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2024年6月 8日 (土)

ロシア国民も指導者も欧米諸国への尊敬の心を失った。6月8日

ミリタリーサマリー:ハルキフ州ではウクライナ軍が反転攻勢をかけているが戦線は停滞している。ウクライナ北部のスミイ州ではロシア軍が集結しており、ウクライナ軍は攻撃をしている。ドンバス地方ではロシア軍が優勢だが、占領地の拡大速度は遅い。

GILBERT DOCOTOROW博士(ベルギーの歴史家・作家・プーチン研究家):プーチンはシリアやイラクの反欧米グループに支援をして欧米諸国に反撃すると言っているが、本音は別だろう。まず叩かれるのはキエフだ、次にポーランドの軍事基地だ。ポーランド基地には米国の兵士もいるがそれでも遠慮なく叩く。ロシアはNATO第5条など気にしない。5条はNATO参加国に共闘を強制するものではないからだ。それでも欧米諸国がロシア本土への攻撃をエスカレートしたら、英国、フランス、ドイツの軍事基地を攻撃する。だが米国本土は攻撃しないだろう。核戦争になるのは米国もロシアも避ける。ロシア国民も指導者たちも欧米諸国への尊敬の心を失った。熊は立ち上がったのだ。欧米諸国は過去30年間、ロシアをバカにしてきた、その結末が現在だ。

アレックス・ロー(コラムニスト。香港大学講師):台湾の新指導者、ウイリアム・ライ・チンテの就任の数日後、人民解放軍(PLA)は数日間にわたって島周辺で実戦的な訓練を行った。ライの煽動的な就任演説は、大陸からの意地悪な反応を引き起こした。就任初日にこのような宣言をしたのなら、残りの任期はどうするつもりなのだろうか?彼は就任式で島を「主権」を持つ「国家」と呼んだ。今回のPLAの訓練は、間違いなく2022年のものよりもさらに激しく、脅威的だった。北京は、PLAの訓練を「独立」を求める台湾分離主義勢力に対する「懲罰」と呼んでいる。台湾は米国の駒に過ぎない。米国とのこれ以上の軍事的・政治的提携は、ワシントンの利益になるだけであり、台湾自身の安全と存在そのものをますます脅かすことになる。中国大陸はアメリカに勝つことはできないかもしれないが、島を破壊することはできる。アメリカは、台湾の経済を犠牲にしてでも軍事力を増強させたいと考えている。台湾を挑発に使うことは、アメリカにとって効果的だ。ワシントンは北京をいじめっ子として描くことができ、中国包囲網をさらに正当化し、この地域の同盟国に従属を強いることができる。

大地舜:日本人の中国嫌いには驚く。何が原因だろう? 欧米・日本のシンクタンクによる中国研究書を読めば、中国が守りの国であり、発展途上国であり、国内に多くの問題を抱えており、世界の覇権などを考えていないことは明らかだ。平和志向の国なのだ。なぜ日本のマスコミは反中国的なのか? 欧米に洗脳されているだけなのか? 中国に経済規模で追い抜かれたので、嫉妬しているのか? 日本はインドやインドネシアやロシアにも、経済規模では抜かれる。日本の過去30年間の経済停滞の原因は、日本が欧米諸国の意向に従っているからであることに、なぜ日本人は気づかないのだろう? 21世紀が欧米の帝国主義・植民地主義の支配している世界であることに気がついていないのが原因か?日本の真の敵はアングロサクソン帝国主義なのだが・・・

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