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2024年6月 7日 (金)

米国はキューバ危機の再来を企画している。6月7日

ミリタリーサマリー:ハリコフ国境東部ではロシア軍が1日に400メートル前進。兵力はウクライナ軍が3とするとロシア軍は1。ウクライナ軍はNATOサミットの前までには、PR戦果を上げなくてはならない。ヘルソン州にウクライナ兵はいなくて空っぽだ。ロシアの戦艦が黒海を移動している。オデッサが攻撃されるのかもしれない。

ジョン・ミヤシャイマー(シカゴ大学教授):大虐殺国家イスラエルは7万トンの爆弾をガザ地区に投下した。イスラエルとハマスの和平はありえない。これからイスラエル北部におけるヒズボラとの戦争が過激化する。ネタニヤフは9月1日までに6万人のイスラエル人避難民をイスラエル北部に戻すというが、それまでにガザの問題を片付けられるとは思えない。

The Duran:世界銀行によるとロシアは日本を抜く経済大国となった。GDPは米国の3分の一までに拡大した。欧米がロシア本土まで攻撃したら、ロシアはイランや北朝鮮などの反欧米諸国を支援して、代理戦争をさせることを示唆した。プーチンの演説はウクライナ人も数百万人が聞いている。プーチンは上手に反ゼレンスキー感情を盛り上げている。ウクライナ政権は米国政権の支配下にあるが、ゼレンスキーはもうすぐ解任される。召集年齢を18歳まで引き下げるなど、ウクライナ国民が嫌う政策をゼレンスキーにやらせたら、お役御免となる。スイス和平会議はゼレンスキー政権の正統性を示すことが狙いであったが、習近平もバイデンもモディもサウジアラビアの皇太子も来ないので、ゼレンスキーの目論見は失敗した。米国はキューバ危機の再来を企画している。キューバ危機の再現ができればロシアと米国が対等に交渉できる。今のまま NATOがロシアに完敗するのは「我慢できない」のだろう。欧米諸国の顔が潰されたことになるからだ。キューバ危機の再来を図ることは、危険なギャンブルだ。

セイモア・ハーシュ:バイデンが先週提示した停戦提案には根拠がなかった。バイデンは次のように述べた。「イスラエル、カタール、エジプトをはじめとする中東諸国の指導者たちとの多くの対話を経て、イスラエルは包括的な新提案を提示した。それは、永続的な停戦とすべての人質解放へのロードマップだ」。この話は素晴らしく聞こえ、多くの見出しを飾った。しかし、ある事情通のアメリカ政府高官と話したところ、それは純粋な政治的でたらめであることがわかった。バイデンがイスラエルによるガザでの民間人虐殺に断固とした道徳的立場をとることができない今、バイデンの金曜午後の「平和は目前に迫っている」というスピーチは、政治的牽引力を得ようとするホワイトハウスの慌てた努力に過ぎない。

大地舜:プーチンは欧米の狙いをことごとく見抜いている。したがってキューバ危機の再来もない可能性が高い。日本は、米国のギャンブルに巻き込まれて3はいけない。米国は台湾でもギャンブルをしようとしている。

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