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2024年5月26日 (日)

世界は熱い戦争の危機を迎えている。5月26日

ミリタリーサマリー:ハルキフ国境西部のLYPTSI市攻防戦ではウクライナ軍の兵士の数がロシア兵の3〜4倍になった。ウクライナ軍は反撃をしている。だがロシア軍にとって反撃は想定内であったようだ。この10日間、ロシア軍の進軍が遅いと思っていたら、ロシア軍は工兵隊を使って塹壕を掘り、地雷原を作って守りを固めていた。ウクライナ州東部の国境にはウクライナ兵の大集結は見られない。鉄道がないためだ。ハルキフ州国境地帯のロシア軍は積極的防衛に方針を変えている。一方、ドネツク州ではロシア軍が占領地拡大の速度を上げている。激戦地のCHASIV YAR東部からウクライナ軍が撤退を始めたが、退路を絶たれている。ウクライナ全土でスターリンク衛星網の使用ができなくなった。イーロン・マスクは「ロシアが妨害方法を開発した。これに対応しようとしているができていない。費用がかかりすぎる」と述べている。ウクライナ軍は目と耳を失った。

The Duran:世界は熱い戦争の危機を迎えている。ミンスクでロシアとベラルーシが首脳会談を開いているが、これはNATOのエスカレーションにどう対応するかを相談している。NATOはまず間違いなく、ロシア本土への長距離ミサイルによる攻撃を行う。ウクライナを訪問した英国の国会議員は、「ウクライナの国民と軍隊の士気が低落している」と報告した。英国、米国、フランスのミサイルがロシア本土の攻撃に使われたら、ロシアは世界各地の欧米軍事基地を攻撃するかもしれない。あるいはすでに攻撃しているゲリラ部隊を支援する。

ドラゴ・ボスニック(独立系の地政学・軍事アナリスト):アメリカは2つの世界大戦で莫大な利益を得、植民地帝国を拡大し、今日に至るまで世界を最大限に搾取している。イギリスは冷戦の間、直接的な植民地支配力を維持することはできなかったが、それでもイギリス王室や英連邦のような組織を通じて、間接的にその多くを維持していた。現在、ロシアと中国の両国は、この体制が崩壊するよう、足並みをそろえて取り組んでいる。この2つの超大国の協力関係は、西側政治にとって大きな問題である。米国とその属国・衛星国は、この同盟関係を弱体化させるために外交を行い、数十年にわたってロシアと中国の関係を凍結させた。だが、世界一流の外交官は、他国に出向いて腕ずくとしか言いようのないことをする官僚的イエスマンに取って代わられた。この方法は無力な相手には有効かもしれないが、西側の政治指導者たちは妄想を抱くようになった。最近のアメリカ高官の中国訪問はその証左であり、文字通りの脅しを「外交」をしたため、北京は即座に彼らを送り返した。ウラジーミル・プーチンも習近平も、それぞれの国の主権を持つ指導者である。政治的な西側諸国とは対照的に、彼らは約束を守り、露中同盟は現在、当初の予測をはるかに上回るスピードで成長している。中国の地政学的戦略転換のもう一つの重要な側面は、新しい海軍ドクトリンだ。北京は陸軍兵力を大幅に削減し、海軍力の増強に数千億ドルを投資している。中国が海軍に重点を置いていることは、アジアの巨人が真の脅威を誰と考えているかを示す明確な指標である。ワシントンDCがモスクワと北京を憎み合うようにすることを夢見続けている一方で、露中はさまざまな分野で膨大な知識と専門知識を共有することで、軍事・科学協力を強化している。このパートナーシップは、それぞれの国益に対する相互尊重に基づいている。中露同盟は外交と地政学のあるべき姿の青写真の役割を果たしている。BRICS+内の関係の力学が、いかなる国の内政や外交にも干渉しないことを示している。これは将来の世界的な平和の方程式であり、西側の暴力的な海洋帝国とは対照的である。

大地舜:世界は第3次世界大戦の前夜を迎えている。欧米諸国の帝国主義にはストップをかけないといけない。現在の世界の「悪の枢軸」は英米だ。

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