱える南半球の他の国々も同様だ。これらの国々がドルを手に入れる方法は、輸出と借入の2つしかない。経済の一部分野に秀でていれば、輸出を増やして国際収支を改善することもできる。アルゼンチンはこれまで8回も債務不履行に陥っている。アルゼンチンの支配層は過去200年間ほとんど変わっていない。スペイン帝国からの独立宣言からわずか8年後の1824年、アルゼンチン共和国はイギリスの民間銀行、バーイングス銀行から100万ポンドの融資を受けた。当初の100万ポンドの融資のうち、アルゼンチンが受け取ったのは57万ポンドだけで、残りの莫大な金額は手数料として消えた。1827年までに、アルゼンチンは債務を返済することができなくなり、最初の債務不履行に陥った。アルゼンチンはその後、19世紀に2度債務不履行に陥り、増大する利子を払い続けるために新たな国債を発行しなければならなかった。アルゼンチンの当初の債務が正式に返済されたのは1904年のことだった。80年、3世代以上の歳月を要し、当初の価値の約8倍の費用がかかった。アルゼンチンが最初に経験した新植民地債務の罠を簡単に説明したが、これは、その後の2世紀に開発されたより洗練された詐欺の表面をかすめたに過ぎない。今日、旧植民地を返済不可能な債務で罠にかける行為は、新植民地実験室で何十回もテストされた、よく練られた財政的、外交的、政治的、法的戦略の結果である。

大地舜:よく中国が「債務の罠」を仕掛けていると言われるが、これはミラープロパガンダなのだ。実は欧米諸国の得意技が「債務の罠」だ。それはアルゼンチンを見ればよくわかる。

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