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2024年5月16日 (木)

「支援する」と言いながら、米国は手を引く。5月16日

ミリタリーサマリー:ハルキフ西部のLYPTSI市が陥落するのは時間の問題だ。ウクライナ軍は支援部隊を送らないことにした。ウクライナはハルキフ市を陣地として、ロシアと戦うことにした。人口150万人いるハルキフ市を陥落させるのは大仕事になるからだ。だが現在のロシア軍は衛星で全てを見ることができるし、兵器も近代化している。2021年とは大違いだ。ウクライナ軍はロシア軍の能力を軽く見てはいけない。ドンバスではロシア軍が圧倒しており、ウクライナ軍の抵抗が少ない。だがロシア軍も6ヶ月も攻勢を続けており、一休みが必要になるだろう。昨年のウクライナによる反転攻勢の成果であったラボチナ村が、完全にロシア軍によって掌握された。チェコのロシア嫌いの大統領が「現実を見据えて和平交渉に入るべきだ」と主張した。

The Duran:中国と欧米の貿易戦争が始まっているが、中国は一歩も下がらずに、ロシアとの貿易を続けるだろう。米国だけでなくEUも中国の電気自動車に100%の関税をかけると脅している。だからロシアとの貿易をやめろというのだが、論理的におかしい。中国がロシアとの貿易をやめてロシアが滅びれば、次は中国が滅ぼされる。

ジェフリー・サックス:イスラエルと米国はますます世界で孤立している。アラブ諸国はイスラエルのガザにおける大虐殺に驚いた。だが、それ以上に驚いたのは世界中の国々がパレスチナの味方になったことだ。トランプはイスラエルの味方だが、今の状況でイスラエルの味方をするとは思えない。バイデン政権はガザの件で若者の支持を失った。選挙には勝てそうもない。イスラエルの経済は崩壊している。ウクライナは最後の時に近づいている。ブリンケン国務長官がキエフで語ったことは、ベトナム戦争とアフガニスタン戦争の終わりの時とそっくりだ。「支援する」と言いながら、米国は手を引いた。バイデン政権は外交交渉することを知らない。2021年12月15日にプーチンがNATO問題で建設的な提言をしたが、無視した。欧米の傲慢さがウクライナ戦争を引き起こした。

シーモア・ハーシュ:ジョー・バイデンはイスラエルの盟友を牽制することができないし、牽制する気もない。何カ月も優柔不断だったバイデン大統領が、ついにイスラエルへの米国製爆弾の納入延期を命じた。だが、その延期はまだ実施されておらず、イスラエル軍がラファでハマスの指導者を狩る仕事には何の影響も及ぼさないだろう。ガザ戦争の最終段階は、ラファ地下の迷路のようなトンネルで進行中だ。12本のトンネルのうち5本が水没し、イスラエルの大隊が、ネタニヤフ首相の最終目標であるハマスの指導者、ヤヒヤ・シンワルに向かって、暗闇とブービートラップの仕掛けられたトンネルの中を進んでいると聞いた。ある情報通のアメリカ政府高官が語ったところによると、ネタニヤフはトンネル内の "全員 " "死ぬ "と約束している。この政府関係者は、さらにこう付け加えた: 「あなたはビビが嫌いかもしれないが、あなたに投票権はない。イスラエル市民が主導権を握っており、彼らは指導者を求めているし、持っている。ハマスの脅威は現実のものであり、国民は、自分たちが聞きたいことを言うだけでなく、やってほしいことをやってくれる人物を求め、そして手に入れている」。現在、ハマスがガザ北部を実効支配している。イスラエル国防軍は北部で再び散発的な戦闘を行っている。ネタニヤフ首相は戦争の失敗を黙認している一方、ガザの北と南を隔てる分断壁を建設するように命じている。この壁はイスラエルとの国境から地中海まで続くもので、ハマスの北側支配を制限するのが目的らしい。バイデンはこの秋、どの大学のキャンパスでも選挙運動ができないかもしれない。

大地舜:日本のマスメディアによるニュースは面白い。「世界」の見解と正反対のことが多い。最もこの場合の「世界」とは、欧米の10億人を除いた「世界」の87%の意見だ。日本は米国とイスラエル同様、国際社会でこれからますます孤立していくと思う。

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